
まさかトルコで、
白昼堂々バックを強奪されるとは・・・(涙)
本日、ガズィアンテップを出発し、
シャルンウルファに向かってチャリ走りしている途中、
Surucという町に入る曲がり角の手前あたりで事件が起きた。
道の脇から突然現われたヤツは、
いきなり、相棒の右後ろにつけていたオレンジ色のオルトリーブのバックを
強引に力いっぱい、引きちぎるようにして奪い去っていったのだ。
後ろを振り返ると、右リアバックがきれいになくなっていた。
あまりにも唐突な、
一瞬の出来事だった。
呆然とするオイラの耳に、
激しい吼え声が鳴り響く。
そちらに目をやると・・・
リアバックを放り捨て、
オイラに向かって吼える犬が見えた。

・・・犬?
ええ、バックを奪っていたヤツは、犬だったんですよ。
いやぁ、この辺り、獰猛な犬が平気で放し飼いされてまして。
そんな犬たちが、襲ってくるもんだから、たまったもんじゃない。
実は本日、この事件の前に、
6匹ほどの犬の集団に追いかけられ、
リアバックを一度、咬まれてまして。
その時は見事に引き離せたんですが・・・
二度目の襲撃となった今回、
前回同様、
咬まれた時点で力いっぱい漕ぎ、
振り払おうとしたんですが、
ヤツの力のほうが強かった。
食いちぎるようにして、リアバックを奪っていきやがったんですわ。

幸い、すぐに放り出してくれたから、
奪われたリアバックはちゃんと奪還できたんですけど・・・
バックには見事に咬まれた跡がつくわ、
留め具の所を壊されるわ、で、結構ショック。

あ~、ペルーの犬より厄介だな、トルコの犬は。
ちなみに、コイツが犯人。

ちっ、なんだ、お前のそのいかつすぎる首輪は。
めっちゃ怖えぇっつーの。
追記)
事件後、ディヤルバクルという町で泊まった宿の情報ノートを見て知ったのだが、
この犬、
カンガル犬というトルコのカンガルという町でブリーディングされている名高い牧羊犬らしい。
このトゲの首輪がその証拠なんだって。
そして、なんと、このカンガル犬、
オスマン帝国の頃、皇帝の目の前でライオンを倒したと伝えられている世界最強の犬なんだと。
ひえぇ・・・
バックを一個強奪されるくらいですんでよかったですわ・・・
ガクガクブルブル・・・
しかし、情報ノートにはカンガル犬はやさしくて無駄吠えしないって書いてあったのに、
襲ってきたし、めっちゃ吼えてたんですけど・・・
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この症状は僕も経験がありますが、同じだとすると、再発するかも??
皮膚の内側に袋が出来ていて、そこに膿が溜まりふはいしてきます。
いづれ袋の切除が必要だと思います。