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マシュハドから2日かけて走り、
本日イランとトルクメの国境の町サラフスに到着。

イラン最後の道も、
笑顔と優しさが溢れるイランの人たちとの出会いが続き、
気持ちよくイラン走りを終えることができた。

素晴らしい国だった、
イラン最高!

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・・・と書いてイラン編ブログを締めよう思ってたのに。

サラフスの町に辿り着いた時、
めっちゃ腹が減っていたので、
まずは、何かを食おうと、
チャリのままサンドイッチ屋に行ったんですわ。

で、店の前の見えるところにチャリを停め、
サンドイッチをオーダー。
チャリが無事なことを確認しながら、
サンドイッチを食べ、
会計をすませて外へ出たら、

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GPSが無くなってました。

たぶん、会計をしている隙に盗られました。

あ~、アホですわ。

フランスでリアバックと取られた時とまったく同じシチュエーション。
同じ過ちを二度も繰り返すとは。
学習能力がないなぁ、オイラ・・・

いや、自己反省してますけど、
悪いのは、完全に盗ったヤツ。

くそっ、腹立つ。

しかし、いつもならならGPSは取り外して店の中に持っていくのに。

イランはあまりにも皆さんが優しくて平穏だったから、
つい、ちょっとの間なら大丈夫か、という油断が生じてしまっていた。
油断したオイラが悪い。
目に見えるところにGPSが置いてあったら盗りたい心が生じるでしょ。

いやいや、自己反省してますけど、
悪いのは、完全に盗ったヤツですから。

と、そんな自己反省とツッコミな思考回路になったのは、盗られたのが分かってしばらく経ってから。
今回も前回同様、
盗られたことが判明した瞬間は頭が思考停止で真っ白になり、
次の瞬間、

GPSをいつも通り店の中に持っていっていれば・・・
先に宿にチェックインして荷物を置いてからサンドイッチ屋に来ていれば・・・

と、いくつもの<たら><れば>が頭を巡った。
が、全て後の祭り。
時間は逆には戻らない。

まだ買ったばっかりだったのに・・・

しばらく店のお兄ちゃんに協力してもらって探すも、出てこず。

「やっぱりイランもこんな国か!」

怒りのやり場が見つからず、
イランに八つ当たりしながら宿へと向かうオイラだったのだが・・・

そんなオイラに
「どこから来た?ジャポン?一緒に写真を撮ろう」
と人の気もしらずに、相変わらず陽気にイランのおじさんたちが話しかけてきて
半ば強引に輪の中に引き込まれ、一緒に写真を撮るハメになった。

気分は最悪、
とても写真なんて撮られる気分じゃない。
笑えないよ

と思っていたのだが・・・

ガハハ、ガハハとおおらかに笑うおじさんたちに囲まれてたら、
思わず、「ぷっ」とふきだしてしまった。

あはは

そうだ、イランの人々はオイラに溢れるほどの優しさをくれたじゃないか。

今日GPSを盗った輩は、ホンの一握りしかいない悪意を持ったイラン人なだけなのだ。

決して<イラン>という国が悪い国なワケじゃない。
むしろ、イランは、このブログに綴ってきたとおり、ホスピタリティー溢れる素晴らしい国だ。

溢れる優しさとほんのちょっとの悪意。
たまたまほんのちょっとの悪意に遭遇してしまっただけ。

まぁ、どんな国でも、全てが優しさで包まれているなんて、ありえないからね。
人間社会である以上。

ただ、イラン人は優しすぎ。
そんなイラン人の優しさに心を許しすぎて油断しちゃったのが今回の敗因。

でも、人の優しさ攻撃を毎日喰らい続けるこの国で一ヶ月過ごしちゃったら、心を許すな、油断するなっていう方が無理ですよ、ハイ。

2014.08.30 Sat l イラン l コメント (5) l top
ウガなか
GPSショックだね。起こったことはしょうがない!次から気持ちを切り替えて、中央アジアがんばってください!山々が美しいですよ。タジキスタン自転車とかうらやましい・・・・


ヤマト
こんにちは。何度かコメントもし、
いつも楽しく見ています。

イランは5年以内に行きたいと思ってるので
参考になります。
旅は、嫌なこともあるけどそれを上回る感動がある。
そう実感しています。
楽しんで旅を続けて下さい!

〈追伸〉
7月にジンバブエに行ってきました。
まだ作成途中ですが、旅のHPを作っているので
見ていただけたら嬉しいです。


ウガなか
トルクメを抜けてウズベキスタンでしょうか?その後もタジキスタン、キルギスと見所が多いですね。そろそろ寒い季節ですが長旅お気をつけて!!!


チャリヨシ
ウガなかさん、返事が遅れてすいません!パソコンが壊れてしまったので、しばらくネットにアクセスできませんでした。いやぁ、実は、トルクメに入ってから、パソコン壊れた事件を含め、いろんなことが起こりすぎて、GPSを盗まれた口惜しさは、すっかり忘却の彼方へと行ってしまいましたよ。今となっては、あ、そういえば、そんなこともあったっけ、って感じです(笑)

とりあえず、今は、ウズベクのサマルカンドです。ここで、新しいパソコンを入手しましたんで、これから突入するタジキスタンはバッチリ中継できますよ~・・・って、いや、パミールに入っちゃうと、今度は、ネット環境がなくなっちゃって、中継は難しくなっちゃうかも。とにかく、なんだかんだで大変だけど楽しいです、中央アジア。あ、そうそう、ウガなかさんが、「トルクメにもう一度行きたい」って言ってた気持ち、わかりましたよ。


チャリヨシ
ヤマトさん、どもども。返事が遅れてすいません!旅は、嫌なことや大変なことも起こるけど、ホント、その後にはそれを上回る感動出来事があるんですよ。イランでのGPS盗難後に突入したトルクメニスタンでも、ウズベキスタンでも、めっちゃ素敵なことが起こりました。あ、さらに大変な出来事も起こっちゃったんですけど・・・その辺、すぐにブログに綴りますんで、悲喜こもごも入り混じる<旅話>を読んでやってください。

イラン、見どころ情報とかは全く載せませんでしたけど・・・参考になりました?とにかく、イランは人と触れ合うのが楽しい国です。イランに行ったらぜひ、イランの人たちと戯れちゃってくださいね~

そして、ジンバブエ、いいな~。あの国はまた行きたい国の一つです。ぜひぜひ、ヤマトさんのジンバブエ旅道中を読んでみたいので、早く書いてくださ~い!。


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本日ついにトルクメニスタンビザをゲット。

ようやく中央アジアへ突入できることになったのですが・・・
ココにきて、大問題が発生。

パソコンのファンが壊れてしまい絶不調。
マシュハドのコンピューター修理店で
大分解までしてもらったのに・・・

結局直らず。

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3時間も作業してくれたのに、直らなかったので「お金はもらえないよ」と言ってくれたお兄さん。

相棒も気になっていた後輪ハブは治してもらったものの、
今度はギアの調子がちとおかしい。

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ん~、準備万全とは言いがたい状態で突入する中央アジア旅。
どうなることやら・・・

ま、旅6年目ともなると、各方面にホツレが生じはじめるので、
万全な準備状態、なんてことにはなりえない。
ほどほどによければ、それで良しってのがベストの状態なのですよ。

とりあえず、明日から久々にチャリ走り再開。
久々のためか、腰が重い。
そして、なんだか、出発したい気分じゃないんだよなぁ・・・モヤモヤ・・・

ん?また、モヤモヤ症候群発病か。

うむむ・・・今回のモヤモヤの原因は、
久々のチャリ旅に対する億劫さなのか?
それとも、アルメニアの時と同じく、イランにもっと居たいという後ろ髪な気持ちなのか?
はたまた、ビザ取りを共に挑み、しばらくずっと一緒に居たヤスさん、シホさん、ケントくんと離れる寂しさなのだろうか?

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2014.08.28 Thu l イラン l コメント (0) l top
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本日イスラム教シーア派の聖地であるマシュハドに到着。
マシュハドまではチャリで走っていたワケじゃなく・・・
テヘランから距離にして900km以上をたった一晩でバスワープ。
一気にイランとトルクメニスタンの国境近くにやってまいりやした。

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ここ、マシュハドで、
明日か明後日にトルクメニスタンビザをゲットしたら、
イランを発って、
ようやく中央アジアへ突入。

・・・と、中央アジアに突入する前に、
やっておかねばならないことがありまして。

それは、自転車メンテ。

今、ビミョウに後輪のハブに違和感があり、
相棒が体調万全とは言えない状態。

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この先の中央アジアは、
あまり自転車が普及していないため、
自転車屋事情がよくないらしい。
なので、イランにいるうちに、
相棒の体調を整えておかなきゃ。

ということで、
相棒は、本日、メンテのために、宿の近くの自転車屋にお泊り。

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ああ、今日はいつもベッドの横にいる相棒がいない・・・
淋しい夜になりそうだ(笑)

2014.08.26 Tue l イラン l コメント (0) l top
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本日、ウズベキスタンビザがもらえる日。
同じ日に申請に行ったヤスさんシホさんケントくんとともに
朝一でウズベキスタン領事館へ。
前回早めに行ったのに3時間も待たされたという3人の経験を踏まえ、
今回はもっと早くに到着するようさらに早めに出発したのに・・・

到着したら、すでに先客が9人もいた。
前回よりも、待たなきゃあかんやん。

まぁ、とにかく待てばウズベキスタンビザはゲットできそうではあるのだが・・・

実は今回、ウズベキスタンビザをもらった後、
11時に閉まるというトルクメニスタン大使館へ駆けつけ、
そのままトルクメニスタンビザを申請しなくちゃならない。
今日を逃すと、明日明後日が休みになるので、
なんとしても、今日のうちにトルクメニスタンビザ申請までこぎつけておきたいのですよ。

ということで、
ウズベキスタンビザを早くもらわなければならない。
なので、なんとか先に手続きをさせてもらえないものかと、
ウズベキ領事館の受付のおばちゃんや
先に並んでいる人たちに交渉してみたのだが、
「みんな急いでいるのよ」
という当たり前の理由を言われ、
結局順番どおりに待たねばならなかった。

しかし、まぁ、必死の願いが多少なりとも届いたのか、
前回に比べ、人の流れはスムーズで、
9時から始まった受付、
10時頃にオイラたちの番が回ってきた。

「えっと、ビザの日付はこれでいいのよね」

と、受付のおばちゃんが、
オイラたちが申請した紙を見て確認。

え?今更確認?
ひょっとしてこれからビザ発行なんですか?

そう、どうやら、これからビザが発行されるらしい。
必要事項が書かれていないシールに、
日付がプリントされ、それがパスポートに貼られた。

やればすぐできるんじゃん。

・・・う~ん、この一週間ってなんのための待ち時間だったのでしょう?

まぁ、とにかくウズベキスタンビザをゲット。

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さて、この時点で10時10分過ぎ。
ウズベキスタン大使館を後にして、
走って、近くのコピー屋さんへ向かうオイラたち。

実はトランジットビザしか発行してくれないトルクメニスタン。
トランジットであることを証明するために、
先の地であるウズベキスタンのビザが必要なのだ。
なので、取得したウズベキビザのカラーコピーをとるべく、
まずは、コピー屋さんへ行かねばならない。
5分ほど全力疾走して、
4人で、はぁはぁと息を乱しながらパスポートをコピー。

コピー後、目の前の通りでタクシーを捕まえ、
10時25分にタクシーに乗り込んでトルクメニスタン大使館へ向かう。

とりあえず、間に合いそうだ・・・
と、安心して4人で顔を見合わせた時、
なんだか焦げ臭い匂いがタクシーの車内に充満してきた。

「う~ん、調子が悪いな」
タクシーを停め、ボンネットを開くタクシーのお兄さん。
再び走り始めたのはいいのだが、
タクシーは時速20kmしか出てなくて、
周りの車に追い抜かれまくり。

・・・なんでよりによって急いでいるこの時に乗ったのが、こんなタクシーなんだ・・・

通常であれば10分もすれば到着できるところなのに、
ノロノロ走るタクシーでは、なかなか着かない。
結局20分もかかり、10時45分にトルクメニスタン大使館に到着。

慌ててタクシーから降り、
トルクメニスタンビザ窓口を見ると・・・

ここも人で溢れていた。

11時にはキッカリ窓口を閉めちゃいそうな雰囲気の
トルクメニスタン大使館、
なんとか今日中に手続きをしてもらうべく、オイラたちは必死。

4人で協力して横入りしてくる輩をはねのけ、
なんとかギリギリ、11時に書類を受け取ってもらうことに成功した。

やったー!!!

これで、あとは、一週間後に、トルクメニスタンのビザをマシュハドで受け取れば、
中央アジアビザ取得地獄から開放される。
(トルクメビザは申請をテヘランでやって、国境に近いマシュハドという町で受け取ることが可能なのだ)

お疲れさん、ってことで、
トルクメ大使館を出たオイラたちは、
近くの商店でジュースを買い、乾杯。

あ~、めっちゃ美味い。

いやぁ、なんでしょう、この達成感と連帯感は。

ただビザを取るという作業をやっただけなのに。
この時湧き上がる喜びが、まるで、チャリで峠を上りきった時に感じるものと同等のものであるとは。

2014.08.21 Thu l イラン l コメント (4) l top
ウガなか
祝!ウズベクGet、トルクメ申請完了!
トルクメいいですねえ。俺ももう一度行きたい。
実質3日しか滞在しなかったので。


チャリヨシ
ウガなかさん、ありがとうございます。
中央アジア突入の準備が着々と整いつつありますよ~
ところで、トルクメってもう一度行きたくなるような国なんすか?
僕も実質5日しか居られないし、その5日間も、ひたすらチャリ走りしなきゃいけないんで、トルクメは全然満喫できそうにないんですよねぇ・・・


ウガなか
こんにちは。トルクメがどういう国か知る十分な時間がなかったので、もう一度行かなければいけない!!!と思ってるんです。実際1ヶ月ぐらい滞在してみたら案外つまらないかもしれませんが(笑)。実際町から町へ移動しながらのんびりバザールとか見て、郷土料理を食べておじさんおばさんと話すだけでも1カ国最低数週間かかっちゃいますよね。


チャリヨシ
ウガなかさん、なるほど、もっと知りたいためにもう一度行きたいってことなんですね。確かに、数日じゃその国のことなんて知り得ないっすもんね。トランジットのためだけに5日しか居られないトルクメニスタン。う~ん、どこまで深く入り込むことができるのやら・・・


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イランにはザクロを使ったザクロカレーなるものがあると聞き、
カレー研究家としては食わないワケにはいかない、と、
そのザクロカレーが食べれる店を探し回って・・・

本日、ようやくザクロカレー<ホレシュテ・フェセンジュン>を食することができた。

そうそう、イランではザクロの赤いツブツブの部分が
ホシブトウのような状態にされ、香辛料屋さんの店先に山積みになって並んでいる。

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ザクロも、香辛料の一つと考えられているんですな。

ちなみに、ホレシュテとは煮込み料理のこと。
肉を香辛料としてのザクロと一緒に煮込んだ料理ってことで、
通称ザクロカレーと捉えられているようだ。
(イランではザクロカレーでは通じない)

さて、見た目はまさにカレーっぽい、このザクロカレー。
お味はというと・・・
予想通り甘酸っぱい。
しかし、ただのザクロの甘酸っぱさとはちと違う。
どうやら、入っているのはザクロだけではなく、
クルミを磨り潰したモノや、
ナツメヤシ的なものを潰したものも入っているみたいで、
いわゆるザクロだけの風味ではない、
もっと複雑な風味の甘酸っぱさとコクをかもし出していた。

まぁ、カレーと言えばカレーなんだけど、
ただ、カレーとして考えると、相当な変化球の味。

で、美味しいかというと・・・
まぁ、美味しい。
が、オイラの目指すカレーの方向ではないと言っておこう。
たぶん、オイラの開くカレー屋のメニューには載らないと思います、ハイ。
ん、いや、子供向けに、星の王子様カレー(甘口)的に出すのならアリなのかな・・・

2014.08.19 Tue l イラン l コメント (2) l top
ウガなか
サラーム!ざくろカレーなんて知りませんでした。勉強になるブログだなあここは。このあとはウズベク-タジク-キルギスのルートですか???最高ですね。タジクは二輪(自転車もバイクも)野郎にとっては最高の場所ですよ!!!もう秋だけど。パミール4000mあたりは8月も雪降ったりするので気をつけてください!!!!俺も去年峠越え雪降ってました8月末。


チャリヨシ
ウガなかさん、サラーム!実は僕もザクロカレーは見逃すところだったんですよ。たまたまテヘランで宿が同じになった女の子とカレー話をしていたら「カレーと言えば、イランでザクロカレーがあるって聞いたんですけど、食べたことあります?」って教えてもらったんです。危ういところでした。

で、この後は、ご察しの通り、ウズベク-タジク-キルギスルートですよ~。タジキスタンはめっちゃ楽しみにしているんですが・・・もう雪が降ったりするんすか!?早すぎですよ。パミール突入は9月末頃になりそうなのに。雪化粧したパミールを見てみたいという思いがある反面、メンドウな雪道にならないようにと祈る気持ちもあって・・・複雑です。


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ただ今、ウズベキスタンビザを申請中なのだが、
その間、パスポートはこちらの手にある。
ということで、ウズベキスタンビザが下りる前に
別の国のビザ申請をすることも可能なのだ。

・・・ということに気づきまして。

居心地よかったエスファハン滞在を早々に切り上げ
テヘランに戻ってきたのは、
ウズベキスタンビザを待っている間、
ただブラブラ遊んでいるんじゃなくて、
タジキスタンビザを取得した方がよくね?
って思ったからなんです、ハイ。

ということで、今日は朝からタジキスタン大使館へ。

と、タジキスタン大使館へ行くには、
メトロに乗るのが安くて確実ということなので、
メトロに乗り込んだところ、
朝の通勤ラッシュ時間とかぶって、
車内は超満員。
あ~、久しぶりの嫌な感じだ、この圧迫感。

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いやぁ、身動きできないほどの満員電車って
日本だけだと思っていたのだが、
意外と日本だけじゃないんだな。

さてさて、そんなこんなで
タジキスタン大使館に到着し、
ビザ申請フォーム
日本大使館のレター
パスポートのコピー
写真
をそろえて、出てきてくれた受付のオネエサンに提出。

タジキスタンビザは普通だと翌日発行されると聞いていたので
「明日取りにくればいいですか?」
と聞いたところ
「いえ、ビザ発行には通常4日かかります」
と言われた。

え~、聞いてた話と違うじゃん。

タジキスタンビザは、パスポートがホールドされてしまうので、
今日提出したら、
2日後のウズベキスタンビザ発行日に間に合わなくなる。
(発行時にはパスポートが手元に必要なのだ)

こうなったら特急で即日発行してもらうしかない、ということで、
「じゃぁ・・・特急ってことで即日発行はできませんか?」
とお願いしたら
「値段は倍かかりますけど、いいですか?」
と言われ、しぶしぶ承知。

そして、9/10から入国したいって言ったのに、
なぜか9/15からしか入国できないってことで、
ビザには、9/15から入国って記されてしまった。

10月には早くも雪が降り始めるかもしれないという山岳国家タジキスタン。
なるべく早くに入りたかったのだが、
結局9/15からか・・・

9/15までタジキスタンに入れないことを考えると、
時間的には、トルクメニスタンもウズベキスタンも
チャリでガッツリ走れちゃいそうじゃないか(涙)

タジキスタンに早く行かなきゃいけないのを理由に
猛暑で辛いらしいトルクメニスタンや、ウズベキスタンは
ガンガンワープして進もうって画策してたのに(涙)

2014.08.19 Tue l イラン l コメント (4) l top
ウガなか
あ、そうかまずはトルクメいってウズベクなんですね。Tomotomo夫妻ルートか。トルクメヴィザはテヘランでは比較的とりやすいと聞きました。自転車だとトルクメトランジットビザで普通5日のところ10日くらいもらえるのでしょうか???長旅気をつけてください。


チャリヨシ
ウガなかさん、そう、たぶん、トモトモ夫婦と同じルートですよ。トモトモ夫婦からウズベク&トルクメのビザをテヘランで取ったって話を聞いたんで、ココで取ることにしたんです。トルクメは自転車も5日のトランジットビザしかもらえないようですよ。みんな5日で駆け抜けてるみたい。ま、がんばりまっす。



きむらゆうじ@二人四輪
ヨシさんお疲れ様です。
そういえば、こないだパミールを走っている時に、欧米人サイクリストから「9月15日までは出国も入国もできなくなるらしい」なんて話を聞きました。
ぼくらも9月5日に飛ぶ予定だったので、「マジで?」と確認したのを思い出しました。結果的に出国はできましたが、やっぱり入国は止められていたみたいですね。
中央アジアはそんなんばっかりです…。
ドゥシャンベでは、ベローニク邸のホームステイがマジでオススメです。


チャリヨシ
ユウジくん、どもども。中央アジア走りは、タジクに入る前にいろんなことが起こりすぎて、もう大変だよ。そして、そう、タジク入国は、ビザ取りの時に、「9月15日までは入れないから、ビザは15日以降になるわよ」って言われたんですよ。しかも、一応ビザは15日からにするけど、実際に15日に国境が開くかどうかはわからないけどね、なんて追加で言われたりして。いやぁ、中央アジアを旅するって、こういうなのかぁ、とビザ取り時点で、実感しましたよ。

そして、サマルカンドからは、30km東に行ったところにあるPanjakentの国境からタジクに入ろうと思っていたのに、宿で会った欧米人チャリダーから、「その国境はしばらく閉まっているから、ドゥシャンベに行くならTursunzadaの方を回って行かなきゃダメみたいだよ、なんて聞きまして。ということで、グルッと回ってドゥシャンベに向かうことになり・・・あぁ、だったら15日までサマルカンドに留まっている意味がないじゃん、とこれまた中央アジア旅の理不尽さを実感(笑)

まぁ、とにかく、もうすぐタジクに入りま~す。ドゥシャンベの宿情報ありがと~。おすすめのベローニク邸訪ねてみるよ!


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本日、エスファハンからテヘランへ戻ってきたところ、
宿はドミもシングルも満室だった。
うむむ、前に旅行者が少ないイランだなんて書いたけど、
そんなことはなかった。
特に夏休みシーズンの今、日本人旅行者でいっぱいだ。

さて、エスファハンを出発する前の昨日、
エスファハンのエマーム広場で、
久々に絵でも描こうかと、
ノートを広げ、鉛筆を取り出したんですが・・・

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なんてったって、ココはイランですから。
通りがかる人、ほぼ全員が話しかけてきて、
絵なんて描かしちゃくれない(笑)

で、その中の一人の青年がこんなことを問いかけてきた。

「日本のメディアでは、僕らの国イランは悪者のイメージで伝えられているって聞いたんだけど、ホント?」

イランは政治的には反米を掲げている。
シーア派が国家権力を握るというイラン革命を成功させたイランに対して、
イスラム宗教国家が拡散するのを嫌ったアメリカが、
イラクをけしかけて起こしたのが、あのイラン・イラク戦争。
そんなイランがアメリカを嫌うのはごもっとも。

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イランのコーラはアメリカ製のコカコーラではなく、イラン製のザムザムコーラ

で、親米な日本では、反米国のイランをいいイメージで扱ってはないでしょ、というワケだ。

確かに、オイラは日本に居る時には、イランについてあまりいい印象は持っていなかった。
中東=ムスリム=危険
みたいな図式で、危ういというイメージが刷り込まれていた。

これが、メディアによって刷り込まれたのかどうかは定かではないけど、
実際、オイラだけではなく、
多くの日本人がこういうイメージを持っているような気がする。

「残念だけど、そういう傾向はあるかも。でも、僕はこの目でイランを見て、そうじゃないって知ったよ。逆に大好きな国になった。それはきっと僕だけじゃない。この国を自分の足で訪れた日本人は、皆、イメージが書き換えられ、イランのことが大好きになると思う。だから、僕としては、より多くの旅人がイランに来るよう、勧めていくことにするよ」

と、答えるしかなかった。

実際に訪れてみたら、
日本で知りえる情報から推測していたイメージと
全然違っていた国は多々ある。

メキシコ、コロンビア、ベネズエラ、南アフリカ、ナイジェリア・・・

その中でもイランは最もイメージと異なっていた国かもしれない。
こんなにも人々がフレンドリーで、優しい国だなんて、
日本に居たときには、想像だにできなかった。

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誰かがある意図を持って歪めた情報で、踊らされちゃうのは間抜けなコトだ。
こんなことは絶対起こらないと思うけど、
集団的自衛権を行使して、
アメリカの敵としてイランを日本が・・・
なんてことになったら、オイラは断固として反対する。

だって、もうイランにも、友達がいるんだもん。

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国家という曖昧模糊としたモノの流れに翻弄されるより、
<顔を知った仲間を大事にする>ことのほうが、
オイラがこの世で生きていく上で、ずっとずっと重要なことになってきている。

日本という国家の所属から長らく離れた生活をしているからかもしれないが、
そもそも、国家なんてものはピンとくるものではない、と
著書<いま私たちが考えるべきこと>で橋本治さんも言っているし。

言い逃れだけが上手い風見鶏な政治家が言う「イランが・・・」なんていう言葉より、
オイラは、イランのタブリーズに居るラミンさんの言葉を信じるだろう。

そう、つまり、
踊らされずに、自分で判断することが出来るようになるためには、
<顔を知った仲間>を多く持つことが必要なんだと思う。

友や仲間や愛しい人のために。
近代という個々人が自分の頭で考えて生きていかねばならない時代を生き抜く上で、
これ以上、確実な判断材料はない。

そのためには、世界中に友達を。

2014.08.18 Mon l イラン l コメント (0) l top
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「エスファハン・ネスフェ・ジャハン」
これは、エスファハンは世界の半分という意味の言葉。

エスファハンとはテヘランから南へ400kmほど下ったところにある町。
かつてサファビー朝が栄華を極めていた頃、
名君アッバース大帝がこの地を首都と定め、
政治・経済・信仰・文化の全てを集約すべく、
全精力をあげて町づくりを行った場所だ。

結果、まるでその当時の世界の半分がココにあるかのようだと
称えられるほどの地になったらしい。

イスラム文化にピンとこず、
ペルシャ遺跡にもさして興味がないオイラ、
イランは人と触れ合うのが楽しみなだけで、
特に行きたい場所や見たいモノはなかったんですが、
<世界の半分>という言葉に誘惑され、
それほどまでに称えられていたという<エスファハン>だけは
この目で見てみたかった。

ということで、
ビザ待ち中に快適イランバスに乗って小旅行でやってきたエスファハン。
(相棒はテヘランで留守番中)

早速、エスファハンの象徴であるというエマーム広場へ行ってみたのだが・・・

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対称的にカッチリ作られたいかにも幾何学的な空間があるだけだった。
簡素というかシンプルというか、
とても世界の半分が詰まっていたとは思えない<何もなさ>を感じてしまった。

これが世界の半分だなんて、
かつての世界はどれだけちっぽけだったんだ

と、若干落胆気味で、
とりあえず、エマーム広場の一番の見所であるという
マスジャデ・エマームに入ってみたところ・・・

ビックリした。

ただ、もう、圧倒された。

恐ろしいほど緻密で精密な模様の造形で溢れかえっていたのだ。

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マスジャデ・エマームのエイヴァーン。天井の鍾乳石飾りがモノスゴイ。

マスジャデ・エマームのエイヴァーン&中央礼拝堂ドーム、
マスジャデ・ジャーメのメフラーブ。

イスラム様式のモノに対してこんなにも心が震えたのは初めてだった。

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マスジャデ・シェイフ・ロトゥフォッラーのドーム内部。

イスラム様式って、
カタチがシンプルなものが多く、
パッと見のキャッチーさがない。

どちらかというとカタチの機微が気になるオイラは、
シンプルなカタチのイスラム様式は好みではなかった。

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アーリー・ガープー宮殿最上階の音楽堂の天井模様。楽器が形どられててかわいい。

そんなオイラが、ココでは装飾の圧倒的なディテールに惹き込まれてしまった。

そして、このディテールの中に、世界が見えた。
確かにココには、かつて世界の半分があったのかも、と思わせる世界があった。

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マスジャデ・ジャーメのメフラーブのレリーフ。あまりのディテールに圧倒され、しばらく前で立ち尽くしてしまった。

引き込まれた中で垣間見えた世界は、無限に広がっていた。
かつての世界の半分は、やはり膨大だったのだ。

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マスジャデ・エマームのドーム(の天井)。ここでは宇宙に引き込まれた。

多くの人が信じて止まない世界が、
そして、神がココにいる。

ディテールを極めれば、カタチはシンプルでも神は宿る。
神は細部に宿るのだ。

イスラム様式、特にイラン様式の建築は、
対象性や幾何学性を使うことで、人的なカホリを漂わさせ、
熾烈な自然から空間を切り取り、人知によって再構成する意思を示しているという。
そうして、つくった内的空間に、
過剰ともいえる装飾をほどこし、人知による<世界>をつくる。

世界ってのは
実はカタチはシンプルで、
その中に複雑にいろんなことが詰まっているんだよ。

大切なのは見えているものではなく見えていないもの。
その見えていないものこそが、世界そのものなんだよ。

自転車で6年旅をしているなんていう分かりやすいレッテルにみんな驚くけれども、
それ自体は世界でもなんでもなく、
6年間にどれだけのモノを見、どれだけの人に出会い、どれだけのことを体験し、どれだけ頭で考えごとをしたかってことこそが世界なのだ。

と、なんだかそんなことを教えられた気がしたエスファハンなのであった。

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あ~、そうなのだ。
オイラにとって、旅のディテールとは日記。
このブログに綴っていることなんて、オイラの旅の世界においての氷山の一角でしかない。
だから、日記はちゃんとつけておかないと。
う~ん、しばし途絶えちゃってる日記書き・・・再開させなきゃ・・・

2014.08.17 Sun l イラン l コメント (4) l top
ウガなか
ZamZamコーラですねえ。飲んだよ俺も。今年とか去年日本で放映されたイランに関する旅番組とか経済番組を動画で見たけど、かなり好意的な内容でしたよ。確かにニュースではちょっと怖めのニュースが多いけど、普通の旅行、情報番組ではずっと前から好意的な内容が多かったと記憶しています。シルクロードものとか。イランは国土が広いからワープ必要ですね・・・ではまた。


チャリヨシ
ウガなかさん、今暑いんで、もう、毎日のようにザムザムコーラにはお世話になってますよ。それにしても、旅番組とかでは、以前からイランを好意的に紹介してたんすか。う~ん、見てたかもしれないけど、印象に残ってないや。そう、そもそも、その頃イランに興味がなかったのかも。いい印象とか悪い印象っていう以前に、イランについて考えるってことをしなかったかも。まずは、そこからですね。興味を持つことから。誰かにとって、このブログの記事がイランに興味を持つキッカケになれば嬉しいです。

イランはホントでかいんで、ワープを駆使しないと抜けられないっす。あ、轍をつなげるタイプのチャリダーはがんばって走りきってるんですけどね・・・



ウガなか
これとか。 テレビ東京 未来世紀ジパング イラン編
回線が早くないと見れないけどね。http://www.dailymotion.com/video/x17ovuz_%E6%B1%A0%E4%B8%8A%E5%BD%B0%E3%81%8C%E8%A7%A3%E3%81%8D%E6%98%8E%E3%81%8B%E3%81%99-%E8%AC%8E%E5%A4%9A%E3%81%8D%E5%9B%BD-%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3-1_news

タイにも来ますか?来年7月までいます。


チャリヨシ
ウガなかさん、ほうほう、池上さんの解説番組ですか。面白そう・・・しかし、イランの宿の細いネット回線ではちと視聴は厳しいです。もっとネット環境がいいところに行ってから改めて見てみま~す。それまで、残っているといいのだが・・・

タイ、もちろん行きますけど、来年の7月までっすかぁ。う~ん、今のところの予定では、来年の7月は、まだインドにいるかもです。ラダックあたりを走っていると思います。ウガなかさんには、また会いたいんだけどなぁ。


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イランではサンドイッチしか食べれないって噂を聞いていた。
肉のパテとトマトとピクルスを挟んだシンプルなサンドイッチ。
まずくはないケド、これしか食えないから、食傷気味になると。

実際、イランは
サンドイッチ屋やハンバーガー屋で溢れていた。

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町のいたるところに、サンドイッチ屋やハンバーガー屋がある。
っていうか、確かに、パッと見、
イランの外食はサンドイッチ屋とハンバーガー屋しかないような
印象を持つくらい、とにかく、サンドイッチ屋とハンバーガー屋ばかり。
多くの人が、サンドイッチやハンバーガーばかり食べているのが目に付く。

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が、それ以外の食べ物が食べれないってほどじゃなかった。

前のブログに、生タマネギが出て驚いたと、書いた時に食べてたのは、
チェロケバブというイラン風ケバブ。
これも、結構いろんなところで食べることが出来る。

と、サンドイッチ以外のイラン料理をいろいろ食べてみて、
最近ハマッているイラン料理がありまして。
それは、アーブ・グーシュトという煮込み料理。

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トマトやジャガイモやマメや肉を煮込んだモノなんですが、
美味しいのはもちろん・・・食べ方が面白いんですよ。

まず、汁だけを別皿に移す。
で、具を、一緒に出てくる特殊な食器を使ってマッシュ。

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これを薄いパン(ラヴァーシュ)に包んで食べる。
まぁ、まずはふつうのサンドイッチ的な食感。

次に、別皿に移した汁に、
薄いパン(ラヴァーシュ)の一部をちぎって入れる。
すると、パンが汁を吸ってワンタンみたいな食感になるんですわ。

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一つの料理でいくつもの食感を味わえるという
ヒツマブシみたいな遊び気分満点の料理なのですよ。

ちなみに、オイラは具をあまりマッシュしすぎないのが好み。
それぞれの具材の味が、あまり混じり過ぎない方が美味しい気がします。
イラン人は、完全にマッシュしているけど。

さて、そんなアーブ・グーシュトを食べた後に、
町のあちこちにあるフルーツジューススタンドで、
その場でミキサーにかけてくれる生フルーツジュースを飲む。

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美味しい果物が安いイランならではの、嬉しいデザート。

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あ、そうそう、果物と言えば・・・
イランには、あの<ザクロ>を使ったザクロカレーなるカレーがあるという話を聞きまして。
カレー研究家としては気になってしょうがない。
が、なかなか実物にお目にかかれず、現在目下調査中。

まぁ、ザクロカレーはとりあえず置いといて・・・
最後に、一個45円のソフトクリームでしめる。
これが、真夏のイランでの最高の幸せフルコースです、ハイ。

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2014.08.14 Thu l イラン l コメント (0) l top
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テヘランでの怒涛の中央アジアのビザ取りが始まった。

あ~、めんどくさい。
ビザ取り作業って、ホントやりたくない。
ただただ、テンションが下がるだけなのだ。

だが、先に進むためにはそうも言ってられないので、
まずは、ウズベキスタンのビザを取るべく、
昨日は朝から申請作業。

まずは、申請に必要なレターをもらうべく、9時に日本大使館へ。
言えば簡単に発行してもらえるかと思いきや、
ウズベキスタンの旅日程を詳細に書いてください、と日程用紙を渡された。

先の予定なんて決めないフリー旅をしてんだけど・・・

中央アジアビザがメンドウなのはこの辺なんすよ。
ビザを発行してもらうために、旅の予定を決めなきゃいけない。

この予定を基にビザの日付も決まるらしいので
適当に書くわけにもいかない。

ん~、と悩みながらとりあえずの予定を決め、用紙に記入。

そんなこんなで時間がとられ、日本大使館を出たのが10時過ぎ。

そこからタクシーでウズベキスタン領事館へ。
で、11時ちょい前に到着した大使館の入口には、
同じ宿に泊まっている
ヤスさんとシホさんとケントくんの三人組がいた。

すでに日本大使館のレターは取得していて
朝一でウズベキスタン大使館へ出かけた三人。
手続きが終わって、オイラが到着するのを待っててくれたのかぁ

・・・と思いきや、
なんと、まだ順番待ち中だと言うじゃないですか。

朝一番に到着したはずなのに、
なぜか割り込みされ、すでに3時間も待っているとのこと。

中央アジアビザがメンドウなのはこういうことでもあるんすよ。
領事館の手続きが適当なため、待ち時間が半端ない。

しかも、門のところには、
領事館の営業時間が9時~11時までと書いてあった。

ひょっとしたら今日はもう時間オーバーで、
受付手続きしてもらえないんじゃ・・・

という不安がよぎる。

でも、まぁ、三人は11時半頃、オイラは12時半過ぎに手続きしてもらえ、
なんとか来週の木曜の21日にビザを発行してもらえる運びになった。

ふ~、よかったよ。
今日手続きしてもらえなかったから、
金曜土曜が休みになるため、
ビザの発行が来週の日曜日の24日になるところだったからな。

ということで、夜は、4人でウズベキスタンビザ受付完了を記念して自炊鍋パーティ。
主食の米は、なんとカスピ海沿岸産の<コシヒカリ>。

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いやぁ、しかし、ホッとするのはまだ早い。
まだ受け付けてもらっただけであって、
予定通り受け取れるなんて保証はないし、
あと、トルクメニスタンビザとタジキスタンビザが残っている・・・

2014.08.14 Thu l イラン l コメント (0) l top
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本日テヘランに到着。
え?早すぎね?
ええ・・・
ザンジャンからバスワープしちゃいました。

いやぁ、イランは絶対チャリ走りしてたほうが面白い、
とは分かっているんですケド・・・

暑いからでしょ、って?
ええ、確かにこの時期のイランは暑い。
でも、北部イランは標高1000mくらいの場所にあるんで、
太陽光線はじりじりと暑いんですが、
比較的涼しい風が吹くんで、
耐えられない暑さじゃないんです。
モロッコの灼熱の方が、キツかったんで、
あの暑さに比べれば全然耐えられる。

じゃぁ、なんでかというと・・・
今、ちょいと旅を急いでまして。
というのも、中央アジアのタジキスタンのパミール高原が
10月になるともう、雪が降るらしいんですよ。
楽しみにしているパミール高原走りなだけに、
できれば変なコンディションで走りたくはない。
ということで、9月中にパミール高原に突入しようと
逆算すると、8月末にはイランを出なきゃならん。

8月末なら、まだ時間たっぷりあるじゃん、とお思いでしょうが、
実は、イランのテヘランで、
今後突入する中央アジアの国々のビザを取らなきゃいけないんです。
ウズベキスタンビザ取りに一週間、
トルクメニスタンビザ取りに一週間、
タジキスタンビザ取りは即日可、
という情報を聞いていて、
結構時間がかかるビザを待っているだけで、
あっという間に、8月末になってしまう。

ということで、
イラン走りを泣く泣く切り上げ、
バスに乗ったんです。

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で・・・

イランバスは、安いくせに
あまりにラグジュアリーすぎてビックリ。
確信犯的に間違えて、
VIPクラスという高いほうのバスチケットを買っちゃったんですが、
それでも、ザンジャン~テヘランの350kmあまりで
150,000リアル(650円くらい)。
3列シートで、座席の前部もめっちゃスペースが空いてる個人空間たっぷり構造で、
暑い外と違って、クーラーもガッツリ効いてるし、
お菓子やジュースも出てくるし、
そりゃもう、超快適、快眠。
いやぁ、今まで乗った世界中のあらゆるバスで一番のラグジュアリーバスかも。

バス旅もいいじゃないか、イラン。
チャリ旅もいいし、
バス旅もいいとは、
なんて旅向きの国なんだ、イラン。
それなのに、この国に旅行者が比較的少ないのは、ナゼなんだ?

2014.08.12 Tue l イラン l コメント (0) l top
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日本で会社勤めをしていた時、
「島田くんって、よく<話しかけるなオーラ>を放っているよね」
と、同じ部屋の女性から言われたことがあった。

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確かにあの頃のオイラは、
<自分>で何でもやろうとしていて、
<自分>の中に閉じこもりがちで、
特にそういうモードに入っちゃっている時には
他人と接触するのを極端に拒否する人だった。

 誰かのせいじゃない
 気付いている
 やっぱり僕は今もストレンジャー
 光に群がって
 おそろいの夢を見ても
 居心地悪いだけ

これは、オイラが勝手に旅のテーマソングにしている
the pillowsの「MY FOOT」という曲の最初の歌詞。
この曲を初めて聴いた時、
まさにオイラのことを歌っている歌だと思った。

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他人と馴染めない自分。
他人と馴染まない自分。

それはそれでいいじゃん、
無理に他人と馴染むことなんてないさ
と肯定してくれているような歌詞に癒された。

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が、旅に出て、
他国の人々の中にポツリと一人で存在するという
リアル・ストレンジャーになったら・・・

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他人を頼ろうとする自分
他人の助けが嬉しい自分
他人からの呼びかけにすぐ反応する自分
他人と馴染もうとする自分
他人と馴染んじゃっている自分
がいた。

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不思議なことに、逆に、
今のほうがストレンジャーな感じがない。

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Bostan Abadからザンジャンまでの走行中、
相変わらず続いたイランの人たちの優しさ攻撃の猛攻は、
そんなことを考えさせてくれたのであった。

2014.08.11 Mon l イラン l コメント (0) l top
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タブリーズを出発したのだが、
本日到着したのは60km先の町Bostan Abad。

イランはなかなか前に進めなくて・・・

というのも理由が二つありまして。

まず一つ目の理由。
イランのメンドウな制度が原因。

イランはネットがあまり普及していない&規制がかかっているので、
ブログの更新とかが結構メンドウなのですよ。
タブリーズで泊まった宿にはWifiなんて飛んでおらず、
しょうがないので、久々にネットカフェに。

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で、ネットカフェでは、利用中、パスポートを預かると言われまして。
そう、イランでは、宿でも宿泊時にパスポートを預けさせられるんですよ。
なんかその辺妙に厳しい。
ということで、宿にパスポートを預けているから、
今、手持ちパスポートはない、と言ったら、
代わりになる身分証明書を出さないと使わせられない、ときた。

しょうがないので、
以前つくった学生証を預けることに。
まぁ、この学生証、
すでに期限が切れているので、最悪なくなってもかまわないや、
なんて思っていたので・・・

帰りに返してもらうのを忘れてしまったんです。

それに気付いたのが、タブリーズを出発しようとした今朝。

最悪なくなってもいいやと思いつつ、
やっぱり一応写真つきの身分証なので、
忘れたままにしてしまうのは気持ち悪い。

ということで、出発前に、
昨日行ったネットカフェを訪れたんですが・・・

閉まってました。

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9時に開くっていってたのに、
今日は金曜日ということで、
(ムスリムは金曜日が休日)
通常よりも、開く時間が遅いとのこと。

ということで、ネットカフェの前で待つこと2時間。
ようやく開いたネットカフェで学生証を返してもらい、
やっとタブリーズを出発したのが11時。

と、ここまでが、イランはなかなか前に進めない一つ目の理由。
で、ここからが、二つ目の理由。
イラン人のモウレツな親切心が原因。

タブリーズの町を走り出したところ、
サイクリング中のイラン人のおじさんが併走してきまして。

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「これで、パワーをつけて、テヘランまでがんばれ!」
と、冷たいジュースとチョコを差し入れてくれたおじさんと、
ノンビリイラン状況について話しながら走ってたら、
タブリーズを抜けた時刻はすでに13時を過ぎていた。

おじさんと別れ、
まぁ、ここからペースアップするかと、
タブリーズ郊外を走り出したら、
今度は、近くの山にピクニックに行くというご家族が、
車から降りて、話しかけてきた。

そして「スイカ食うか?」
と、車の後部トランクから冷たいスイカを取り出して、
切ってくれまして。

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ああ、ありがたい。

しばしスイカを食べながら談笑。

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と、こんなことばかり起こるので、
イラン道、全然前に進めません・・・

でも、まぁ、
一つ目の理由による遅延は、今後気をつけることで避けるとしても、
二つ目の理由による遅延は、避けようがない。
だって、こういう人との出会いを求めて旅をしているんだもん。

それにしても、イランの親切攻撃は噂で聞いてはいたけど、
想像していた以上にスゴイな。
この調子で行くとなると・・・テヘランには、いつ到着できるのだろうか?

2014.08.08 Fri l イラン l コメント (2) l top
きむらゆうじ@二人四輪
親切の猛攻、懐かしいです笑
ほんとに前に進めないんですよね。20~30kmおきに「うちに泊まりにこないか?」とか「ランチを食べないか?」なんて誘われてしまって・・・。


チャリヨシ
ユウジくん、今となっては懐かしいイランの親切攻撃。すべての誘いに反応してたら、ホント前に進めなかったよ。なくなく、挨拶だけして、かわしてしまった親切攻撃がどれだけあったことやら。そんなイランを抜けたから、この先は順調に進めるかと思いきや、トルクメやウズベキでは、イラン以上に親切攻撃を食らって、イラン以上に前に進めないんだけど・・・(笑)


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一昨日イランに突入し、
昨日、タブリーズに到着。

ムスリム国の中でも、
めずらしくシーア派が中心のイラン。
ムスリムの国には慣れたつもりだったけど、
いやぁ、イランってちょっと変わってる。
なんか、ビミョウに戸惑うことばかりが起こる。
ということで、今回のブログは、
イランに入って遭遇した戸惑いエピソード集です、ハイ。

■戸惑い①
イランに入国早々、女の人に話しかけられた。
ムスリムの国の女性ってなかなかガードが固いので、
イランでも女の人と話す機会なんてなかなかないと思っていたのに・・・
意外とオープンなのかな?と戸惑い。

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ただ、その後、絡んでくるのはおじさんとお兄さんばかりとなったので、この時の女の人は例外だったのかも・・・

ちなみに、イランも美人さんが多いです、ハイ。

■戸惑い②
イランに入国した後、しばらく急勾配のアップダウンの山道が続いた。

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途中、漕ぐのが困難になり押して上っていたら、
道行く車が何台も止まって「大丈夫か?」と声をかけてくれる。
他の国でも、こういう状況で声をかけられることはあったけど、
こんなに頻繁に声をかけてくれるのは、めずらしい、と戸惑い。

最初は自力で走りたいので、「乗せていくか?」というありがたい申し出を断っていたのだが、
あまりに声をかけられるので、この申し出を断るのも悪いな、と思い始め、
一人のおじさんの車に乗せてもらい、ワープ・・・

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■戸惑い③
イランのお金は桁がでかい。
1イランリアル=0.0428円が、今のレート。
100ドルを両替してもらったら、そりゃもうビックリするくらいの桁のイランリアルマネーが手元にもらえることになる。

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そんな膨大な桁数がめんどくさいのか、
イランの人たちは、桁を一個だけ省略してお金の話をする。
例えばコーラ缶を一つ買う時、
コーラの値段は10,000リアルなのだが、
電卓上で1,000と示してくるのだ。
最初、「コーラ缶が一個4円!?安っ!!!」
と思ってお金をだしたら、
「違う違う。もう一つ0がついている札を出して」
と言われ、戸惑い。

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なんだよ、結局コーラ缶一個43円か。
まぁ、それでも充分安いんだけどさ。

しかし、どうせ0を省くのなら3つくらい省けばいいのに・・・
1個だけ省くほうが、メンドクサイ気がするのだが。

■戸惑い④
レストランで飯を頼んだ時、
米とスープとともに、玉ねぎが出てきた。

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で、この玉ねぎが、生。
スライスもなにもされておらず、
ただ、皮がむかれて半分に切られただけの状態で出てきたのだ。

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世界中でいろんな国の食べ物を食べてきたが、
生の玉ねぎがそのまま料理として出てきたのは初めてかも、と戸惑い。
(生でもスライスされて出てくることはよくある)

これはどうやって食べるんだろうと思って、
レストランで同じような飯を頼んで食べているおじさんを見ていたら、
手で細かくちぎって、ラヴァーシュと言われる薄いパンに挟んで食べていた。
ふむむ、なるほど・・・

■戸惑い⑤
今度は別のレストランで飯を食べていた時。

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違うテーブルのおじさんが話しかけてきたので、
ペルシャ語がほぼ分からないまま、
とりあえず、オイラの旅話を身振り手振りで語ってみた。

すると、食事後、おじさんが
「ここの飯代はオレが出すから」
と、奢ってくれるって言うじゃないですか!

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ええ!?
あんなたどたどしい旅話で、そんなことしてもらっちゃうなんて・・・と戸惑い。

「ヘイリー、マムヌーン!(とてもありがとうございます!)」
覚えたてのペルシャ語で精一杯の感謝を伝えるオイラであった。

※追記
イランでは感謝の意を伝える時は、「メルシー」と言う方が一般的。

■戸惑い⑥
先の、車乗せ話やレストランでのおじさんの奢り話にあるように、
イランの人たちは、めっちゃ親切。
噂に聞いていた以上のホスピタリティーの国だった。

そんなイランなので、道をチャリで走っていたら、とにかく声をかけられる。
というか、手招きされて、呼び込まれる。
そこでは、チャイ(茶)をごちそうになって、くつろぎのひと時。

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いやはや、嬉しいんですが、5km走るごとに呼び止められるのがイラン道。
全然前に進めないんですけど・・・と戸惑い。

■戸惑い⑦
呼び止められてご馳走になるのは、チャイだけではなかった。
ここイランも、スイカやメロンが豊富に採れるらしく、
道端には、スイカとメロンを並べた露店がいくつも並んでいる。

そんな露店の一つで・・・

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またもやスイカをいただきまして。

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このスイカがまた、美味しすぎて・・・戸惑いました(笑)

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と、こんな感じで戸惑い続きのイラン。
さらに・・・小さな村の宿に泊まった時、
夜にポリスが宿泊者チェックに来て、
眠いのに取調べを受けたとか、
細かいエピソードを挙げればきりがないくらい戸惑ってはいるんですけど・・・

なんか、この戸惑わされ具合が旅っぽくて楽しいイラン。

さて、この先どれだけ戸惑わせてくれるのやら。

2014.08.07 Thu l イラン l コメント (0) l top
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昨日の峠越えで疲れ果ててしまったオイラ。
今朝になっても、全然疲れがとれなかったため、
結局、カパンから先の峠へは、
峠の上まで、タクシーに乗ってワープすることに。

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折りたたんだ自転車が珍しくて、ワラワラと集まってきたタクシーのおじさんたち

で、ワープして辿り着いた峠は、アルメニア一の絶景峠だった。

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実質2kmしか走らないで辿り着いた峠の頂上なので、達成感なし

タクシーを降ろしてもらって、
その絶景を目の前にした時、
心の中にモヤモヤしたものが広がった。

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このモヤモヤ感、
いつもなら、
<ワープしてしまったことによって、本来ジックリ見れるはずだった素晴らしい風景を堪能しきれなかったことへの後悔の気持ち>
となるのだが、
今回のは、なんか、ちょっと違う感覚だった。

じゃぁ、今回のこのモヤモヤの正体は一体なんなんだろう?

そんなことを考えつつ
峠を下って、イランとの国境近くの村メグリへ。

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ゴリスとはまた違った雰囲気の岩山に囲まれたメグリ村

と、このメグリの村に辿り着いてしまった時、モヤモヤの正体に気付いた。

このモヤモヤは、ひょっとして
アルメニアを去りたくない気持ちなのではないかと。

本来、カパンから二日間かけてイランとの国境近くの村メグリに来るはずだったのに、
ワープすることで、
あっという間に、メグリに辿り着いてしまったから・・・

まだアルメニアに居るはずなのに、
もう、イランへと突入してしまうのか、
という、
自分の中の予定と現実の行程とのギャップが、
今回のモヤモヤを生んだようだ。

確かに、アルメニアは久々に<ガツンとした旅気分>を味わせてくれた国だった。
そんなアルメニアを、もう去ってしまうのは、なんか、猛烈に切ない。

しかし、もう、あと13kmで、イラン。

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2014.08.03 Sun l アルメニア l コメント (2) l top
ノハラ夫婦
ヨシさん、お元気ですか?
タカハウスとコロンビア・ベネズエラ国境とでお会いしたノハラです。(ショウさんも一緒でしたが)
いつも見てます。頑張ってください。

モヤモヤ感、気になりましたが、そういうことでしたか。
僕は逆に旅自体にモヤモヤしてしまい、最後は旅を終わらせることを急いでしまいました。
なんで、ここまで続けられて凄いです。
ぜひ、日本に帰ってきたら、岐阜にも寄ってください。

これからも楽しみにしてますので、マメな投稿を期待してます!(プレッシャー?)


チャリヨシ
ノハラ夫婦のお二人、タカヒロさん、マチエさん、どうもどうも、お久しぶりです!
僕は元気ですよ~、そちらこそいかがですか?

旅自体には全然モヤモヤしないんですよねぇ、不思議なことに。
むしろ、ブログに書いたように、
その国を去らねばならないとか、
この宿を出発しなければいけないとか、
そういう後ろ髪を引かれる事態に、モヤモヤするようになってきました。
旅の終わりが見えてきたから余計にそう感じ始めたのかもしれません。
といっても、まだ2年くらい続きますけど(笑)

プレッシャーを受け、
なるべくマメに旅話を更新していきますので、
これからも楽しみに読んでください~


本日、ゴリスを出発してカパンという町に到着。
いやぁ、アルメニア後半戦の走りが始まったワケですが、
ゴリスからイラン国境までの道はヤバイほど大変。
今日だけで二つも峠を越えなきゃいけなかったし、
明日は、朝からまた峠のぼり。
しかも、今居る標高800mから一気に2400mへ・・・
ああ・・・もうイヤだ・・・山国なんて嫌いだ。

さて、そんなアルメニア道、
走っていると、少年達によく出会うのですよ。
基本的にいい子たちなので、
挨拶したり、止まって写真を撮らせてもらったりしてるんですが・・・

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朝、ゴリスからの道を下っている時、
小学校一年生くらいの男の子が
オイラのことに気付き、
道の先方で手を広げて立ち、とうせんぼしてたんです。

まぁ、この国の子供に警戒心なんて抱いていないオイラですから。
当然止まりまして。
「ドーブラ・ウートラ(ロシア語でおはよう)」
と、挨拶したところ、
その男の子が、ガッツリ相棒のハンドル部を掴み
「マニー!」
と、言い放ったんですわ。
どうやら、お金を出さないと、ハンドルから手を離してくれない様子。

一応、状況的には、
<人気のない道端で強盗に出会ってしまった>
というシチュエーションと言えるのだが、
強盗役が、見かけはちっちゃな可愛い子なので、
襲われている感じはまったくしない。

「お金は出さないけど、お願いだから手を離してくれないかな」
と優しく日本語で言ったりして、なだめていたら、
どうやら、コイツはお金を出さないと思ってくれたらしく、
手を離してくれた。

ホッと、思った次の瞬間、
その男の子がフロントバックに挿しておいたコーカサスの地図を抜き取って奪って走り去っていくじゃないですか。

「なにすんねん!」

さすがに怒った。
と同時に、アルメニアの子も、こういうことをするのかと、ガッカリだった。

とにかく地図を奪い返さねばと、男の子を追いかけようとしたところ・・・

坂の下から、小学校高学年くらいの少年がすごい剣幕で走ってきた。
そして、地図を奪った男の子から地図を奪い返し、オイラに手渡してくれたのだ。

「・・・ス、スパシーバ(ロシア語でありがとう)」

どうやら、この高学年の少年は
地図を奪った男の子のお兄さんのようだった。

オイラに地図を手渡した後、
お兄さん少年が、弟をめっちゃ叱り倒して、
弟は半べそ状態。

「いや、そんなに叱らなくても・・・」
と当事者のオイラが恐縮するくらい
猛烈に叱り倒していた。

悪いことをした弟を、兄が叱る。
しかも、兄といえども、まだ小学生くらいの男の子が、だ。

この国は、やっぱり大丈夫な国だ。
この国の未来は、きっと明るい。

この兄弟の光景を見ていたら、そう思えた。
と同時に、ますますアルメニアという国が好きになるのを感じた瞬間でもあった。

2014.08.02 Sat l アルメニア l コメント (0) l top
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昨日、エレヴァンへ出発する3人を見送り、
一人残されたオイラ。

先を急ぐオイラも出発か?
という気持ちもあったのだが、
もう一泊だけゴリスに延泊することに。

と言うのも、
泊まっている宿Lyova and sons B&Bが居心地良すぎて。
暑かったエレヴァンと比べると、涼しい高所にあるココは、過ごしやすいったらありゃしない。

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リョヴァおばちゃんが用意してくれる朝食

ちなみに、アルメニアの朝は遅い。
朝食が出されるのはなんと9時。
リョヴァの家だけじゃない。
エレヴァンで泊まったホステルも朝食は9時だった。
これは意外と困りモノ。
食べ終わって出発準備をするから、
チャリ走りの日なんて、出発が10時過ぎちゃうのだ。
まぁ、この時期は20時くらいまで明るくて走れるからいいんですけど。

さて、とりあえず、今日は久々の休息日ってことで、まずは洗濯。

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そして、ブラブラ散歩

・・・と思って外に出たところ、
ブラブラ散歩なんかで終わらないハメに。

散歩しはじめたら、
大好きな奇岩がゴロゴロ見え始め、
一気にテンションがヒートアップして
ガッツリ撮影モードに入っちゃったんですよ。

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実は、ゴリスの町って
周囲が奇岩で覆われている谷間の町。

一昨日、ゴリスの町に入る前に、峠の上から町を見て、
「スゲー・・・オイラ好みの町じゃね?」
って思ったゴリス。

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歩いてみて改めて思った。
やっぱり、オイラの好みど真ん中の町だ、と。
うん、大好きになったアルメニアの中でも一番好きな町かも。

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ん~、こんな素敵な町があるなんて・・・

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世界にはまだまだ知られざる名所があるもんですな。

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ちなみに、ココ、ゴリスでは、奇岩の丘の周辺は、死者の墓になっていた。
きっと、奇岩の地を神聖な場所だと考えているからなのだろう。

奇岩の地に、神が宿っているような神々しさを感じるのは、オイラだけじゃないんだ、
そんなことを感じれたゴリスの町であった。

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2014.08.01 Fri l アルメニア l コメント (2) l top
うが中
あ、そこ俺の泊まった宿。。。冬は一時休業してたけど庭に泊まったんだよね。寒かった。



チャリヨシ
うが中さんもココに泊まりましたか!
って冬に、庭に?
ココは夏でも夜は冷え込む高所なんで、
冬はめっちゃ寒そう・・・