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本日、ついにハンガリーを発ち、エジプトへ。
飛行機で一気にカイロに飛んできた。

結局、1ヵ月半滞在したアンダンテ。

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一昨日は、管理人のコータくん&ミズキちゃんにお別れドリアを作ってもらったり、

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昨日の昼は、トミにお別れハンガリー料理を作ってもらったり、

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昨日の夜は、宿に滞在中のモーリスがわざわざお別れケーキを買ってきてくれたりと、

そこまでされたら、逆に未練が残りまくって出れなくなっちゃうじゃん、ってなくらい、
みんなが、出発を祝ってくれまして・・・

そんなアンダンテを今朝、涙ながらに出発し、
空港までチャリで走ってたら、
「キミは、例の自転車の!ついに行っちゃうのかい?」
と、何人ものハンガリーの人たちに呼び止められまくり。

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いやぁ、最後までハンガリーはホッコリだったよ。

さて、やってきたカイロは、久々の混沌の世界。
あ~懐かしい、このゴミゴミ感。
いやぁ、テンションあがるぜ。

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ただ・・・今、エジプトは、超政情不安定状況。
訪れたら、実際はそうでもなかったってことを期待してたんだけど、
どうやら、ホントに、何が起こってもおかしくない状況らしい。
一見平穏ではあるのだが・・・

うむむ、どうなることやら、エジプト旅・・・

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2014.03.02 Sun l エジプト l コメント (0) l top
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街中に装甲車が並んでいるカイロ。
到着当初は、そのモノモノシサにビビッて、

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エジプト名物コシャリを食べたり、

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ジュース屋で絞りたてジュースを飲んだり、

と、まずはおとなしく、宿周辺を食べ歩きをしながら、
恐る恐る状況様子をうかがっていたのですが、
とりあえず、今はシナイ半島以外は、平穏状況らしい。

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ということで、観光行動開始しまして・・・

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エジプト考古学博物館に行って、ツタンカーメンの秘宝を拝んで、

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トルコで見たのとは一味違ったスーフィーダンスに興奮し、

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ギザのピラミッド&スフィンクスに感激してきた。

さて、これで、カイロでやりたかったことは終了したので、
そろそろカイロを出発。

この後は、バスでアスワンに行っちゃおう
と思っていたところ・・・

今泊まっている宿で、
日本人チャリダー森くんと、台湾人チャリダーチャンくんと
出会いまして。

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これから、砂漠ルートを通ってチャリでエジプトを南下するという二人。

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うむむ、これは、二人と一緒に走ると面白い旅になるかも、って予感。
ということで、二人と一緒にルクソールまでチャリ走りすることに。
2~3週間かけて、ルクソールまで走ってきま~す。
あ~、砂漠走りはサハラで懲りたはずだったのにな(笑)

2014.03.06 Thu l エジプト l コメント (0) l top
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カイロの宿で出会った日本人チャリダー森くんと、
カイロからチャリダーを始めるという台湾人のチャンくんと一緒に、
エジプトの砂漠道を走ることになり、3/8朝、カイロを出発。

3人並んでるんるんサイクリング・・・
と、下の写真では、なんだか楽しそうなペアラン状況に見えますが、
実際は、めっちゃ過酷な砂漠道。

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事前情報では、ずっと追い風と聞いていたのに、ひたすら向かい風との戦いになるし、
途中途中にガソリンスタンドや休憩所があるよと聞いてたのに、
道の脇はひたすら砂。
なんにもありゃしない。

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4日間、ひたすら砂と風と空腹との戦いだった。

初心者チャリダーのチャンくんが最初に挑むには、この道はしんどすぎ。

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なので、チャンくんが、チャリ走りを嫌いにならなければいいが、と、心配してたんだけど・・・

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途中、トラックのおっちゃんが、チャイ(お茶)をごちそうしてくれたり、

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夜、テントをはらせてもらおうと、工場のプレハブ小屋にお願いしに行ったら、晩飯を奢っていただいたり、

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と、チャリ旅ならではの嬉しい出会いに遭遇し、疲れなんてふっとんじゃったらしい。

そう、こういう人の優しさのありがたみを存分に感じれるのが、チャリ旅。
大変なチャリ旅だからこそ、いただく優しさが深く心に染み入るのだ。

で、ようやく本日、バフィリヤ・オアシスという砂漠の中にあるオアシス町に到着。
4日ぶりのちゃんとした飯に感激するオイラたち。

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そう、食べ物のありがたみを存分に感じれるのも、チャリ旅ならではなのですよ、チャンくん。

さて、砂漠道走りはまだ1/4が終わっただけ。
まだまだ続きます、エジプト砂漠走り。
ルクソールは遠いぜ。

2014.03.12 Wed l エジプト l コメント (2) l top
ゆきこ
お久しぶりです!イースター島でお会いしたゆきこです。ブログをときどき拝見しますが地球のどこかを走ってると思うと私も励まされます^_^
エジプトいろいろと熱そうですね!体には気をつけて下さいねー♪


チャリヨシ
ゆきこさん、お久しぶりです!あ~、懐かしい・・・イースター島での日々が蘇りますよ。そうそう、僕は、まだ地球のどこかを走ってまして。ただ今、エジプト。で、ここは・・・砂漠にいるからか、昼間は灼熱の太陽が照りつけて暑いんですが、夜は結構寒かったりするんですよ。寝袋必須です~


本日、ダフラオアシスに到着。
860km近く走ってきた砂漠道ですが、
ルクソールまで、まだあと500km。
ふ~・・・

さてさて、本来は、
前回一休みしたファラフラオアシスで
激走記をアップする予定だったのですが、ネットがつなげなくて。
ということで、今回まとめて、
バファリアオアシス~ファラフラオアシス~ダフラオアシス間の
激走記をお送りします。

まず、バファリアオアシスでの3日間の休養を終えたオイラたちは、
3/15にバファリアオアシスを出発

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相変わらずの砂漠道を
途中、検問のおじちゃんに水をもらったりしながら
ひたすら3人で前進。

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そして、3/16に砂漠道で一番楽しみにしていた白砂漠に突入。

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いやぁ・・・凄いところでしたよ、白砂漠。
砂丘系の砂漠かと思っていたのに、
ここ、奇岩系の砂漠じゃないですか。

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オイラのド好みの奇岩がゴロゴロ。
いい意味で予想を裏切ってくれて、テンションあがりまくり。

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あぁ、来てよかった、白砂漠。

さて、そんな白砂漠の奇岩前でテント野宿をし、

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満天の星空を満喫した後、

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3/17にファラフラオアシスに到着し、コシャリで乾杯。

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で、2日間休養した後、
3/19にファラフラオアシスを出発。

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引き続き、ただただ砂の世界を3人で走り続けていたら・・・

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途中にあった小さな村の一軒のご家族が昼飯に招いてくれまして。

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いやはや、ホントありがたい。
過酷な砂漠道走りで受ける親切は、心に染みまくりですよ、もう。

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それにしても、
一番飯作りに動いてくれたお母さんが
写真に写れないってのが、残念。
ま、イスラムの国ではしょうがないか・・・

これくらいの小さい女の子達なら
喜んで写真に写ってくれるんですけどね。

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さてさて、こんな素敵な出会いに元気付けられてはいるんですけど、
やはり過酷な砂漠道。

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宿に到着した途端、
ベッドに倒れこむ疲労困憊なオイラたちであった・・・

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2014.03.21 Fri l エジプト l コメント (0) l top
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昨日、アスワンに到着。
ルクソールで終えるつもりが・・・
結局アスワンまで走ってしまったオイラ。
アスワンまで走って、そこからフェリーでスーダンへ向かう二人に、途中で別れるなんてことは出来なくて。
まぁ・・・エジプトはルクソールがゴールなんて言いながらも、
たぶんこういうことになるだろうとは思ってました、ハイ(笑)

さて、
前回の激走記でダフラオアシスまでを書いたので、
今回はダフラオアシス~ハルガオアシス~アスワン間の激走っぷりをお伝えします。

3/23にダフラオアシスを出発。

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ダフラを出発する際、珍しく女の子達に絡まれたためテンション高く砂漠道を走るオイラたち。

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そんな砂漠道は相変わらず人が優しくて。
途中で休憩していたら、
トラックのおじちゃんたちが、

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チャイを奢ってくれたり、

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売り物のコーラをおすそ分けしてくれたりした。

さらに、道端で出会う人たちは95%の確率で気持ちよく挨拶してくれるし・・・

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そんな彼らと戯れていると、辛い砂漠道も辛くなくなるから不思議だ。

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・・・ん~、いや、やっぱり辛いか、砂漠道。
風と砂に悩まされっぱなしの砂漠道、
3/25にハルガオアシスを出発したあたりから、山道に突入し、さらに暑さが増してきたため、
風と砂に加え、上り坂と暑さまで敵になってきた。
走っているともう、バテバテ。

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そんな疲れを癒すために、野宿泊の夜に、米を炊いて、ハンガリーでいただいていた、とっておきのレトルトカレーを登場させたりして。

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いやぁ、レトルトカレーってスゲエよ。
この日の<野菜ごろごろカレー>は、まさに神様光臨って感じで、オイラたちの乾ききった心を癒してくれた。

さてさて、政情不安定なエジプトでは保安上の理由からか、道の途中にいくつも検問所が設置されている。

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そんな検問所もオイラたちにとっては癒しポイントとなってまして。

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フレンドリーで親切な検問所の人たちは、

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チャイを奢ってくれたり、

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食事を振舞ってくれたり、

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寝床を提供してくれたりもした。

そんな砂漠道が、ついに終了。
3/28にナイル川沿いの道に戻ってきた。

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で、走り始めたナイル川沿いの道。
砂漠道とは大きく雰囲気が変わった。
緑の木々が生い茂り、町がどこまでも続いている。
ここには、誰も居ない空間が無い。
走っていると、常に人に絡まれるようになった。

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砂漠でたまに触れ合う程度ならいいのだが・・・
ちょっと進むたびに人々に絡まれるというのは、ちと大変。
しかも、世界3大<人がウザイ国>の一つとしてカウントされているエジプトの人たちが、次から次へと絡んでくるのだから、結構強烈。
最初は、テンション高く付き合っていたオイラたちであったが、
しばらくしたら気疲れしちゃって・・・人がいない砂漠が恋しくなってきてしまいまして。

「砂漠道に戻ろうか?」
なんて話していた時に・・・

事件が起こった。

なんと、町を走っていた最中に後ろから走ってきたバイクに乗った男が、森くんのチャリのリアバックにくくりつけていたヘルメットを奪ってそのまま逃げていったのだ。

まさか、こんなところでひったくりされるとは・・・

何が起こるかわからないエジプトということで、警戒はしていたはずだったのだが・・・

これまで出会ってきた人たちがあまりにもいい人たちばかりだったので完全に油断していた。

さらに、チャンくんも、子供たちに絡まれている最中に、食器類を入れていたバックがいつのまにか盗られてしまっていたことが発覚。

なんてこったい・・・

戻ってくる望みは薄いが、一応警察へ行き、事情を説明。

その晩は、警察署に泊めていただくことに。
事件は事件だったけど、まぁ、警察の人たちの優しさに救われるオイラたちではあった。

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そんなこんなで、最後の最後で予想外のハプニングが起こってしまったエジプトサイクリングは、3/29にアスワンに到着して完了。

走行日数18日(休憩日4日:トータル22日)
総走行距離は1623km

長かったといえば、長かったけど、あっという間だったな。
それにしても、こんな期間誰かとずっと一緒だったっていうのは、この旅始まって以来はじめて、か。
基本的に一人好きなワガママ勝手なオイラが、3週間も人と一緒に行動できたってのは・・・森くんとチャンくんだったから一緒に居れたんだと思う。

カイロで最初に誘われた時、この二人となら行けそうだという勘は正しかったってことだ。
バスで行くのを止めて、自転車で走ることにしてよかったよ。

バスで行ってたら、こんなディープなエジプトを経験せずに終わってたんだもんな。
そりゃもったいない。

この人(たち)と一緒なら楽しくなるかも、
そう思える出会いがあれば、
予定を曲げても一緒に行動してみるってのが、
旅を楽しくするコツの一つだと思うんですよ、ハイ。

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2014.03.30 Sun l エジプト l コメント (0) l top