
気づいたら旅ももう六年目に突入する本日、
わざわざサンクトペテルブルグまで高い金を払って船で来たというのに、
ガイドブックで調べることもしなかったし、、
実際、町を歩いていてもあんまり刺激を感じられなかった。
旅に飽きてきたのか?
いや、そうではない。
旅に慣れてきただけ。
旅へのモチベーションはまだまだ高いのだ。
その証拠に、今日、訪れた<ロモ(LOMO)>では、久々にテンションマックスとなった。
旅に出てよかったぜぃ、と改めて思わされた。
ロモとは・・・レニングラード光学機器合同という会社の略称。
オイラがカメラにハマるきっかけとなったLC-Aという名機を作った光学会社だ。
半日しか滞在できないサンクトペテルブルグで、
3時間もかけてこんなマイナーな場所に行くなんて、オイラくらいだろう。
そして、こんな場所ではしゃぎまくるのもオイラくらいだろう。
(実際、観光客なんて皆無だったし、道行くロシア人達から怪訝な目で見られてた)
誰も共感してくれずとも、
ココは、この旅で絶対に訪れておきたかった場所の一つだった。
これは、オイラにとっての聖地巡礼。
サンクトペテルブルグは、ココに来れたら、もう満足。
ココこそ、自分だけのパワースポットと言える場所なのだ。
旅はじめの頃は、せっかくだからいろいろ見たいと、
必死になっていろんなモノを見ようとしていた。
ガイドブックを調べてみたり、他の人のブログを見てみたり。
しかし、旅を続けるうちに、
本当に自分のテンションが上がるのは、
<自分の中に思いいれがある場所>を訪れた時なんだって気づいてきた。
本当に自分が行きたいところに行き、心を躍らせる。
そこで時間を使いすぎて、
他の見所と言われるところを見逃しても後悔なんてしなくなる。
旅に慣れてくると、
こんな心境になれる。
さてさて、オイラが思いいれているパワースポットは、
世界にはまだ残ってまして。
そんな<オイラのパワースポット>を訪れきるまで
オイラの旅は終われないのですよ。
さらに・・・
いわゆる観光地をただ巡るってことは興味が薄れてきたケド、
そこに住む人たちと絡みたいって気持ちは、どんどん強くなってきている。
今日も、町歩きをしている時より、
公園でロシアっ子たちと一緒に栗拾いをして、
拾った栗を子供にあげたら「スパシーバ!」って言われた時の方が楽しかった。
ということで、
6年目に突入する、
チャリヨシさんとファニーバニーの世界旅、
どんどんディープになっていきまっせ。
みなさん、付いてきて下さいね(笑)
っと、そんな旅ですが・・・今年も引き続き、応援ヨロシクお願いします!
2013.9.24 ロシア、サンクトペテルブルグにて
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