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ちょうど3日からシンガポールに行くというホワンくんと一緒に
寝台列車に乗ってやってきましたシンガポール。

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日本語案内が書かれていて非常に分かりやすいマレーシア&シンガポールの電車駅

いやぁ、実はシンガポールは
会社員時代に出張で来たことがあるんで、
一応知った小さな国だし、物価が高いシンガポールには
今回の旅では再訪するつもりはなかったんですけど・・・

3つの理由により、
今回の旅で訪れることに。

一つ目の理由は・・・
ホワンくんの友人で
シンガポールで宿を運営しているSKさんと
ホワンくんつながりでFBで繋がってまして。

いろいろコメントくれて
めっちゃよくしてくれるので、
これはぜひとも本人に会っておかねばって思ったし、
さらに、チャリダー好きのSKさん、
彼の宿<Tree in Lodge Hostel>は、
なんとチャリダーだと半額にしてくれるんですよ。

まぁ、今回オイラは自転車同伴じゃないんですけど(笑)
ありがたいことに、一応チャリダーってことで、半額にしてあげるって言ってもらえまして。
なら、宿代が高いシンガポールもなんとかなるか、
ってことで、シンガポールに行くことにしたんです。

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で、リアルに会ったSKさんは
FBでやりとりをする以上にいい人でした。
いやぁ、来てよかったよ、シンガポール。

二つ目の理由は・・・
前回来た時、マーライオンが水を吹いてなかったんですよ。
工事中かなんかで。
世界ガッカリスポットの一つと言われているマーライオンが、
水を吹いてないなんてもっとガッカリだったワケで。
まぁ、リベンジっていう意味もあって、
水を吹いているマーライオンを見てみたいって気持ちがあったんです。

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で、水を吹いているマーライオンは
意外とよかったですよ。
世界ガッカリスポットって呼ばれるほど
ガッカリする場所じゃないと思うんだけど。
みんな期待が高すぎるんじゃないの?

さてさて、三つ目の理由は・・・
次か次のブログで明らかになると思いますんで、
しばしお待ちを。

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2015.06.03 Wed l シンガポール l コメント (0) l top
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オイラがこの旅で追い求めているカレーと餃子。
その二つを見事に融合させた<モモ>なる料理に
ネパールで驚かされたのだが・・・

ここ、シンガポールで
またカレーと餃子の融合料理に出くわせてしまいまして。

オイラがカレーと餃子好きだということを知っているSKさんが、
アラブストリートのザムザムという店で、
ムルタバックを食べてみるべし、
とアドバイスをくれたので、行ってみたところ・・・

出てきたのは、
薄く薄く延ばした小麦粉の皮で、
肉と野菜を炒めたものを平たく置いて包んで鉄板焼きにしたものだった。

以前トルコを走っていた時、
「これはトルコ版餃子だ」
と思った<ボレキ>そっくりの料理。

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そうそう、オイラ自身は見なかったのだが、
実はイスラム圏の国々には、
このボレキに似た<ムルタバック>っていう料理が定番料理としてあったらしい。

ムスリム大国のインドネシアに近い
シンガポールでは、イスラム料理を出す店もたくさんあるのだ。

で、このムルタバック、
ボレキと違うのは、
付け合わせにカレーのルー的な皿が一緒に出てきて、
食べる時にカレーにつけて食べる点。

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これが、まさに<カレーと餃子を融合した見事な味>でして。
いや、正確にいうとムルタバックは、餃子に似たもので、餃子ではないのだが・・・

まぁ、でも、
フツーの餃子にカレーのルーをつけて食べても、
う~む、という組み合わせになってしまうのだが、
このムルタバックスタイルの包みに、カレーのルーはめっちゃ合う
ってことで、カレーと餃子の融合料理を考える際、
このムルタバックは非常に参考になる。

ちなみに、このムルタバック、
ムスリムインドでは食べられているようなのだが、
同じインドでもヒンドゥー圏では食べられてないらしい。

なので、インドに行ってもなかなか食べられるものではないとのこと。

カレーの本場インド、スリランカ
・・・以外の周辺の地巡りも、変わり種カレーに出遭えて、期待以上に面白い。

2015.06.03 Wed l シンガポール l コメント (0) l top
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本日、ホワンくんが職探しで忙しいということで、相手をしてもらえず(涙)
代わりにSKさんが付き合ってくれることに。

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今日はジョブインタビューに行くというホワンくん。襟付き服を着たの初めて見たよ・・・

っていうか、SKさん、宿があるのに・・・
オイラとの遊びなんかに付き合ってもらっちゃっていいんすか?

と、内心ちょっと面目ないという思いがないワケではないのだが、
まぁ、こういう時は開き直って甘えちゃったほうがいいんで、ハイ。

さて、SKさんが連れてきてくれた場所はカトン地区。
少なくなってきたプラナカン様式の建築がいまだ沢山見られる場所だ。

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シティセンターからは離れているので、プラナカン好きな人くらいしか観光客は訪れない。ローカル色が強い場所カトン地区。

プラナカンとはニョニャの別称。
マレーシアと中国が融合した文化の名称。

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それっぽい建物が並ぶ素敵な場所ではあるが、
花より団子なオイラの興味は、もちろんニョニャ(プラナカン)料理。

こういったオイラの興味癖は、バッチリ分かっているSKさん。
もちろん、まず、案内してくれたのは、
<ラクサ>がシンガポール一美味いという店。

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さすが、SKさんのおススメなだけあって、ここのラクサは激ウマだった!

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ラクサの隣にあるのが<オタ>というサイドメニューも美味かった。魚の練り物を焼いたもので、スパイスを利かせているところが、ニョニャ流。

ベースとなっているココナッツミルクが
めっちゃフレッシュで、
もう、それだけで、5億点つけられるようなお味。

ラクサっていうと・・・
そう、ブログにも書いた通り、実はペナンでも食べた、あのラクサ。
が、ペナン・ラクサとシンガポール・ラクサは
同じラクサでも、別物だった。

ペナン・ラクサは、アッサム(タマリンド)をガッツリ効かせていて
酸っぱさを強調させた味なのだが、
シンガポール・ラクサは、ココナッツミルクをたっぷり使った
まろやかさを強調させた味。

融合料理であるラクサ、
場所によって融合のさせ方が違うのが興味深い。

料理研究家としては、
こういった多様性が研究対象としての面白さであると思う反面、
貧乏旅行者としては、
違いを見極めるために、それら全てを食べつくして
味を吟味しなければならないのが金銭的にキツかったりするのだが・・・

幸せなことに、
食べ物に関してはホント多くの人から奢っていただけているオイラの旅。
おかげで、食興味を断念することなく、追及できているこの現状に、ホント感謝感謝です。

さて、
続いてSKさんがおススメしてくれたニョニャ(プラナカン)料理が
餃子に似たヌゴー・ヒアンという
鶏肉と海老のミンチを湯葉で巻いた食べ物。

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付け合わせの甘辛ソースと合わせると絶妙な味。でも、まぁ、餃子というよりベトナムの春巻きに近いかも・・・

小麦粉の皮で包む餃子とは違った食感が面白い。
もし餃子の店を出すならニョニャ料理代表としてメニューに加えたい一品だな、これは。

さてさて、食後には甘いものを、ということで、
SKさんおススメのニョニャ(プラナカン)スイーツを二つほど食べたのだが・・・

この二つがこれまた猛烈に激ウマでして。

まず、オンデ・オンデという
ココナッツをまぶした餅菓子。

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一番通路側に並んでいる緑色のやつがオンデ・オンデ。他の色のやつは味がそれぞれ違う。

これが、今まで食べた菓子系食べ物ナンバーワンと言ってもいいくらいの美味さだったのだ。
絶妙な柔らかさの餅の中に、ココナッツシュガーで作ったという黒糖の蜜が入っていて、
この蜜のとろけるような甘みとモチモチ感とのハーモニーが超絶妙。

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これが大好物というSKさん。
なのに、勧めるだけで、自分は食べない。
何故?と聞くと、
毎日このオンデ・オンデを食べ過ぎて虫歯になってしまい、
今、オンデ・オンデ禁止令が出ているという(笑)

そして、二つ目に食べたのが
ルンパ・ウダンというこれまた餅菓子。
ただ、こちらは、お菓子といいつつも、もち米で、スパイシーな海老の餡を包んだ、甘くはないおやつ。

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これがまた、美味しいのなんのって。
口の中に入れた時に濃厚に広がる海老の味とモチモチ感のコンビネーションがたまらない。
甘くないので、オンデ・オンデとは競合せず、
こちらは、今まで食べた<軽食ランキング>でトップレベルなお味。

それにしても・・・
ペナンでニョニャ料理屋に行って
一人でニョニャ料理を食べた時は、
正直中華料理と味の違いをあまり感じなかったのだが、
SKさんにいろいろ説明してもらいながら、
ザッツ・ニョニャ料理というモノをチョイスしてもらったら、
ああ、なるほど、これがニョニャ料理なのね、とようやく分かった気になれた。

これらの料理、
見た目はなんとなく中華風でしょ。
中国行けば食べれそうな気がするでしょ。
でも、やっぱりこの味は中華にはない。
これは、ここでしか味わえないニョニャ(プラナカン)料理。

なので、ここで存分に味わっておかなきゃ。
ただし、オンデ・オンデを食べ過ぎて、虫歯にはならないように気をつけることにしよう。

2015.06.04 Thu l シンガポール l コメント (0) l top
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結局マレーシアのペナン島では
写真撮影用にと、
フィッシュヘッド入りのフィッシュヘッドカレーを
もう一度食べたんですが・・・
まぁ、当然ながら、切り身カレーと味は同じ。

で、シンガポールにも
フィッシュヘッドカレーがあると聞いたので、
これまた食べに行ったところ・・・
これが、全然味が違ってたんですわ。

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ペナン島のフィッシュヘッドカレーは酸味が強く、
タイのカレーに近い感じだったのだが、
シンガポールのフィッシュヘッドカレーは香辛料が強いというか
よりスリランカカレーに近い感じ。

ラクサと同じく、
カレーも場所が変わると味も変わるってところが興味深いマレー半島。
縦断しながらの食べ比べ旅が面白い。

2015.06.05 Fri l シンガポール l コメント (2) l top
ウガなか
なるほどペナン島のもシンガポールのもフィッシュヘッドカレーというのは食べたこと無いですが(知らずに食べたかも)、シンガポールのがスリランカカレーに近いというのはわかる気がします。タミル語が公用語なくらいタミル人が多いですからね。北部スリランカの食文化が根付いてるのかも。食は面白い!


チャリヨシ
ウガなかさん、だんだん大好きなスリランカカレーの味に近づいてきたんで、個人的にテンションも上がってきているところなんですが・・・やっぱりこの辺はタミル人が多いんスか。なるほど、どうりで。それにしても、食から人種や文化のつながりが見えてくるってのが、ホント面白いです。



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長らく引っ張ってしまった
シンガポールを訪れた三つの理由の最後の一つなんですが・・・

実は、大学時代、サークルが一緒だった友人が
今、シンガポールで働いてまして。
そんな友人、粕谷くんに会うためってのが、三つ目の理由だったんです、ハイ。

で、本日、
いかにもシンガポールらしく、
ベタにマーライオン前で待ち合わせをして、
7年ぶりに再会。

それにしても、
旧友との再会ってやつは、
少々の年月のブランクなんて全然感じさせないから不思議。

会う前までは、
久しぶりだから話が合うかなとか、
ドキドキしたりもするのだが、
いざ会ってみると、すぐにあの時の空気が戻ってきて、
あれっ?7年も会ってなかったんだっけ?ってなことになる。

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旅の話、
ドラムの話、
家族の話、
仕事の話、
世界の話・・・
なんか、めっちゃ話しちゃったよ。

もともとオイラの初海外旅が、
学生時代当時スペインに住んでいた粕谷くんのご両親宅訪問だったりして・・・
その時一緒に巡ったスペイン旅があまりにも面白すぎたってのが、
今回の旅につながっていなくもないワケで、
なにげに、オイラのその後の人生に大きな影響を与えた大事な友人の一人。

そして、本人もいろんな場所での海外生活を経験している粕谷くん。
グローバルな視点で話が通じ合う貴重な友人でもあるのですよ。

いやぁ、楽しい夜でした。

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2015.06.05 Fri l シンガポール l コメント (0) l top