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昨日、ウシュアイアへ到着。
856日、自転車走行距離25,928kmで、
南北アメリカ大陸を縦断走破。

疲れ果てて辿り着いた
南米大陸最南端の街
<世界の果て/ウシュアイア>の看板の前で、
沸き起こった想い。
涙が溢れるかわりに、
長いようで短かったような
アメリカ大陸旅の思い出が、
心の中からあふれ出してきた。

石田ゆうすけさんの自転車旅に憧れ、
彼の跡を追ってみようと
アラスカから走り始めた二年半前。
なのに、当初から、いろんなことが起こり、
石田ゆうすけ旅追体験どころではなく、
<チャリヨシ>旅へと変貌。
二年半の走った跡、轍。
これは、まぎれもないボクの旅の証。

楽しそうだったから。

走り始めたのは、
そんな思いつきからだった。
理由はそれでいいじゃないか。

実際、楽しかった。
もちろん、この二年半の体験は、
楽しい、なんて一言では言い表せない。
日記に膨大に綴った言葉ですら、
まだ足りない。

ん~、書けば書くほど
想いからずれていくような気がする。
そこで、あえて、
楽しかったアメリカ大陸横断旅を
端的な一言で言い表すことにする。

<アミーゴ>

日本語でいう<友達>とは
若干ニュアンスの違う、
中南米で、とにかくよく使われる言葉。
路上を自転車で走っている男に声かけ、
「よかったら、うちに泊まりに来ないか?」
と初対面の男を部屋に招きいれてくれ、
僕らの関係はまるで、
前から続いているかのように
錯覚するように接してくれる人間関係。
これが、アミーゴ。

メヒコのケレタロで、
アンドレイ、マリオと出会い、
このアミーゴ体験をしてから
ボクの旅は変わった。

その後、出会った、
母と呼べる人、
帰ることができる家。
すべて、アミーゴ体験だ。

最高に楽しかった、と
思えるのは、
ボクのことをアミーゴと
受け入れてくれた、
人々との出会いがあったから。

この人間関係が新鮮だった。
そしてこの人間関係が大好きになった。

雄大な大自然に心震わされたこともある。
至福の時だ。
でも、ウシュアイアに到達して、
走馬灯のように思い返されたのは、
HPの一期一会のページに載せている
人たちの笑顔。
彼等とすごした時間。

そんなアミーゴの地、
アメリカ大陸縦断自転車旅は最高だった。

アミーゴ体験率、
自転車旅だと
普通の旅より遙かに高くなる気がする。

やってみるといい、
自転車旅。
こんなに面白いものはないのだから。
人生とは結局、自転車をこぐってことなんだから。

Life is like riding a bicycle:
To keep your balance,
You must keep on moving.

【チャリヨシさんのアメリカ大陸縦断走行記録】
日数:856日
走行距離:25928km
パンクした回数:127回
自転車を折りたたんだ回数:301回
消耗して棄てたタイヤの数:5本
交換したホイールの数:リアホイール1本
交換したボトムブラケットの数:1個
交換したハブの数:リアハブ1本
修理したハブの数:リアハブ1回
交換したチェーンの数:2本
交換したチェーンリングの数:3個
修復不能となり棄てたチューブの数:7本
折れたスポークスの数:数え切れず
壊れた空気入れの数:2個
折れたスタンドの数:2本
折れたフロントキャリアの数:2本
こけた回数:大コケ2回、中コケ2回
走行中殺めてしまった動物の数:犬1匹

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2011.01.29 Sat l パタゴニア(ア&チリ南部) l コメント (18) l top
にしざわ
ついに着いちゃいましたか~~、最南端。。。。
なんかね~、息子が同じ大陸に居るって安心感から、次の大陸に旅立って行っちゃうのを見送る、淋しい母の気持ち~~~。。パタゴニア突入、ってあたりからゴールが来て欲しいような、そうでないような気持ちでした。
にゃははっ。
お疲れさまでした。コメントの方もご無沙汰してしまいスミマセンでした。
何処を駆け抜けていても応援、続けますんで!


まりな
あたしまで感動しちゃった~;;お疲れ様です
同じルート歩いても走っても
10人10旅
たくさんのドラマがありますよね
いよいよ喜望峰からのアフリカですか!

そういえば、あのあとプンタアレナスからの飛行機から
フィッツロイの裏っかわと氷河を見下ろす事ができました!(パイネっぽいのも)
これがよしさんのいってた上からの氷河かと感慨深いものがありました(・∀・)上からすぎたけどw

なにやら最近北アフリカ中東と心配ですね
よしさんの旅に安全と平和を☆
どうぞお気をつけて~!

てかよしさんてなんでそんな英語できるんですか?


kuro
おめでとう!
次はいよいよアフリカっすねー。

http://alawodudu.com
記念にポチよろしく。


野原夫妻
よしさん!
おめでとうございます!
いつも楽しみにブログ見てます。
これからも体に気をつけて!!


チャリヨシ
にしざわさん、
ついに着いちゃいましたよ、最南端。
淋しい母の気持ち・・・
ははは、息子も同じ気持ちでしたよ。
だから、後半は超失速してたでしょ。
気持ちが、前に進ませないトラブルを招きいれたんですよ、きっと。
コメントは気が向いたときでいいですよ。
応援してもらっている気持ちはいつでも受け取ってますから!
そして、南米、まだしばらく居ます・・・たぶん


チャリヨシ
まりなさんまで感動していただけて。
いやはや、書いた甲斐がありました。

そして、次は、いよいよ喜望峰からのアフリカです。
僕が行く頃までには北アフリカが落ち着いてますようにと
願いをこめてのスタートです。

飛行機からの直下の氷河って・・・上過ぎでしょ(笑)
ああ、でも、僕が見れなかった、
氷河のさらに裏の大氷雪地帯が見れたんだろうな。
そう考えると、なんだか羨ましいですよ、まりなさん。

ちなみに、僕、あんまり英語できないです。
ブログに書いた英文は、
有名なアインシュタインの言葉の引用です。
自転車に乗っている時に、
彼は、この言葉と、相対性理論を思いついたらしい。
僕もいつかは、そんな域に達してみたいもんです。


チャリヨシ
kuroさん、
いつもありがとうございます。

で、ポチりましたが、
残念です、ここの位置はでません。
なぜか、前回より北側に位置するブエノスに赤点が。


チャリヨシ
おぉぉ~野原夫妻のお二人、
お久しぶりです~

ブログチェックありがとうございます。
お二人に、見られていると思うと、
がんばれますよ、旅、
そしてブログ更新。

まぁ、ムリせず、楽しみながら走りますんで。
これからも応援ヨロシクです。


who!?
なんか目的地に到着したみたいだなオメデトウ!
しかしよく走るよw怖い者知らずが一番怖いよ。ww
ソレはさておき、もう一つのブログ見たけど何あのチェーンリング、、、(゜д゜)
思わず笑ってしまった。ww
あそこまで磨耗してるのってそうそうお目にかかれないぞ。w
なんでチェーンリングを扱ってないかって言うと多分「小径」だからだな。
小径車はギア比を稼ぐためにフロントチェーンリングを大きくしなきゃならないだろ?
その地域は小径用のパーツが一般流通してないんだろうなー。(それが小径の大きなネックの一つ)
でもふつーのチェーンリングでもテンション合わせてチェーンライン出れば問題ないとは思うけど。(登りが辛いって言ってたチャリヨシの場合は)
これからも問題はあるだろうけど、何かあってもお前ならテキトーに乗り越えていける気しかしないよ。(笑)
でもこれからも走り続けるなら、しっかりした技術のある店があったらオーバーホールする事をお勧めする。


チャリヨシ
who!?さん、
そうそう、前に進むには
知らないってことが大切だったりするんですよ
・・・なんてね。

それにしても、
前ギアのチェーンリングの磨耗っぷりはスゴイっしょ。
僕も新品のリングと見比べてみて、ビックリしました。
25,000kmも走るとああなっちゃうんですねぇ。

そして、アドバイスありがとうございます。
これから未知のアフリカに突入するってこともあり、
ちゃんとした店をみつけて、整備しておきたいんですよねぇ。
アフリカも、行き当たりばったりでなんとかなるならいいんですけど。
そうはいかないんだろうなぁ・・・



 
チャリ復活!

自転車屋のオニイチャンに「このフロントギアはない」と言われ、一瞬固まってしまったのですが、「二段のフロントギアならあるんで、これでどう?」と、勧められるまま取り付けてもらった代わりの前ギア。いやぁ、これでも問題なし。バッチリ走れる!

ようし、明日、出発だぁ!

ところで、これ、二段になった前ギア。シフトレバーはないんですケドね・・・ひょっとして、手動でギアを動かせば、前ギア変速可能じゃないですか・・・後ろギアの8段と合わせれば、16速化のチューンナップか?

坂道楽々か?

2011.01.25 Tue l パタゴニア(ア&チリ南部) l コメント (4) l top
kuro
手動ギアって。。汗 木の棒か足で操作?


チャリヨシ
kuroさん、
いや、文字通り、手で。
一旦降りて、指でギアをズラすんです。


who!?
ストライキがいつの間にか解除されてる。w
ちょいと久しぶりだな!
ツイッターの方はアカウント消したんだけどまた新規にアカウント作って非公開で始めたからつぶやいてもチャリヨシは見えないんだよなー。
 
しかし見ない間に妙なマイナーチェンジをしたな。ww
手動チェンジなんて何時の時代だよ!w
確かフロントディレのオリジナル台座は和田サイクルが作ってた気がする。ソレを使えばシフターでフロントの変速できるかもな。


チャリヨシ
who!?さん、
アケオメです、お久しぶりです。
そうなんです、ツイッター。
ま、ボクもそんなにツイッターを覗いているわけじゃないので・・・

で、前ギアですが、
やむをえずの、マイナーチェンジでした。
手動のつもりだったんですが、
ギアを軽くすると、
勝手に前ギアの内側のギアにスライドしちゃうことが判明したんです。
ビミョーに使いづらいんですよねぇ。
なんとか1ギアの前ギアを見つけて、つけかえるか、
who!?さんお勧めの和田サイクルを頼るか・・・
ま、しばらくは、この状態でなんとかするしかないです。
がんばります。



 
さぁ、ラストラン・・・と思ってリオ・グランデの街を飛び出したのはいいが、ガリッ、ガリッ、ガリガリガリ!と嫌な音を立ててチェーンが空回り。

プンタ・アレーナスあたりから変な感じではあったのですが、まぁあと200km、なんとかなるだろうと思っていたのに・・・

どうやら、前ギアの歯が磨耗しきっていて、踏ん張ってチェーンのテンションがあがると、チェーンとギアがまったくかみ合わなくなる模様。ギアを一番軽くすれば、平坦な道では走れないこともないんだけど、登り坂や向かい風では、もはや走行はムリ。

あ~、これは前ギア交換しないといかんな
と、リオ・グランデに戻ったのだが、
こんな日に限って日曜日。
自転車屋はお休み。
また、足止めか・・・
パタゴニアはなかなか前へ進ませてくれない。

でもね、25,000km、交換ナシで耐え走ってくれた戦友の前ギアくんにはホント感謝。ここで交換なんて、忍びなくて、涙が出てくる。せめて、アメリカ大陸縦断は共に歩みたかった。前ギアくんよ、あと200kmちょいだったのに。

2011.01.23 Sun l パタゴニア(ア&チリ南部) l コメント (6) l top
kuro
ギア君おつかれ~。

今年のナタカにはトミーが再参加するらしい。
私は行けてももNYまでかな。。(経済的・時間的に)


チャリヨシ
kuroさん、行けてもNYまでですか。
そいつぁ、残念。
トミーの再参戦の話はボクも聞いてましたよ。
あの興奮を再びとは、羨ましい・・・
って、ボクもまだ南米にいるんスけどねぇ。
ブラジルは近い。
でも、アフリカが呼んでいる・・・


まりな
忘れたころにやってきました
プエルトナタレスの宿で出会ったまりなです☆

お元気ですか?
あのあとブエノス行ったんですけど
上野山荘満室で泊れませんでしたよ~残念!

南米5週間を経て、私も3年後ぐらいに世界一周に出たいなと思い始めました!
そしたら、今南米にいるチャリダーさんが
アジアにいるころなんじゃないかなって
楽しみが増えたこのごろ☆
頑張ってお金ためるぞー!!!

ウシュアイアまで、そしてアフリカ大陸から先も
どうかお気をつけて!
また会いましょう♪


チャリヨシ
まりなさん、
いやいや、全然忘れてませんよ(笑)
ボクの時間間隔だと、
プエルト・ナタレスは、ついこの間です。

あんなに語らったのは久々でした。
美味しいビールをごちそうさまです。

ブエノス、上野山荘別館は残念でしたねぇ。
今、めちゃめちゃシーズンですもんね。

そして、そして、まりなさんも
世界一周に旅立っちゃいますか。

3年後は、中東か中央アジア・・・
インドあたりかも。
ん~、先のことは、さっぱり分かりませんが、
まりなさんと再会するのを楽しみにしてますよ~!
ボクも、旅の楽しみが増えました。
地球のどこかで待ってます。
あ、そうだ、
今度会うときも伊坂幸太郎の文庫本新刊を・・・ぜひとも
なんて、ね。


rikiya
tierra del fuegoが南米最後の地ですか!今年の春にはアフリカ大陸にいそうですね。そういえば、今は南極のシーズンですね。行くんですか?

ちなみに俺は、昨年末に帰国し、群馬のスキー場でバイトしてます。が、怪我したので休養中です。



チャリヨシ
rikiyaくん
今、群馬のスキー場でバイトですか。
今年の冬、日本は大雪みたいなんで、スキー場は大賑わいでしょ。
ゆっくり怪我を治してくださいね。

ボクは、もうすぐ南米大陸旅も終了です。
そして、ちょっとゆっくりしたらアフリカへ飛びますよぉ。
南極・・・
値段次第かな。
この間まで行く気満々だったんですけど、
メッチャ高いらしいんで、悩み始めているとこなんすよ。



 
フエゴ島に上陸後、おそらく最後となるチリ出国&アルゼンチン入国を果たし、本日リオ・グランデという街に到着。

アメリカ大陸縦断旅のゴールであるウシュアイアまであと200kmちょい。

世界の果てまでもう少し。

2011.01.23 Sun l パタゴニア(ア&チリ南部) l コメント (4) l top
kuro
いよいよゴールか~。アフリカが楽しみだ。
今ヨシさんがいる場所に赤点が付きます。
http://alawodudu.com をポチっと押してみて~。


チャリヨシ
kuroさん、
このページのガジェット、なかなか面白い。
世界のどこから閲覧されているかが履歴として残るのかぁ。
訪問者の所在位置は国旗とあわせて示されるんですね。
ただ、計測位置が、ホストサーバーの位置なのか、
僕が今居る位置とはだいぶズレていたので、
最初は、意味が、よくわかんなかったッス。



kuro
ポチありがとう。
ホストサーバーの位置なのかもしれないね。
ちなみにバンクーバーのポチはユキ君、東アフリカのポチはカッチャンですよ。


チャリヨシ
ユキくんはバンクーバーで、カッチャンは東アフリカかぁ。
なんかいいッスね、こういうの。
ちなみに、kuroさんは、今年のナタカトシアには参戦しないんですか?



 
本日、ようやくチリ、プンタ・アレーナス周辺で起こっていたストが解除されたようです。う~ん、意外と早かったような・・・とりあえず、ウシュアイアへ向かえるようになり、ホッと一安心。あ~、でも明日とか、メチャ混みそうだな。今日の、バスのチケットカウンターは人で溢れてたもん。まぁ、オイラ、バスには乗らないんだけど・・・フェリーには乗らなきゃいけないんでね。

2011.01.19 Wed l パタゴニア(ア&チリ南部) l コメント (2) l top
kuro
お、いよいよ。フェリーの写真とかフェリーからの景色見たし。


チャリヨシ
kuroさん、
フェリーは多分、12日の日記に載せておいた写真のフェリーっすよ。
船旅は2時間くらいらしいので、まぁ、景色はゆっくり堪能してきます。



 
ストが解除されたことを確認してから宿を出発すればいいじゃないか、という声も聞こえてくる中、今日も一応確認のため、朝一でフェリー乗り場へ。

2段構えのバリケード、今日は1段目のバリケードがなくなっていたので、「今日脱出できるか!」と思ったのだが、ガッツリガードされている2段目のバリケードが見えてきた時、それがぬか喜びだったことを知る。

「今日も船はでないぞ~」とオイラの自転車に絡んでくるスト現場の人たち。日を追うごとに仲良くさせていただきまして。今日は、コーヒーとパンをいただいちゃいました。おお、これはありがたいと、コーヒーをすするオイラの姿を見て、オバちゃんがいった一言、「お礼のチュウは?」

こんな感じで、自転車には優しくフレンドリーに接してくれるスト現場ですが、バリケードを強行突破しようとする車を見るやいなや、角材をもって、その車をボコボコにしているのを見て、びびった。平穏の裏からいきなりむき出される凶暴性。この不条理っぷりが人の本質なんだと実感させられた瞬間でした。

2011.01.15 Sat l パタゴニア(ア&チリ南部) l コメント (2) l top
kuro
毎日チャリに荷物積んで乗り場へ?


チャリヨシ
kuroさん、
ええ、スト現場の皆さんにかまってもらうため、フル装備で毎日フェリー乗り場へ向かってます・・・ってのは、まぁ、冗談で、もしかしたら、フェリーが出るかも、という一縷の望みを託して、フル装備で行ってます。毎朝往復で10km、いい運動になります。



 
「No Al Alza del Gas!(ガソリンの値段を上げるな)」とオジさんたちは吼えてます。

明日には船はでるよ、と笑顔でオジさん達が言ってましたが、信用してません。
昨日も、そう言われましたんで。

2011.01.14 Fri l パタゴニア(ア&チリ南部) l コメント (2) l top
kuro
おじさんたち、それでも楽しそう。

あっ、ヨシさんもおじさんだった。。。汗

そういえば俺もおじさんだった。。。。。。。


チャリヨシ
kuroさん、
僕はまだ、オジさんぢゃないですよ!
と、返してもむなしい歳になっちゃった(笑)

ストで道路封鎖している現場って、まぁ楽しそうです。
焚き火を囲んで、皆さんワイワイやってます。
ただ、暇なのか、
自転車で通ると、妙に絡まれます。




 
今日もスト続行中です。

2011.01.13 Thu l パタゴニア(ア&チリ南部) l コメント (2) l top
kuro
しかしすごい荷物だ。

マンモスかと思った。。


チャリヨシ
おぉ、kuroさん、
そこをツッコミますか(笑)

自転車を手前に写真を撮っちゃいましたからね。
遠近法で、余計に、荷物のすごさを強調させちゃってます。



 
昨日のペンギン事件で嫌な予感はしていたんですよ。案の定、今日、フエゴ島に渡るべく、フェリー乗り場に行ってみたら、船はあるものの、船着場には誰もいない。

「ストのため、今日船はでません」

ああ、ストで車が止まっても、自転車では前に進めるはずなのに・・・ストに遭遇するのが、船を使わなければならない場所ばかりというのは、どういうことなのだ?

ちなみに、今回のストは、ガス値上げに対する抗議らしい。
このストはいつまで続くのだろうか・・・

2011.01.12 Wed l パタゴニア(ア&チリ南部) l コメント (0) l top

 
さぁ、今日はかわいいペンギンの写真を・・・と書く予定だったのに、掲載写真は、落ち込んだ雰囲気の車内写真。ん~、今日、確かに、向かったんですよ。ツアーに申し込んで、バンに乗ってね。Seno Otwayというペンギンコロニーがある場所に。

しかし、入り口から入れず。なんと、ストのため今日は、ペンギン鑑賞ができないとのこと。えぇ~、ストってなんですか、ストって。ペンギンがストしているワケじゃないんでしょ。ペンギン君たちは、この先にいるんでしょ~!・・・車内は猛抗議、かと思いきや、意外と皆さん冷静にこの状況を受け止めている。こんなことには慣れっこか、さすがラテンの国。

ちなみに、このストは、いつ終わるか分からないらしい。ペンギン待ちはせず、明日には出発することにしよう。まぁ、ペンギン君たちとは、ウシュアイアか南極で会えるだろうしね。

2011.01.12 Wed l パタゴニア(ア&チリ南部) l コメント (2) l top
kuro
ストはちょっとショックだね~。
日記には町の名前が出てくるけど
実はどこの国かさっぱりわからんのです。
アルゼンチン?


チャリヨシ
kuroさん、
実は、意外と、まぁ、こんなこともアリかと
サバサバしているんですよ。
すっかりラテン気質に染まってきちゃっているのか・・・?

外国の町の名前、
自分が行ってないところの名前はサッパリですよね。
僕も、他の人のブログとか読んでて、
まだ行っていない国の町の名前とかはサッパリです。

ちなみに、今僕がいる<プンタ・アレーナス>って町はチリですが、
<ウシュアイア>って町はアルゼンチンです。



 
本日、プンタ・アレーナスという街に到着。南米大陸ゴールのウシュアイアに向けて突っ走っております。後何日で到着か・・・もう、カウントダウン状態。

さてさて、パタゴニアの荒野、あんまり動物がいないんですよ。牛や羊なら飽きるほどいるんですけど。それ以外の動物といったら、グアナコぐらいしか見れてなくて。せっかくなんで、パタゴニアっぽい動物をみたいとキョロキョロしながら、走っていたところ、ようやく昨日、ニャンドゥ、そして今日、パタゴニアきつねに遭遇。

やっぱり、動物はいいな。ということで、明日はペンギンに会いに行ってきます。

2011.01.11 Tue l パタゴニア(ア&チリ南部) l コメント (0) l top

 
無事、本日、戻ってまいりました。フフフ、最高でした、パイネトレッキング。結局10泊11日となった長期山篭り。いやぁ、充実した11日でしたよぉ。

なんとパイネでは、ウユニに匹敵するほど心が震えてしまった風景とご対面。それは・・・<グレイ氷河(Glaciar Grey)>。え?氷河は見飽きるほど見てきたでしょとお思いになるでしょうが、違ったんですヨ、これが。サーキットトレッキングコースで、Paso John Gardnerという峠を越え<眼下に広がっていた>グレイ氷河。以前、カラファテで、ペリト・モレノの展望台から、ちょい斜め上からの氷河を見ることができたんですが、もっと真上からあのゴツゴツした表面を眺め下ろしてみたいってずっと思っていたんです。で、ここから見たグレイ氷河は、まさに、その憧れの<眼下に広がる氷河>風景でして。これこれ、この角度からの氷河を見たかったんですが・・・目の前に広がる大雪原は、オイラの想像を遙かに超えたものでして。いやいや、嬉しい悲鳴。おもわず万歳ガッツポーズ。ほぼ真上から見下ろす氷河が、こんなにも凄いものだとは!!!

いや、もう、これだけでも、パイネに来てよかったと満足しちゃったんですケドね。パイネの引き出しは、これだけではおさまるワケもなく・・・

毎日、こんなの見ちゃっていいの?というほど驚きの風景を見せ続けてくれるパイネ。好天候にも恵まれ、歩くことが楽しくてしょうがない。おかげで、足はボロボロになりましたケド(笑)。

ちなみに、パイネで二番目に感激した景色は、トーレスの裏側に回りこんだところにある、シレンシオ谷(Valle del Silencio)。結構難ルートで、あまり行く人はいないらしく、迫力満点の雄大な景色を独り占め。いや、実際途中、死ぬかもと思った危険な川越箇所とかあったんですけどね。苦労して辿り着いた分、感激もひとしおでした、ハイ。

んで、三番目に感激した景色は、ペオエ湖をはさんで眺めたクエルノス・デル・パイネ(Cuernos del Paine)。サーキット+Wって、山の周囲を歩くんで、いつも、ドーンと目の前に山があり続けるんですよ。どちらかというと、引きの画の方が好きなオイラは、ちょっとコースから外れて、パイネ連峰から離れてみたんです。いやぁ、これがよかったんですよ。近くから眺めてて、ビミョーな山だなぁと思っていたクエノス連峰。これは、遠くから眺めてこそ、複雑な表情を味わえるんですな。

はぁぁ、それにしても、11日も俗世間から離れていると、なんか解脱した気分になれます。貴重な体験です。一皮どころか、三皮くらい剥けた気分です。2,3日じゃ、ここまでの境地には達せられませんな。やっぱ10日くらい篭らないと。10日近く、毎日楽しい思いをしながら、山篭れる場所なんて、そうそうあるもんじゃないですから。ぜひぜひパイネを訪れるなら、思い切って、長期キャンプをお勧めしまっせ。いや、これ、マジで。

で、新年最初の書き込みなんで、
ちと、遅らばせながら、新年の挨拶を・・・

新年明けましておめでとうございます。
今年も応援、よろしくお願いします。

さてさて、今年は、おそらく、南米旅が終了し、
次なるステージのアフリカへと突入するはずです。

大好きな南米大陸をまだまだ走っていたいという未練と、
未知なる大陸アフリカへの憧れと不安。

南米の最南端が目の前に見えてきた今年の年明けは、
結構複雑な心境です。

つのる想いはたくさんあるのですが、
それはまた、アメリカ大陸縦断しきった時に改めてってことで。

とにかく、
今年は、さらに楽しみながら走ろうと思ってます。
混沌も当惑も楽しみに変えられるようポジティブに。
そして、この楽しさを皆さんと昨年まで以上に
共有しあえたらとも思うのです。

旅はまだまだ続きます。
地球は・・・デカイ。
一生かけて少しづつ死んでゆくのなら、
このデカイ地球にある素敵なコトと
少しでも多く、出会っていきたい。

心震える雄大な景色に包まれながら、、
そんなことを思った2011年の年明け。

2011.1.3 チリ、プエルト・ナタレスにて


2011.01.04 Tue l パタゴニア(ア&チリ南部) l コメント (2) l top
sho
明けましておめでとうございます。
ヨシさんの日記を読んでるとまた僕の中に眠っている旅心がくすぐられてくすぐられて…こしょばい!!
さて、いよいよアフリカですか。僕にとっては全くの未開の地。おそらく南米以上に大変な旅路になることでしょう。
体に気をつけて、そして旅の安全を願っています。


チャリヨシ
shoさん、明けましておめでとうございます。
フフフ、これからもますますshoさんの旅心、
目覚めさせちゃいますよ。
なんてったってアフリカですから。
という僕も、未踏の大陸なんで、
どう転ぶのかまったくワカンナイんですけどね。
ま、とにかく
今年も、楽しみながら、ノンビリ進もうと思ってま~す。