fc2ブログ
IMG_1005.jpg

アドリア海をフェリーで渡れば、
シェンゲン圏外の国に逃れられる、
ということで、
結局、
エジプト行きは後回しにし、
イタリアのバーリからフェリーに乗って
バルカン半島に行くことにしたのですが・・・

バーリからのフェリーの行く先は
ドゥラスというアルバニアの港町。

アルバニア?

ヨーロッパ、西欧は馴染みがあるんで、
イメージしやすい国ばかりだったんですが、
同じヨーロッパでも、
旧ユーゴ周辺の国々って知らない国ばかり。

アルバニアってドコデスカ、状態。

まぁ、とにかく行ってみるべぇと、
フェリーチケット購入。

久々に、
知らない国に突入するドキドキ感を
胸に抱き、フェリーに乗船。

で、到着したアルバニアのドゥラス。
フェリー乗り場を出た途端、
お金くれくれ攻撃をくらうわ、
マリファナ好き?攻撃をくらうわ、
ゴミゴミとやさぐれた感じの町に、
軽くカルチャーショック。

ここ、ヨーロッパ・・・?

海を渡るだけで、こんなにも世界が変わっちゃうのねん・・・

う~ん、アルバニア
ひょっとしてなんかヤバイとこ?

そんなドゥラスの街、
今日はなぜか真っ赤な服を着た人で溢れていた。
どうやら、本日、ドゥラスの街が独立して100年目の記念日らしい。
(アルバニアの国自体の独立記念日は11/28)

ということで、
到着初日早々から、
独立を祝うテンション高いアルバニア人たちに
巻き込まれてしまして。

うむむ、接してみたらいい人たちじゃん、
アルバニア。

楽しみになってきたぞ、旧ユーゴヨーロッパ走り。

シェンゲンのプレッシャーから開放されたことだし、
この知らない世界は、
ノンビリチャリで走って探索することにしよっと。

スポンサーサイト



2012.11.26 Mon l アルバニア l コメント (2) l top
ウガなか
おお、アルバニア行ってみたいです。。。どんな感じなのかね。日本政府がが都市計画プロジェクトとか送配電線とか病院とか結構援助している国らしいです。俺がアルバニアでおぼえてるのは国民の半分がネズミ講にはまって国家が破産した事件ですかね。。。アルバニアンマフィアも有名ですね。でもまあ旅行する分には普通なのかな?アルバニアの次はギリシア???長旅お気をつけて!




チャリヨシ
ウガなかさん、アルバニア、なんか面白いですよ~
そして、調べれば調べるほど、破天荒な国なのが分かってきました。
国民が人がよすぎると、振り回されちゃうんですかね?
ねずみ講に国民の半分がひっかかるとか、ありえないっしょ。
銃が入手しやすいとかいろいろあるらしいですけど、
旅する分には特に裏の面は見えてきません。
とりあえずは、平穏です。
日本が援助しているのかぁ・・・国自体は貧しそうなんですけど、
結構立派な建物とか建っていたりするんですよ。
日本人っていうと、すごく歓迎してくれるのは、そのせいか?

ギリシャは、シェンゲンの関係で今期はもう行けないんですよ。
なので、ギリシャはスルーして、トルコへ向かいま~す。
トルコからエジプトへ行くことにしました。


IMG_1100.jpg

コウモリ外交をした挙句、
どこからも相手にされなくなって
鎖国してみたり、
国全体でねずみ講にはまって経済破綻したり、
その挙句、無政府状態になってドンパチしたりと、
調べてみたら、
破天荒な歴史を辿っているアルバニア。

情報だけで判断すると、
怪しいかほりのするアルバニア。

つーか、
つい20年前まで鎖国していたため、
情報が少なくて、
<ヨーロッパの秘境>
だなんて言われているアルバニア。

きっと事前に調べていたら、
謎すぎて、訪れるのを躊躇していたに違いない。

しかし、
実際のアルバニアはとても素敵な国だった。
なんか、人がいいのだ。

本日、首都のティラナに来たのだが、
お目当てにしていた宿の場所に行ったら、違う建物が建っていた。
困っていたら、一人のおじさんが
「宿は移ったんだよ。ちょっと待ってな、自転車を持ってくるから。
 一緒に行ってやるよ」
と言って、案内してくれた。

なんて親切なんだ。

で、到着した宿はめっちゃクオリティ高そうなのに安かった。
そう、アルバニアは物価が安い。
レストランで食事しても400円くらいですんじゃう。
う~ん、なんかヨーロッパっていうより、モロッコに近い雰囲気。
イスラム教徒も多いみたいだし。

人がよくて、
物価が安くて、
特に見るものは無く、
宿が静かで居心地いい・・・
これ以上、作業に適した環境があるだろうか?
うむ、ない。
では、ここに長居することにするか。
書き残しているドイツからの日記を書かなきゃいけないんで。

2012.11.27 Tue l アルバニア l コメント (0) l top
IMG_1217.jpg

さぁ、日記を書こうとパソコンを立ち上げたのだが、
今日はアルバニアの独立記念日。
しかも、100周年。
ということで、街は朝からそわそわムード。

浮かれた空気が気になるオイラは、
作業に集中できず。
こんな気分じゃ、文章は書けないや、と、
パソコン閉じて、
街の中心のスカンデルベグ広場へ。

すると・・・
やっぱり盛り上がってまして。
広場にはステージが組まれていて、
そこで、民族衣装を着た人たちによる
アルバニア音楽の演奏&ダンスが
繰り広げられているじゃないですか!

うひょー、
式典とかどうでもいいから、
これをずっと見ていたい。

なるほど、これがアルバニア音楽か・・・
音楽から判断すると、
アルバニアって、やっぱりアラブ寄り。
楽器がタンバリンやチャルメラを使ってて
モロッコっぽいし、
旋律はアラビアンスケール。
ただ、リズムがちょっと独特だった。
変拍子で、9拍子の曲が多かったのが興味深い。

いやぁ、結局暗くなるまで広場に居ちゃったよ。
日記は明日にするか、

・・・と、この調子で、
ティラナ滞在はどんどん延びていくのであった(たぶん)。

2012.11.28 Wed l アルバニア l コメント (2) l top
さんふぃ
どーも、さんふぃです。アルバニア、楽しんでいらっしゃるようで良かったです!僕も祭り、参加したかったなぁ。


チャリヨシ
さんふぃくん、どうもどうも。
さんふぃくんのクロアチアオススメに乗ってバルカン半島に来てみたら、
クロアチアに行く前に、まず、アルバニアで沈没(笑)
楽しんでますよ~、
オススメメール、ありがと~

アルバニア、祭だったのに。
もうちょっとアルバニアでユックリしていけばよかったのに。
そしたら再会できたのに。

これで、二度目のニアミスっすね。
さんふぃくんには追いつけそうで、追いつけない・・・


IMG_0003_20121207232327.jpg

今泊まっている宿併設のバーの左奥のソファー席、
毎日オイラはここに一日中座って、日記を書いている。

おととい、買い物から帰ってきたら、
この席で、オーナーとお客さんが談笑していた。
で、オイラと目があったオーナー、
「あ、ここ、すぐあけるよ。キミのオフィスだもんね」

Here is your Office.

この席は、すっかりオイラの専用オフィスと
認識されちゃっているようだ。

そんなマイ・オフィスでの書き続けた日記も、
ようやく第一回シェンゲン圏内編を書き終え、
いよいよアルバニア編に突入。
やっと日記が、リアル旅に追いついてきた。

それにしても・・・書いた日記を読み返すと、
第一回欧州シェンゲン圏内旅は、ホント濃い旅だった。
そして、素敵な旅だったんだなぁ、と我ながら、改めて思う。

今回巡った欧州は、見所が多すぎて、
もはや、僕自身でチョイスができないから、
<他人に流される旅>ってのをやってみたんです。
インターネットやガイドブックでどこがいいか調べて
行き先を決めるのではなく、
基本的なルートは、旅で知り合ったヨーロピアンで
家に招いてくれる人たちが住んでいる場所をつなげて作り、
その後も、そこで出会った人とか、
メールやブログへのコメントで情報を教えてくれた人たちの
オススメには逆らわずに行ってみようって感じで。

これが今回の旅では大正解だった。
こんな欧州の姿を覗き見たの、オイラだけじゃね?という旅になり、
テンション高く日記を書くことができた。

書くことで、旅が振り返れる。
そして、次の旅への心構えができるようになる。

気付いたら10日経っちゃっているけど、
これは停滞ではない。
この先の旅を楽しむために必要かつ重要な時間なのだ。

さてさて、これから先はどんな旅になるのやら。
ここんところずっと悪かった天気が、
来週にはようやく回復するようなので、
月曜日から、走り始めるとするかな。

2012.12.07 Fri l アルバニア l コメント (2) l top
dai
いつも、楽しく拝見しております。
これから、だんだん寒くなっていきますので、健康と事故にお気をつけ下さい。



チャリヨシ
daiさん、どうも!
そうそう、こちらも、日に日に寒くなってきてます。
といっても、まだまだ、
アルプスを走っていた時のような
凍えるような寒さにはおよびません。
あの時は寒かったなぁ~・・・
とはいえ、油断大敵。
油断して風邪をひかないよう、気をつけます。