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いよいよ中国へ再入国。

前回、ウイグル自治区での国境越えは
入国する時も出国する時も
荷物の中身を全部いちいちチェックされ、
パソコンやカメラのデータまで
ガッツリ調べるという徹底ぶりが超メンドウだった
中国のイミグレ。

まぁ、中国だからしょうがない
と覚悟して臨んだのに・・・

え?荷物ノーチェックで通っちゃっていいんですか?

今回は、驚くほどアッサリ通過出来てしまった。

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う~む、国境によって対応が全然違うんだな。
身構えて損したよ。

さてさて、
中国に入った瞬間、
文字表記が全て漢字になった。
これが妙に嬉しい。

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とりあえず今日の所は国境から13kmほどのところにある
Pingxiangまで走ったのだが、
走りながら感じるのは、なんだかホッとする安堵感。

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これは看板が漢字表記で分かりやすいからなのか
二度目の中国だからなのか

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とにかく、居心地がいい。

Pingxiangで宿にチェックインし、
ネットにつないでみたら、
懸念していてVPNのつながりも前回とそんなに変わらない。
ふ~、これも杞憂だったな。

まぁ、あれこれ考えるより
とりあえず、入ってみればなんとかなるってもんなのだ。

いろいろホッとしたところで、飯。

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屋台で食べる焼き麺が超絶美味い。
いやぁ、ベトナム以上に美味い。
っていうか、
中国飯の美味さは、ベトナム飯の美味さとは違った美味さなんだな。

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どこでも食えるフライドヌードルなのに、やっぱり本場中国のフライドヌードルは格別。他の国で食うフライドヌードルとは格が違うお味。

ベトナム飯は日本では食べ慣れていなかったから
新鮮さ補正あっての美味さだったのだが、
中国飯は食べ慣れた美味さ。
なんだかホッとする安定の美味さなのだ。

中国って外から見てると
あれこれ身構えちゃう国なんだけど、
中に入っちゃえば、ものすごく親しみのある国。

さぁて、きっと長くなるであろうこれから始まる中国旅。
ガッツリ楽しむぞ~。

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2016.03.30 Wed l 中国 l コメント (0) l top
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中国に来た目的は、もちろん中華料理をたらふく食べるため。

そんな中国、入国したら、美味しい中華料理がよりどりみどりで食べれる
・・・かと思いきや、そこにはデッカイ壁が立ちふさがっていた。

言葉の壁だ。

ニイハオとシェシェとハオチーくらいしか
中国語を知らないオイラが、
いきなり思い通りに料理の注文なんてできるワケがない。

中国を走り始めて二日目、
お昼に寄った食堂では、
店員さんに声をかけることすらできず。
店員さんの方も、
怪しげな男が来たということで、素知らぬ顔のまま放っておかれてしまい、
結局何も頼めずに、撃沈。

意気消沈し、
そして腹ペコの状態で辿り着いた次の町で、
今度こそ何かを食べようと入った食堂では、
いきなりこわもてのおじさんが出てきた。

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「・・・」

やはり何も頼めないオイラ。
そんなオイラにこわもてのままおじさんがメニューを出してきた。
ワカラナイ料理名ばかりが並んだメニューに再び困り果てたところ、
・・・<青椒>と書かれた文字が目に入った。

青椒肉絲だ!!

これは知っているということで
「チンジャオ!チンジャオ!」
と頼んだところ、
「メイヨ―」という返事。

・・・メイヨ―は知っている。
<ない>っていう意味だ。

唯一知っている料理がないのならお手上げだよ(涙)

再び黙りこくったオイラを置いて、
おじさんは奥に行ってしまった。
ああ、ここでも放置プレイか、
ここでも、何も食べれないまま退散せねばならないのか、
と悲しくなってきたところで・・・

おじさんが、奥から戻ってきた。
手にはレンコンを持っている。
そして、何やら言い始めた。
どうやら、
青椒はメイヨ―(ない)ケド、代わりにレンコンがある、
これで作るけどいいか?
というようなことを言っているっぽい。

まぁ、なんでも食べれればOKっす。
と、とにかく、うん、うん、とうなずきまくるオイラ。

で、おじさんが作ってくれたのが
青椒肉絲ならぬレンコン肉絲のこれ。

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これが、めっちゃ美味かったんですわ。
なんなら青椒肉絲より美味い。
新鮮なレンコンのしゃきしゃきの歯触りがたまらんのですわ。

「ハオチー!ハオチー!」
と連発するオイラに、
こわもてのおじさんはいつのまにか笑顔になっていた。

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さて、ここの飯があまりにも美味かったため、
38kmしか走っていないが、この町に留まることにし、
夕飯もおじちゃんの食堂で食べることに。
で、今度はジャガイモを取り出してきた。
今回もお任せ。
今度はどんな飯を作ってくれるんだろうとワクワクしていたら、
・・・ジャガイモで作ったジャガイモ肉絲が出てきた。

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う~む、ハオチーを連発しすぎたせいで、
どうやら、この炒めものがオイラの好物だと思われちゃったらしい。
できれば、違うパターンの料理が食べてみたかったのだが・・・

美味しい中華料理を食べるためには、中国語が必須。
料理のために、中国語を勉強せねば、だよ。

2016.04.01 Fri l 中国 l コメント (0) l top
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今回、中国に入って一番戸惑ったこと。
それは宿探し。

前回の中国では
カシュガルとウルムチにしか滞在しておらず、
両方ともユースホステルがあったため、
中国の一般的な宿には全く泊まらなかったんですわ。

実は中国にはいろんなレベルの宿がある、
ってことを今回初めて学習しまして。
こんなにもいろいろな形態の宿がある国はそうそうない。

ということで、
今回のブログは、そんな中国の宿事情の話です、ハイ。

さて、まず、中国の宿といえば<大酒店>。

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一見酒を売っているところか飲むところのようですが、
いわゆる観光客が使うホテル的な建物です。
それなりの町に行けば、どこにでもあり、
建物はデカいし、入り口も豪勢なので、すぐ目につく。

が、この<大酒店>というタイプのホテル、宿代が高いのだ。
二ツ星タイプでも100~160元くらいする。
日本円にして1700円~2700円ってところだ。
(三ツ星となると一体いくらになるのか
・・・泊まれない額だろうと思うので聞いてもいない)

1泊くらいなら出してもいい額だが、
毎日この額となるとシンドイ。
中国初日は、<大酒店>ホテルしか見つけられず、
その中でも最安値の100元のところで泊まることに。

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部屋は100元払っただけあって、いい感じ。
エレベーターもあるので、4階だったが、荷物の出し入れは簡単だった。

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さて、毎日大酒店に泊まるワケにはいかん、
安宿はないものかと、ネットで調べると、
大酒店以外にも、賓館、宾館、旅社、招待所という
宿形態があるらしいということが分かりまして。
それぞれ、かなり安い値段で泊まれるらしい。

ただし、中国には宿に関しては面倒なルールがありまして。
外国人は三ツ星の大酒店とか宾館とか
<渉外>と書かれた専用の宿にしか泊まれないことになっているとのことなのだ。

これ以外の
宾館とか旅社とか招待所に泊まろうとすると
「ここは外国人は泊まれないから」
と断られるという話。

なので、せっかくいろんな宿形態があるのが分かったのに
結局高い宿に泊まるしかないのかぁ、と思っていたのだが・・・

次の日、一か八かで、泊まれるかどうか聞いてみた
渉外と書かれていない宾館という宿では
拍子抜けするほどあっさりとチェックインさせてくれた。
パスポートも見せたんで、オイラが日本人だってことが分かっていたにもかかわらず、だ。

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・・・意外と、ルールはあってないような状況なのかも。

が、宾館も結構高かった。値段は98元。
大酒店とあまり変わらない。

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まぁ、部屋の感じは、やはり98元払っただけあって、いい感じ。
お湯シャワーもちゃんと出る。

その次の日は、旅社か招待所に泊まりたかったのだが、
旅社も招待所も見つけることができず。
結局宾館に泊まったのだが、ここは80元だった。

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値段が安い分、ちょっとボロい部屋。

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そして、その次の日に
南寧というデカい街の駅前に、
招待所なる宿を発見。
泊まれたらラッキーだくらいな気持ちで聞いてみたら、
ここも、アッサリ宿泊オッケー。

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ラッキーと思ったのだが・・・
ここが、かなりボロボロだった。
そして値段は60元でそんなに安くはない。
南寧というデカい街のしかも駅前という好立地だから
少々値段が高く設定されていたようだが、
60元でこの部屋?
と思うくらい壁はボロボロでめっちゃ狭い部屋だった。
荷物を床に置けないくらい狭い。
ベッドの脇に置いてなんとかって感じ。
これなら80元払っても昨日泊まった宿の方が断然いい。
いやぁ、久々に、シンドイ宿に泊まったよ。

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で、次の日に泊まったのが旅社。

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最安値の40元だった。
部屋はまぁボロいのだが、昨日の招待所ほどじゃない。
それなりに広く、荷物もちゃんと床に置ける。

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こんな感じでいくつかの形態の宿に泊まった経験から、
今のところで判断すると、安く泊まるなら、旅社が一番いいが・・・
旅社だとネットが使えない宿が多いし、ちょっとボロい。

ネットがあり清潔な
宾館の快適さを知ってしまうと、
少々高くても宾館でいいか・・・と思ってしまう。

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旅社と宾館どちらもある町に辿り着いちゃったら、
どっちに泊まろうか、猛烈に悩まされます、はい。

2016.04.03 Sun l 中国 l コメント (0) l top
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2016.04.03 Sun l 中国 l コメント (0) l top
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本日泊まった旅社の一階が飯屋になってまして。
シャワーを浴びて、洗濯して、早速飯、
ということで、階下に降りて、
メニューを見せてもらうと麻辣豆腐が書かれてあった。
おお、この料理は知っているぞ、ということでオーダー。

すると、おじちゃんが、いろいろ中国語で言ってきた。
たぶん、辛さはどうするかとか聞かれたんだろうけど・・・
分からずにうんうんうなずいていたら、激辛の麻辣豆腐が出てきた。

・・・が、これが超絶美味かったのだ。
一口口にしたら、もう箸が止まらない。
汗をダラダラかきながらハヒハヒ言って食べ続け、
あっという間に平らげてしまった。

いやぁ、本場中国の麻辣豆腐は絶品。
前回のレンコン肉絲も美味かったのだが、
この麻辣豆腐の美味さに比べたら、ちょいとかすみますわ。

この美味さなら、毎日でも食える・・・
って、そうか、食堂に入ったら、麻辣豆腐を頼めばいいんだ。
麻辣豆腐、麻婆豆腐なら言える、通じる。
そしたら、言葉が分からず料理が頼めないなんて、悩まずにすむじゃんか。

2016.04.03 Sun l 中国 l コメント (0) l top