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インドは菜食主義だ。
話には聞いていたが、インドの人たちはマジで肉を食べない。
チキンカレーとかあるじゃん、と思う方がいると思いますが、
インド人はチキンカレーなんて食べてない。
インドでは、一般の人たちが集う食堂に入ると、
ジャガイモ、カリフラワー、豆、米・・・
肉なんて全く使っていない料理ばかり。

そんなインドに長居していると、
オイラも、自然とベジ料理ばかりを食べることになる。
いや、前回のインド訪問でバラナシで長期滞在していた時は、
日本食に逃げることが多かったので、トンカツとか普通に肉を毎日食べていたのだが(笑)
しかし、今回、スリランカ、そして、南インドで、本格的なカレー探求を始めたら、
現地食がめっちゃ美味しいので、
現地の人たちが食べている飯ばかりを食べてばかり。
自然と肉を食べない生活を送るようになってきたのだ。

で、肉を食べなくても大丈夫、という自分に気付き、
最近衝撃を受けたんですよ。

というのも、以前のオイラは、ご存知の通り、超肉食派。
毎食肉がないとダメだった。
そんなオイラだったから、
旅途中で出会ったベジタリアンの人たちの食生活が信じられなかった。
最初に出会ったベジタリアンは、
中米で出会ったアメリカ人チャリダーマックス。
一緒に飯を食った時、
「肉は食べないんだ」
と言い放った彼のことを異星人でも見るような目で見ちゃっていた。
肉を食べないなんて、人間の生活じゃない。
人生そんなに制限してどうするの?って思っていたのだ。

そんなオイラが、
まさか、「肉は食べなくてもいいんだ」という境地に辿り着くとは、
って我ながら驚いているんですよ。

いや、まぁ、そうは言っても、肉は肉で、食べれば美味しいとは思う。
別に嫌いになったワケではない。
美味しいと思う感覚は以前とは変わらない。
でも、以前は肉は絶対食べなきゃって思っていたのに、
今は肉は別にないならないでもかまわない、って思えるようになった。
それだけでも、決定的に以前のオイラとは違うでしょ。

・・・と、書いたところで、
日本で肉を何時でも食える生活をしている人たちには
ぽかーん、な話なんだろう。
「肉を食べなくても平気?そんな馬鹿な」
って、以前のオイラと同じような感想を抱くに違いない。

こういうのは、自分で実際に肉を食べない生活を1カ月も2か月もしてみないと、
感覚として実感できるようにならない。
で、こういうのを1カ月も2か月も実行するってのが、意外と難しい。
かく言う、オイラ自身、こんなことを1カ月も2か月も実行できているのは、
スリランカ&南インドに居るからだし。

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これだけ立派なミールス(定食)にも肉はまったく使われていない。十分美味しいし、十分満足できる。

ここの環境が、「肉は食べなくても実は平気」ということを後押ししてくれているのだ。
「肉は食べなくても平気なんだよ」と言われ、
仮にその言葉に乗せられて、ベジ食にチャレンジしたとしても、
ココ以外でトライしていたら、途中で断念していただろう。
肉を食べない恩恵を感じれないだろうから。
ココ以上に、肉以外の食べ物が美味しいと思える場所はそうそうないのだ。
ココは、昔から皆がベジ料理だけで暮らしてきていて、
ちゃんと生きていけるベジ料理ってものが確立されているおかげで、
肉を使わなくても、十分美味しく、バランスもいい飯が食える。
だから、あえて肉を食わなくてもいいや、という気持ちになってくる。
結果的に、肉は食べなくても平気、という境地に至れるのだ。

無理してやれるものでもない。
そういうことを無理しないでやれる環境に入り込んで、ようやくできるもの。

スリランカ・南インドを実際この足で旅したからこそ、
菜食生活を無理なく体験でき、ベジタリアンを理解できたのだ。
旅をする意義は、体験を通じて得る実感としての理解。
ただ、その一点にこそある。

インターネットが発達し、世界中の情報が誰でもどこからでも瞬時に見れるようになった。
でも、それで世界中の人たちの相互理解が深まるか、
というと、そんなことはないと思う。
知るだけでは、分かれない。
世界は、体験しないと、分からないことだらけなのだから。

今泊まっている宿に、<食べない人たち>という本が置いてあったので、読んでみた。
食べないで生きていくという<不食>を実践する人の本だ。
ベジタブルすら食べない。
水すらとらなくても平気なんて書いてあるから、ビックリする。

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実際に不食を実践している3人による体験記的な形式で綴ってあるのだが・・・
読んでいるだけでは、半信半疑。
「不食とは、厳密に何も食べないことではありません。物質的な食物の代わりに目には見えないエネルギーであるプラーナを食べています。プラーナは大気中に存在するだけでなく、宇宙のいたるところに存在しています」
なんて言われても、とても、なるほど、なんて思えない(笑)

でも、「食べないことに体が慣れる」とか
「むしろ、食べないことが気持ちよく感じられてくる」とか
「食事をすることが体にとっていかに負担を強いるかが分かってくる」とか
「食べ物への執着が薄れていくと、物事への執着も薄れてくるので、欲望のサイクルから逃れられるようになる」
といった話には、共感する点がある。
最近、たくさん食べることと、
それを調整するために食べないってことを繰り返す生活を送っているので、
<食べること>と<食べないこと>の利点と弊害が、
実感として分かってきたからだ。

不食の世界、食べないで生きれるなんて、
そんな馬鹿な、って今は思っているけど、
そういう未体験のことを怪しむ思いは、
自分がベジタリアンを理解する前にベジタリアンに対して思っていたことと同じ。
不食も、実は、やってみると理解できちゃう世界なのかも。

いや、不食に限らず、世界中のありとあらゆる「そんなバカな」と思っていることも、
自分がやってみると、意外と理解できちゃう世界ばかりなのかもしれない。

うん、きっとそうだ。

だって、そもそも、チャリでの世界旅だって、
以前は「そんな馬鹿な」って思っていたことだったのだから。

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2015.08.31 Mon l インド l コメント (4) l top
たっちゃん
おひさしぶりです。
「食べない人たち」を、実は以前読んでたんですよ。で、コメントしたくなりました。
最近、日本でもヴィーガン料理という言葉を聞くようになりました。プチ断食とかもありますよね。「食べない人たち」に出てくる3人は、それともまたちょっと違うんだけど。。。こういった世界は、興味があるけど、実行するのは、日本ではハードル高いですね。
インドに行ってみたくなりました。
まとまらないコメントで、すみません。


チャリヨシ
たっちゃんさん、どもども。コメントありがとうございます。インドに来てみたくなったって思ってもらえるなんて、めっちゃ嬉しいです!

<食べない人たち>を読んでましたか。いやぁ、食べなくても生きていけるだなんて、衝撃的な内容の本ですよね。以前の僕なら、パラ読みするだけだったんですけど・・・アーユルベーダをかじって、食と体について考えれるようになったので、興味深く最後まで熟読してしまいましたよ。まぁ、内容に関してはまだ半信半疑ですけどね。

食と体について興味がおありなら、ぜひ、スリランカか南インドへ。同じような興味を持った僕が、ココで答えを見つけれたので。

それにしても、日本でもヴィーガンやプチ断食が出てくるようになっているとは。いい流れです。そのブームに乗って、日本に戻ったら、スリランカ&南インド料理を仕掛けてみたいと思います(笑)



たっちゃん
お返事ありがとうございます。
チャリヨシさんが、日本でお店を出されたら、私スッ飛んで食べに行きますよ。ああ、楽しみだ!


チャリヨシ
たっちゃんさん、スリランカ&南インドカレーの美味しさを知らずして一生を終えるのはもったいない、という想いから、この美味しさをどうにかして日本に伝えたいと思ってますんで、なんらかのアクションを起こすと思います。店を出すかどうかはワカラナイですけど、その時には、ぜひすっ飛んで食べに来てください!



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ルーマニアに沈没していた時、
宿で出会ったユウコちゃんが、
「インドのハンピに行ったら、ぜひゴビライスを食べてみて下さい。
めっちゃ美味しいですから」
と、猛烈にゴビライスなるものをおススメしてくれていた。

ということで、
ルーマニアからずっと気になっていた
ゴビライスを本日早速食ってみることに。

美味いと評判の、バスターミナル近くで、
屋台で出しているゴビライス屋さんへ。

ちなみに、ゴビとはカリフラワーのこと。
衣をつけて揚げたカリフラワーを混ぜた焼き飯が
ゴビライスの正体。

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注文して食べてみたところ・・・
評判通り、めちゃ美味い!

ん、しかし、この味は・・・

ちょっと気になる味ではあるのだが、
インドで美味しいモノに出会ったら、
作り方が猛烈に知りたくなってしまうのが、
インド料理研究家としてのサガ。

もちろんココでも、
おじさんに突撃取材。

まず、細かく切った野菜を炒め、
そこに、チャパティーと同じ小麦粉を使って作った衣に
赤い着色を混ぜ、揚げたゴビ(カリフラワー)を投入。

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そこに、入れたのが、醤油(ソイソース)。

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さらに、ふりかけた魔法の粉が・・・やっぱり味の素だった。

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・・・そりゃ、美味いはずですよ。

インド飯は基本的に食材から出る味と香辛料だけで味を作る。
なので、モノによっては旨みが足りなくて、
あまり美味しく感じないってことがある。
北インド飯は特に(バラナシではそうだった)。

そんな旨みが足りない飯を食べ続けて
この、味の素と醤油入りの飯を食べたら、
「めちゃ美味いっ!」
って感じるのは、日本人なら当たり前。

ここのゴビライスが、
日本人旅人の間で評判になるのも納得だよ。
・・・と、理解できて嬉しい反面、簡単に分かっちゃった物足りなさが心に残る。

オイラは味の素否定派ではないし、
ここのゴビライスはホントに美味しいと思うのだが、
でも、料理研究家としては、
「美味さの秘密は、味の素でした」
って言われると、ガックリしちゃうんですよ。
それ以上探求しようがないっていうか。

その点、南インド飯を研究していて楽しいのは、
南インド料理は、食材と香辛料だけ<旨み>をガッツリだしている上、
その<旨み>が、料理ごとに異なる新しい旨みであり、
その秘密が未知なモノだからなんですわ。

今もってまだ掴みきれない南インド料理の美味さの秘訣。
その奥深さ。
ちょっとやそっとじゃワカラナイからこそ、面白いのだ。

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ゴビフライの赤い色は着色料を使っていた。クミリーで同様の色の揚げ物を習った時は、この色をターメリックとチリパウダーで作り上げてたのに。

2015.08.26 Wed l インド l コメント (0) l top
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ゴアから寝台バスに乗って9時間かけて
次にやってきたのは、南インドの内陸地、デカン高原の奥地にあるハンピ。
オイラにしては珍しく、食べ物が主目的ではないのに訪れた地。
では、どうしてここを訪れたかというと・・・奇岩の地と聞きまして。
久々に、奇岩フェチのフェチ心が発動してしまったんですよ。

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ゴロゴロした巨岩だらけの荒涼とした大地に、
過去の栄華の面影を残す遺跡がポツンポツンと点在していた。
ハンピは、ヴィジャヤナガル王国が栄えていた頃、都があった地でもあるらしい。

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奇岩と遺跡・・・
う~ん、オイラ好みの風景だ。

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そして、ハンピの村は、
こじんまりしていて、いい意味で田舎。

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のどかで時間がゆっくり流れている。

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ちなみに、飯は・・・
カルナータカ州に戻ってきたので、
再び絶品南インド料理。

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美味い飯と、フレンドリーなハンピの皆さん。
う~ん、なごむぞ、ココは。

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2015.08.26 Wed l インド l コメント (2) l top
かつ
ハンピいいですよね!僕のインドでの、最もお気に入りの場所のひとつです。に、してもヨシさん、スリランカに引き続き、南インドでもカレー・ライフを満喫しまくってますね(笑)。北インドはカレーの当たり外れが多く、かつ、カレーが続くと飽きがきてしまっていたのですが、南インドではそれが少ないと思いますね。バリエーションが豊富だし。総じて、いろんな意味で、南部のほうが豊かなんだと思います。


チャリヨシ
かつさん、ハンピでは、すっかり和んじゃってますよ。ただ、来る前にいろんな人から「ハンピがいい、いい」っていう話を聞いていて、期待度を上げすぎてしまったので、ちょっと肩すかしをくらった感はあるんですけど(笑)でも、穏やかでとてもいいところで、僕も気に入りました。さて、カレーは・・・北インドのカレーは味が濃いせいか、確かに、食べ続けると飽きちゃうところはありますね。前回のバラナシ生活では、半分以上日本食に逃げてましたもん。ところが、今回の南インド周遊では、そんなことはなく、ひたすらカレーが続いても全然飽きない生活が続けれていて・・・その違いを探るのが、今回の大きなテーマになりそうです。



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マンガロールから
カルナータカ州を一気に北上して抜け、
やってきました元ヒッピーの楽園と言われたゴア。

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今回は<インド>をガッツリ探求するってのがテーマ。
なので、インドっぽくないという噂のゴアは、さわりだけいいかなと思ってたのだが、
やはり来たら来たで面白い。

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それにしても、確かに、インドっぽくはない。
ココはなんだかブラジルのカホリがする。

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そんなゴアに、気付いたらもう3泊目。
楽園な雰囲気に流され、ついつい延泊。

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さて、ブラブラ歩きしているだけでも楽しいのだが、
ゴアに来た主目的は、もちろん飯。
ゴアはゴアで、ゴア料理という
これまでの南インド料理とは違った料理があると聞きまして。

ポルトガルの支配下だったゴアでは、
ポルトガル料理と混ざった独特のカレー調理法が開発されたらしい。
その中で有名なのがビンダルー。

ビネガーをきかせた
ビンダルーソースなるものを使って作ったカレーでゴアでしか食べれないカレー。
ということで、早速食べてみました、
豚肉のビンダルーカレー、ポーク・ビンダルー。

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ポーク・ビンダルー。他にも、チキン・ビンダルーとかフィッシュ・ビンダルーとかある。

食べた店が
超高級店だったってのもあったのだが、
これが、ほっぺたが落ちるほど美味かった。

このポーク・ビンダルー、
カレーっぽくもあるのだが、
なんだかポークシチューのようでもある。

面白い味だ。

う~む、ゴア料理あなどれじ。

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ゴア・フィッシュ・カレー。ココナッツがたっぷり効いてて美味い。

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プラウン・サクサク(Xac Xac)。Xactiマサラというゴア特有のマサラを使った海老カレー。ココナッツを焦がして使っているのが特徴で、マイルドな甘さが控えめになり、代わりに渋みやエグミがでてくる。海老とこの渋みが絶妙にマッチしていて、美味い。

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ビーフ・チリ・フライ。牛が神の乗り物として神聖視されているインドでは、ビーフ料理なんて見かけることはほぼ皆無。が、神聖視しているのはヒンドゥー教徒。クリスチャンが多い西海岸では、ビーフ料理が食べられているとのこと。が、やはり、ヒンドゥー教徒の目を気にしてか、おおっぴらにビーフ料理を出している店なんて見かけない。観光客メインで料理を出す、ここゴアの店で、ようやく辿り着いた。。味はいたって普通なのだが・・・インドで牛肉を食べるってのが、なんとなく背徳な感じがして、ムズムズする食べ心地。

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道沿いにあったスパイス屋でゴア特有のマサラについていろいろ教えてもらった。インドはホント、あらゆる場所が、オイラにとっての学校だ。

2015.08.24 Mon l インド l コメント (0) l top
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ガタム修行をしばらくやりたかったのだが、
売れっ子ミュージシャンのカマツ師匠が、
次の演奏公演のため別の町へ行ってしまうというので、
ガタム修行は2日で終了。
まぁ、短期間だったケド実り多き二日間だった。
基本技はガッツリ一通り教えてもらえたので、
後はタブラー技を組み合わせて自己流で応用すればいい。
マーケットで素焼きの壺を買ったので、
しばらくこれを持ち歩いて引き続きガタム練習をすることにしよう。

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ということで、素焼きの壺を片手に、
コーチンを発って次に向かったのは、
古都マイソール。
ここから南インド旅、3番目の州カルナータカ州に入ることになる。

さて、南インド料理とひとくくりにされがちだが、
よくよく巡ってみると、州によって微妙に料理が変わる。
定食のミールスも、
これまでついてきたラッサムというものが、
マイソールでは、サールというのに変わった。
まぁ、ホントに微妙な違いなので、関心のない人は気づかない程度の差なのだが、
ただ、探求家はこういう微細な違いに興奮するものなんです、ハイ。

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で、さらに、このミールスには、
デザートでキールというなんとも形容しがたいスープ菓子がついてきた。
これが激ウマで。
スイーツ天国でもあるインド。
飯だけじゃなく、スイーツの作り方も習いたくなってきたよ。

さてさて、カルナータカ州といえば、ドーサ。
カルナータカ州はドーサの発祥の地と言われているんですよ。
今や、ドーサは超定番食となってしまい、
南インドはもちろん、北インド(バラナシ)でも普通に食えるのだが、
やはり発祥の地で食うドーサは格別。

さらに、ドーサのバター生地を
お好み焼きのようにして焼いたウッパタムというのも
よく売られていたので食べてみたのだが、これがまた激ウマで。

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オイラ的にはドーサよりウッパタムの方が好みかも。

ちなみに、実は、
マイソールで、食べ物以上に感激したのがマイソール宮殿でして。
この宮殿は、とにかく内装が圧巻。

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これまた写真撮影禁止だったので中の様子を写真でお伝えできないのが
非常に残念ですが、これは、必見。
オイラがこれまで見てきた建築物の中でトップ5に入る素晴らしさでした、ハイ。

そんなマイソールの次に向かったのは、
海岸町マンガロール。
ここは、カルナータカ州の中でも、
特にマンガロール料理と区分けされるほど、特徴がある料理があると聞きまして。

ちなみに、マイソール~マンガロールへ向かう途中、
山越えポイントがあったのですが、
この山奥がまたスパイス生産地らしく、
「スパイス」と書かれた看板をバスの車窓から沢山みかけた。

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チャリだったら、絶対寄っていくのだが・・・
バス旅だと、途中で気ままに降りれないってのが面白くない。

さて、マンガロールに到着早々食べたミールス。
海岸の町だけあって、揚げた魚がついてきた。

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この魚が・・・普通に揚げてあるだけなのだが、
魚の身の味がしっかりしていて美味い。
いやぁ、揚げ魚ミールスってのは、アリだな。

そして、夜もシーフードってことで、カニカレーであるクラブ・マサラ・フライを食べてみることにしたのだが・・・
このクラブ・マサラ・フライは微妙だった。

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そもそも、タイでブーパッポンカレーを食べた時、
カニカレーはイマイチだった体験をしていたのにあえて挑戦したカニカレー。
インドのカニカレーは違うんではないかと、期待しちゃったんですケドねぇ・・・
やっぱり、カニカレーはカニカレー、イマイチでした。
なにがイマイチかって、とにかく食べづらい。
カニの旨みよりも、食べるわずらわしさの方が上回っちゃう。
カニとマサラの組み合わせは悪くはないと思うんだけどなぁ。

しかし、まぁ、南インドはどこへ行っても飯が猛烈に美味い。
南インドに入ってから、<南インド料理>しか食べていない。
これは結構当たり前のようで、珍しいことなんです。
というのも、どんなに美味しくても、食べ続ければ飽きるのが常。
一週間に一回くらいはピザとかハンバーガーとかスナック的なものも
食べてみたくなるのが普通なのですが、
南インドではそれがない。
いやぁ、こんなにも、オイラ好みの食べ物で溢れる場所が
この地球上にあったとは。
そんな場所に辿り着けたってのに、ただただ幸せを感じる。

2015.08.21 Fri l インド l コメント (0) l top
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南インドには、素焼きの壺を叩いてリズムを奏でるという
なんじゃそりゃな<ガタム>という打楽器があると聞いてまして。

そんな面白そうな打楽器、
打楽器マニアのオイラが見逃すわけがないでしょ、
と、今回の南インド周遊では、
カレー以上の必須項目に挙げていたのですが・・・
マイナーな楽器なのか、
なかなか出会えなかった。

インド人もこの楽器を知らないのだ。

「ガタムを見たいんですケド」
と楽器屋のご主人に尋ねても
「ガタムってなんだ?」
と聞き返され、逆にこっちが説明しなきゃいけない状況ばかり。

ん~、ここまでレアな楽器だとは
予想外だった。

しかし、諦めるワケにはいかない。
コーチンに来て、
ひたすら聞き込み調査をしたところ、
ケララ・カタカリ・センターで、
受付のお姉ちゃんは「ガタムってなに?」状態だったのだが、
支配人のおじさんが、ガタムを知っていて、
知り合いのミュージシャンに連絡してくれ、
なんとか、ガタム達人とつながるコトができたのだ。

ということで、
今日からガタムの達人カマツ師匠に弟子入りして修行開始。

で、早速叩き方から教わり始めたのだが、
これが、結構簡単ではない。
タブラーと似ている打法なので、
タブラーをやっていたオイラだから、
なんとかこなせたが、
初めてやる人には難易度が高い。
しかも打法がいろいろある。

む~ん、ただ壺を叩くってことに、
これだけの知恵を込めるとは・・・さすがインド。

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指で叩きたり、手首で叩きたり、打法が多彩。

で、この打法をマスターして、叩き始めると、
思ってた以上に多彩な音が出せるのにビックリ。
ただ、壺を叩くってことが
こんなにも楽しいことだとは!?
と、新感覚の驚きに包まれて、
あっという間にレッスンの1時間が終わってしまった。

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壺の口をふさぐように叩くと低音が出る。これを使うことで、ロック的なビートも、それっぽく奏でられる。

こいつぁ、楽しい。
ぜひともガタムを買って引き続き練習したい・・・
という欲求に駆られたのだが、
素焼きの壺は重くてもろい。
持ち運びに関しては、タブラー以上の難易度。
う~ん、こんなの持っては、旅出来ないよ・・・

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普通に、ただの壺です

2015.08.16 Sun l インド l コメント (5) l top
じら
今度はガタムですか!
日本人の演奏を何度か観ましたが、シャツをはだけて胸に直に当てた状態で演奏されてました。
シャツの開け閉め?で音の響きが変わるそうですね。

ところで、自転車旅でも邪魔にならず持ち歩けるインドの楽器といえば、モールシン…なーんてどうでしょう?
僕自身、どはまりしてます。奥深い楽器です。



チャリヨシ
じらさん、どうも!ええ、ガタム始めてみました。音の響きの変化技、僕の師匠も教えてくれましたよ~。シャツの開け閉めでも変化すると思いますが、音の響きは、お腹と壺の口との距離に大きく影響されるらしく、腹芸っていうか、お腹を使っての音を変化させる技を教えてもらいました。

モールシン、口琴ですね。ネパールで一つ買いました。暇な時に取り出して練習してみたりしてますが、僕は弾く楽器より叩く楽器の方が好きみたいで・・・イマイチはまり切れてないんですよねぇ。ま、ちゃんと取り組んでいないからだと思います。奥深い楽器だとは思うんで、ちゃんとやったら、じらさんみたいに、ドはまるほど面白くなるはず。そのうち、ちゃんとやってみようかなとは思ってますが・・・とりあえず、今はガタムをがんばりまっす。


YUKINHO
ヨシさん!おひさしぶりです。
ブエノスの上野山荘で一緒だったユウキです。
カレー修行すごいですね!!太鼓修行はもっとすごい。。
コーチンはいつまで滞在の予定ですか?実は来月にコーチンとハンピに行きます!ヨシさんがコーチンで沈没してるの期待してますね!笑



チャリヨシ
ユウキくん、久しぶりっ!
で、来月にハンピに来るとは!?実はもうコーチンは出発していて、只今ゴア。そして、二、三日後にはハンピに行く予定なのよ~。ハンピには長く居ても5日くらいだろうから、う~ん、ニアミスになりそう。コーチンとハンピ以外には行かないの?僕はその後、アウランガーバードに行ってエローラとかアジャンターを見た後、アフダマバードに行くんだけど。そっちの方には行かないの?



チャリヨシ
ユウキくん、よくよく考えたら来月ってもうすぐだな。これからハンピに行くんで、もし9月最初にハンピに来るっていうのなら、待てるかも・・・ってなことを書いて、さっきユウキくんのメアドにメッセージを送ったら、そんなアドレスないって返信が来た(笑)今のメールアドレスから連絡ちょうだい~。


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遂に究極のレシピに辿り着いた!!!

ケララ州フォートコーチンにある
Leluおばさんが開催する<Cook 'n' Eat>。
ロンプラにも載っている
この有名な料理教室に、
求めていたレシピがあったんですわ。

おばさんが作るカレーは、史上最高に感動するカレーだった。

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感動カレーその①、ケララ流フィッシュカレー

実は、
チェンナイの<サザンスパイス>で食べた
感動カレーは、ケララ州スタイルのカレーだった。
つまり、あの感動カレーのオリジナルはここ、ケララ州のレシピ。

そのケララ州のレシピに忠実な
Leluおばさんの料理が感動的に美味いのは、当たり前。

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感動カレーその②ケララ流茄子カレー、オバジン・マサラ

どんな美味さなのかって?
それは食べてみなくちゃワカラナイ。

だって、作り方をこの目で見たオイラ自身ですら、
なんで、Leluおばさんのカレーが、
他のカレーとこんなにも味わいが違うのか、
サッパリわからなかったのだ。

おばさん、どんな魔法を使ったんですか?
って、とにかく食いついて秘密を聞き出したところ・・・

「それはね・・・私オリジナルのマサラが秘訣よ」

という答え。
え~、マサラでこんなに味が変わっちゃうものなの?
やっぱり奥が深すぎるぜ、スパイス。

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もちろん、聞き出しましたよ、
このLeluおばさんオリジナルのマサラの作り方。

ようし、まずは、このマサラを使って、
Leluおばさんを越える感動カレーを作るところから始めよう。

2015.08.14 Fri l インド l コメント (0) l top
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お目当ての料理教室を次々とこなしている
・・・・と、ブログ上では、順調に見えているかもしれませんが、
実は思い通りに習えることの方がラッキー。

思い通りにならないことも多々あるんですわ。

例えば、今日の話。

コーチンではまず、
南インド料理の代表格とでもいうべきドーサの作り方を習うべく、
ドーサの作り方を教えてくれる場所を捜索。
で、昨日の晩、大通り沿いにあるカフェで、教えてもらえるということになり、
デポジットまで払って今日のレッスンをお願いしておいたのだが・・・

約束のお昼の時間に行ってみたところ、
「マスターがどこかへ行っちゃったので、15時からでいい?」
と店員さんに予定変更された。
で、15時に再び行ってみたら
「まだマスターが戻ってこないの。明日でいい?」
ときた。
いやぁ、さすがに2度もすっぽかされたら、もう無理。
明日なら大丈夫だから、と店員さんは言うのだが、
ココで習う気がなくなってしまい、
ドーサの作り方を習うのは諦め、
デポジットを返してもらって、宿に戻った。

・・・ってなこともありまして。
まぁ、そんなにいつも簡単に、ってワケにはいかないんですよ。

が、この話には後日談がありまして。
戻った宿で
そんな話を宿のオーナーにしたら、

「料理が習いたいんだったら、なんで初めに言ってくれないんだ。
こう見えて俺料理上手なんだぜ」

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ということで、宿のオーナーからカフェで習うはずだったドーサの作り方を習うことに。

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米と豆を前日から水につけておき、発酵させて作るドーサの生地。この生地の作り方が独特であり、ポイント。

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焼き方はクレープとほぼ同じ。

捨てる神あれば拾う神あり。

自分の思い通りに事が運ばないことはあるけど、
自分が思ってもみなかった方向から事が運ばれてくることもある。

だから、上手くいかなかったからといって嘆く必要なんてない。
ノンビリ前向きに構えていればいい。

ただ、自分がやりたいことを発信し続けるってのは大事。
類は友を呼ぶっていうか、そうしていたら、
チャンスは意外と、向こうからやってきたりもするものなのだ。

2015.08.13 Thu l インド l コメント (2) l top
rikiya
そんな感じの物事の流れ、ありますよね〜

俺は今年、カナダで働きながら英語の勉強しようと思ってビザ申請したんですが、
宇宙が行くなと言っているんじゃないかというくらい申請までに色々あり、結局ダメでした。
で、そのまま冬が始まるまで東京にいるイメージもできなかったので、なんとなく思いついた台湾で中国語の勉強することにしました。

そうしたら、やってみたいと思っていたけど、やれる環境への自分の持っていき方が分からない、という事態が解決できそうな展開がやってきました。

余計なことを考えずにノンビリ前向きに構えるって本当に大事ですよね。


チャリヨシ
rikiyaくん、うん、大きな流れみたいなのがあるから、うまくいかないことばかりが起こる時は、ホント、無理してがんばってもいいことないよね。それにしても宇宙が行くな、と言ってるんじゃないかと思うほどうまくいかないってのは凄いな。

そして、意外なところから差し伸べられていた解決策に気づけて、次に進めているようでよかった。その<次に進めている>感覚がある時にがんばると効果的なんだよね。ぜひ、今こそがんばってね~!


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フォートコーチンにあるケララ・カタカリ・センターで、
久々に生タブラーの演奏を見た。

めっちゃモチベーションが沸いた。

そのモチベーションの源泉となったのは、
超絶上手い演奏者への嫉妬と
それに比べてまだまだ全然叩けない自分への焦りと、
この状態でバラナシへ戻ってレッスンを再開することへの不安。

全部ネガティブパワーじゃん。
うむむ、モチベーションって意外と
ネガティブな側面から出てくるものなのかも。

楽しいから、っていうのは
物事をやり続けるには必要なことなんだけど、
それだけだと、なんか・・・停滞しちゃうのだ。
タブラーの練習は毎日欠かさずやっているけど、
出来ることだけで満足しちゃっている。
ケシャヴ師匠の所で毎日燃えていた向上心が、今はイマイチ湧かなくなっていた。

向上心が燃えたり、
これじゃいけないって思わせてくれたり、
階段を上ろうって思わせてくれるのは、
嫉妬や焦りや不安・・・実は、そんな気持ち。

2015.08.13 Thu l インド l コメント (0) l top
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クミリーを発ち、次にやってきたのは
インドの南西海岸町、コーチン。

インドは地図で見ると近そうなのに、
実際に移動すると、めっちゃ時間がかかる。
移動だけで一日が終わってしまった。

ふ~・・・

それにしても・・・暑い。
クミリーは涼しくてめっちゃ過ごしやすかったのにぃ。
下界はやっぱり真夏日ですな。

さて、とりあえず、日が暮れる前に町散策しておくか、
と、海岸に続く道を歩いていたら、
目の前に、巨大なネットが。

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ふおお、なんだこれ!?

どうやらこれ、チャイニーズ・フィッシング・ネットというもので、
南インドのケララ州、コーチン近郊でのみ見られる魚獲りの仕掛けらしい。
昔中国から伝わったので、この名前で呼ばれているという。

う~む、ポエティックな風景。
さてさて、そんなコーチンでは、どんなことが起こるのやら
・・・って、いや、ここでもカレー三昧です、たぶん(笑)
だって、ここは魚の町。
フィッシュカレーの作り方を習わなきゃ!

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2015.08.12 Wed l インド l コメント (0) l top
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そろそろクミリーを出発せねば、
と思いながら宿の前を歩いていたら、
宿のすぐ近くにある<スパイスガーデン>というレストランの看板に
<Cooking Demo>と書かれているのを発見。

ん?これは料理教室のことなのでは?
と思い、レストランに入って聞いてみると、
追加料金(200ルピー)を払えば、注文した料理を作るところを
見せてくれるサービスだというじゃないですか。

スパイス・ガーデンのメニューには、
作り方を知りたかった料理がズラリと並んでいた。

チキン・チェティナドゥ(チェティナドゥ流チキンカレー)
ビリヤーニ(インド流炊き込みご飯)
チキン65(インド流鶏のから揚げ)
マトン・ローガンジョシュ(羊カレー)
カダイパニール(ピーマンとカッテージチーズのカレー)
オニオンパッカワダ(インド流かき揚げ)・・・

ふおお、なんてこった。こんな近くに求めていた場所があったなんて。
まさに灯台下暗し。

しかし、頼んだやつしか作り方が習えないとは。
う~む、どれを頼むか迷う・・・
ええい、迷うなら全部頼んじゃえ!

ということで、この二日間、昼夜通い詰めて、
<スパイス・ガーデン>のメニューに載っている気になるインド料理を全制覇。
いやぁ、めっちゃ勉強になりました。

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まず、コーヒーを淹れてくれた。こうやって高いところから注ぎいれるのがインド式。

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アサフェティダという見たことがない香辛料が登場。ジャイアントフェンネルとも呼ばれる植物の根茎からとれる樹脂のような物質を乾かしたものらしい。ヒーングとも呼ばれ、腸内で発生するガスを抑える働きがあるらしいので、インドでは、豆やイモ類を調理する時にはセットにして使うことが多いみたい。

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ナンがなぜこのカタチになるのか、ということが、作り方を見ててようやく分かった。普通に作れば丸くなるはずなのに・・・なるほど、こうやって作ってたからだったのか!?

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右から、ゴビ65(カリフラワーのから揚げ)、ベジタブルビリヤーニ(野菜炊き込みご飯)、チェティナドゥ・チキンカレー(マドゥライ近くのチェティナドゥ地方のチキンカレー)

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右から、オニオンパッカワダ(インド流かき揚げ)、マトン・ローガンジョシュ(羊カレー) 、タワ・パロッタ(インド流パンケーキ)、カダイパニール(ピーマンとカッテージチーズのカレー)

ふ~、しかし、いくら修行のためとはいえ・・・さすがに・・・食い過ぎたよ。

2015.08.11 Tue l インド l コメント (0) l top
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オオサカさんに、
「ケララに来たらマーシャルアーツを絶対見ておけ」
と熱弁され続けたオイラ。

インドと武術という組み合わせが
全くイメージになかったため、
最初、
なんで、インドに来てまで
マーシャルアーツなんて見なきゃいかんのねん、
と思っていたのだが、
オオサカさんがあまりにも熱弁するので、
気になって調べてみたら・・・

なんと、
インドには古代からカラリパヤットというケララ発祥の武術があって、
伝説によると、南インド出身の禅僧達磨が中国へと渡ったときに、
少林寺に禅と拳法を伝えたとされているらしい、
なんて書いてあるじゃないですか。

ふおお、知らなかったよ。
少林寺拳法の起源がインドにあったとは!?
少林寺拳法ファンとして恥ずかしい。

いやはや、それならぜひとも見ておかねばと
慌てて、カラリパヤットを起源とするマーシャルアーツ演武のチケットを購入。

どうやら巷では、
カタカリダンスより有名なようで、
客の入りは、カタカリダンスとは比べ物にならないくらい入っていた。

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で、始まった演武は・・・
確かに、少林寺拳法を思い起こさせる動きの数々。
いやっほー、
子供の頃、リー・リンチェイに憧れて以来の少林寺拳法ファンのオイラとしては
燃えないワケがない。

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いやぁ、なんなんすか、インド。
どれだけ起源な地なんですか。

2015.08.07 Fri l インド l コメント (0) l top
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南インドのケララ州には
カタカリダンスというダンスがあると聞いてまして。
太鼓とダンス批評家のオイラとしては、
それは、ぜひとも見ておかねばと思ってたのですが、
そのカタカリダンスが、クミリーでも見れる、と
オオサカさんがおススメしてくれたので、
早速見に行くことに。

で、このカタカリダンス、
公演の前に、メイキャップするところを
見せてもらえるということなので、
1時間前に行ってみたところ、
メイキャップ中の男性が二人が居まして。
と言っても、一人は女形。
男性だけど女性になるメイキャップをしてたんですわ。

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さて、時間になり公演開始・・・かと思ったら、
まずはデモンストレーションがあるとのこと。

デモンストレーションってなんじゃらほいと思ってたら、
女形の役者が出てきて、
舞台上で、顔芸を始めたのだ。

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セリフがなくて
全てがパフォーマンスである
カタカリダンス。

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喜怒哀楽は、顔や手の微妙な動きで表現されるんですわ。
この喜怒哀楽をそれぞれ、
どういう風に顔や手で表現するかっていう解説が、
デモンストレーションだったんです。

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それにしても、
顔の筋肉がビックリするくらい動く。
そして、女より女らしい表情や立ち振る舞い、
ディフォルメした動き、見栄の切り方・・・
これはまさに歌舞伎じゃないですか。

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日本の伝統芸能と同じものが
インドにあるとは。
興味深い。

さらに・・・実際には赤ん坊なんていないのに、
まるでいるようにあやす演技も
デモンストレーションとして披露してくれたのだが、
これがまた凄かった。

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動きを見ているだけで、
どんどん感情移入させられていく。

演じるっていうのは、こういうことを言うんだなと。
芸っていうのは、こういうことを言うんだなと
思い知らされまして。

いやぁ、
本編のカタカリダンスより、
デモンストレーションの方で感動してしまった。

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本編はやっぱりストーリーが分かっていないと、
イマイチ入り込めなくて。

それにしても、
いいもん見ましたわ。
これで200ルピー(400円)とは。
日本の歌舞伎もこれくらいの値段で見れるようになればいいのに。

2015.08.07 Fri l インド l コメント (0) l top
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この時期のインドは、モンスーンが来るため、
雨が多く、比較的涼しいと言われている時期なのだが、
チェンナイやマドゥライがある東南インドは、
モンスーンの影響を受けない乾燥地帯のため、
めっちゃ暑い。

が、クミリーは、そんな暑さから一転。
昼間でも半袖では肌寒いじゃないですか。

標高が1000mを越える高原地帯にあるため、
めっちゃ涼しいのだ。

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そんな高原地帯だからこそ、
質のいいスパイスが取れるワケでして。

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クミリーの町は、スパイス屋だらけ

クミリー周辺には、
大スパイスプランテーションが
広がっているのですよ。

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もちろん、アーユルベーダ・マッサージの店もある

ということで、
クミリー二日目の今日は、
朝から、スパイスガーデンへ。

クミリーには数えきれないくらいの
ガーデンがあるのだが、
オイラが、訪問したのは<The Spice Farm>という
ベタな名前のガーデン。

ここが、めっちゃよかったんですよ。
なんといっても、ガイドのユニスさんの話が素晴らしすぎた。

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ガーデンで栽培されている
各種のスパイスやハーブを一つ一つ丁寧に解説。
原産地とか、
属性や同種類にはどんなものがあるかとか、
料理やコスメにどう使うかとか、
どんな効果があるかとか、
スパイス辞典にも書いていないような
細かい話を次々と展開してくれまして。

ふおお、オイラが知りたかったことばかり。

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このガーデンのメイン種はカルダモンだった。ちなみに、オイラが一番好きな香辛料はカルダモン。なので、一気にテンションがあがりまくり。

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そんなカルダモンは、実は、ジンジャーの一種。オーストラリアが原産らしいですが、今やインド料理には欠かせない香辛料に。

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ターメリック。めっちゃ体にいいので、ナチュラルドクターと呼ばれている。カレーにターメリックを絶対入れるのは、体にいいからとのこと。だから、カレーはあの色になるんです。カレーの色は、ターメリックの色。酸性だと黄色いけど、アルカリ性が強くなると茶色になるのがターメリック。イエローカレーとブラウンカレーの違いは、そういうことだったのか。

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インディアンデビルチリ。めっちゃ辛いらしい。食べると飛び上がっちゃうくらい辛いからロケットチリとも言われているらしい。

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レモングラス。実は、インドで料理に使われ始めたのは最近とのこと。

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クローブ。シードを見なくても、匂いで分かった。この強烈な匂いはクローブしかありえない。しかし、葉もあのクローブの匂いがするのは、新発見だったな。

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バニラ。世界で二番目に高価な香辛料。

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バニラを加工するとこうなる。

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ちなみに、世界一高価な香辛料は、サフランです。

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カカオ。ご存知チョコレートの元。パウダーが有名だが、バターも取れるらしい。

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カカオの花。初めて見た。

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インドでよく取れる、マラバー・ジンジャー。ジンジャーって、実は235種類もあるらしい。

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オールスパイス。これ一つで、なんとシナモン、クローブ、ナツメグを合わせた香りがある。

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シナモン。樹木の皮であるシナモン。よく売られている丸まったやつは内皮らしいが、実は外皮の方が、匂いが芳醇らしい。

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ナツメグ&ナツメイス。皮がナツメイスとなり、種がナツメグとなる。ナチュラルバイアグラと言われていて、精力強壮にめっちゃいいらしい。ただし、調子に乗って食べ過ぎると死に至ることもあるので要注意とのこと。

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ナツメイス

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ナツメグ

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ペッパー。昔のヨーロッパではこれが金よりも高く取引されていた。キングス・オブ・スパイス。

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ペッパーの花。これは、オイラ的に、地味に感動いたしました、ハイ。

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コーヒーの実。南インドではコーヒーも栽培してるんです。マドラスコーヒーって結構有名でしょ。

ココは、見世物目的は二の次で、
実際に栽培して出荷することを目的としているため、
例えばジンジャーとかターメリックは
掘り返して見せてくれたりはしなかったのですが
その辺は、前回スリランカで訪問したOld Villageガーデンで、すでに勉強してましたから。
今回は本物の目の前で、話を聞くだけで十分。
隠れて見れない部分は頭の中で補完してました。

それにしても、ユニスさんが
「これはなんだ?」
といって、かがせてくれた匂いで
それがなんであるか当てられるようになったのが、楽しくてしょうがない。

スパイスを知ると、
ジャングルがエンターテイメントの世界へ変わります、ハイ。

2015.08.07 Fri l インド l コメント (0) l top
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マドゥライの次にやってきたのは、
インドが誇るスパイスの一大産地クミリー。
スパイスに興味のない人にはほぼ知られていない
マイナーな町なのですが、
インドでスパイス体験をするなら、
ココへ来なくっちゃ、始まらないってな
スパイスマニア必訪な場所と聞きまして。

正直インドでは、
どこへ行けば一番濃ゆいスパイス体験ができるのか、
ガイドブックを読んでるだけだと
イマイチ分からなかったのですが、
現地に来ていろいろ聞き込み調査をしているうちに、
スパイスならとりあえずクミリーに行け、
ということが判明して、やってきたんです。

ちなみに州も変わりまして。
今まで居たチェンナイ、マドゥライは
タミルナドゥ州という州だったのですが、
ここから先はケララ州。

さて、クミリーのバスターミナルに到着早々、
自称ガイドのおじさんにつかまりまして。
「オレの名前はオオサカ」
なんていう、いかにも怪しげな、おじさん。

が、こういう人とは関わるとメンドウそうな人でも、
とりあえず、話は聞いてみるってのが、
ヨシさん流旅の情報収集術。
宿まで行く間、
オイラは適当な返事しか返さないのに、
とにかくべらべらと喋りまくってたオオサカさん、
まぁ、よくよく聞いてみると、
なかなかいい情報を教えてくれているし、
人当たりもよく、悪い人ではなさそう。

ということで、
宿に到着する頃には、すっかり気を許し、いろいろお世話になることに。
南インド料理が習いたいというオイラの欲求に対し、
「知り合いでいい料理教室を開いているところがあるから」
と連絡してくれ、
早速今晩に、習えるように手配してくれまして。
値段も600インドルピー(ほぼ1200円)で、安かったし、
自分で探すと、これまた結構大変なのはわかっているので、
まぁ、いいかと。

で、これが、頼って正解。
このシェリルさん宅での料理教室が、
めっちゃためになったんですわ。

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左がオオサカさん、右がシェリルさん

やっぱり何事も拒否から始まるのではなく、
受け入れることから始めるべしですな。

さてさて、
そんなシェリルさん宅での料理教室、
今日のメニューは

マトンカレー
オクラカレー
パイナップルカレー
さやえんどうのトーレン
南インド流フレンチフライ
パパド
パロッタ
ケララ米

とのことだった。
ちなみに、今日の生徒はオイラ一人。
普段は一人だったらやらないらしいのだが、
オオサカさんのプッシュもあって、
特別に開催してくれたとのこと。
いやはや、ありがたい。

さて、まず野菜を切ることから始まりまして。

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その後、
オクラカレー、さやえんどうのトーレンを作る。

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南インドの料理でも、
スリランカではカラピンチャと言っていた
カレーリーブスが大量に入れられる。
これが結構味の決め手になるので、
スリランカ料理と南インド料理は似ている。

スリランカでおなじみのココナッツ削り機がココでも登場。

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ふんだんにココナッツを使うっていう
料理方法も、スリランカ料理と同じだった。

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さて、今回興味シンシンとなったのが、
パイナップルカレー。

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スリランカでも、
果物であるジャックフルーツを使ったカレーとかがあって、
果物カレーって面白いな、と思っていたのだが、
ジャックフルーツって、
日本ではあまりメジャーじゃないじゃないですか。
なので、日本に戻ってから作りづらいなぁと思っていたところの
パイナップルカレー。
パイナップルなら日本で手に入れやすいから
このカレーなら、日本に戻っても作りやすいと思いまして。

このカレーは、
パイナップルの味を損なうことなく、
うまくスパイスと調和させた見事な味に仕上がった。

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ただ、ちょっと甘すぎる感があるので、
甘い料理は・・・って思っている人には合わないかもしれないが、
子供たちはめっちゃ喜びそうな味。
しかも、なんだかご飯と合う。

そうそう、
インドカレーって、
定食で頼むと、
ご飯だけでなく、パン類(ナンやチャパティ、パロッタ等)や揚げ物(パパド)
さらに、イモ類が一緒に出てくる。
なんでこんなに炭水化物が!?一つでよくね?
お好み焼きとご飯パターン、かよ
と、最初は戸惑うことになるのだが
(実際、オイラは最初、結構戸惑っていた)
食べ慣れてくると、
数種類でてくるカレーが、
それぞれ、ご飯に合うモノ、パンに合うモノ、
揚げ物と合わせると美味いモノ、イモと一緒に食べると美味いモノ
ってのが、あるってことが分かってくる。

例えば、今回で言うと、
パイナップルカレーはご飯と合うのだが、
マトンカレーはパロッタというインド流パンケーキが合うとのこと。

確かに、
チェンナイのサザンスパイスで
アレッピーのフィッシュカレーを頼んだ時、
あわせる炭水化物は、ライスやパンよりもホッパー(アッパム)がいいからと、
ウェイターさんにおススメされたりした。

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どのカレーをどの炭水化物と合わせると一番美味いか、
そういうところまで、考えられているのが、
インドカレーなのだ。

ということで、今回
パロッタというパンケーキの作り方も習いまして。

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これが、大収穫だったんですよ。
実はパロッタって、街角でよく作られているんです。
なので、作っている風景を目にすることはよくあったんですが・・・

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ナンともチャパティとも違う第三のパン、パロッタ。
ナンやチャパティは作り方が分かってきたのだが、
パロッタは作り方が全然違う。
なぜ、焼く前の生地の皮がテカテカに光っているのか?とか、
薄皮に伸ばすコツとか、
なぜ出来上がったものが、もちもちでありながらサクサクになるのか、
など、疑問点がいっぱいあった。

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その疑問点が一気に解決しまして。

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そうそう、
オイラはパンの中では
クロワッサンが一番好きなように、
このもちもちでありながらサクサクという食感のパンが大好物。
パロッタを自分で作れるようになっただけでも、
今回の料理教室を受けた甲斐があったってもんでして。

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いやぁ、確かに、
マトンカレーは米で食うより、パロッタと合わせて食べたほうが断然うまかった。

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ふうむ、
ただカレーを美味しく作るコツってのは、
だいぶ分かってきたからな。
次なるステップは、
作ったカレーを何と合わせるともっと美味しくなるのかってことへの追及か。

カレー道はまだまだ深い。

2015.08.06 Thu l インド l コメント (0) l top
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チェンナイから夜行バスに乗って一気にワープしてやってきたのはマドゥライ。
南インドの食い倒れの町として有名な町らしい。
インド料理の中でも最もスパイシーで辛味が強く、香りが高いと評判の
チェティナドゥ料理のお膝元だ。

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ということで、
もちろん期待したのは食べ物。

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が、タミルナドゥ州の飯は、
チェンナイで食べまくっていたためか、
ちょいと期待外れ。
確かにチェンナイより安くて店もいっぱいあるんだけど、
味の感じはチェンナイとあまり変わらない。
チェティナドゥ料理はチェンナイで食べてたし、ね。

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ま、美味しいのは美味しいので、
チェンナイをスルーして
まずマドゥライに来ていたら、
それなりに、感激してたんだろうなぁ、とは思う。

で、そんなチェンナイには、
食べ物以外にも見所がありまして。
それは、ドラヴィダ建築の最高峰とも言われている
ミーナクシー寺院。
南インド式のヒンドゥー教の寺院ですわ。

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花より団子なオイラとしては、
まぁ、寺院なんて・・・と、思ってたんです。
次のカレーを美味しく食べるためには
動いてお腹を減らしておいたほうがいいから、
寺院でも散歩してくるか、くらいな思いで
このミーナクシー寺院に行ってみたのですよ。

そしたら・・・

内装の荘厳さにめっちゃ感激しまして。
内部はカメラ持ち込み禁止だったので、
写真でお伝えできないのが非常に残念。

いやぁ、チベット寺院の時もそうだったんだけど、
外側がオモチャみたいでも、
中はめっちゃ荘厳で、雰囲気あるってのが、
この辺の寺院の特徴なんすな。

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で、なんか、がぜんヒンドゥー教に興味が沸いてきて
ちょっと調べてみたところ・・・

ここで祀られているミーナクシー女神。
もともとは、ドラヴィダ族の土着の女神だったのだが、
ヒンドゥー勢力に征服されたのち、
ヒンドゥーのシヴァ神と強引に結婚させられ、
シヴァの妃としてまつられるようになったらしい。
で、ミーナクシーにはもともと夫の神がいたらしいのだが、
その夫アリャハルはミーナクシーの兄として格下げ・・・って。
いやぁ、神々の婚姻関係がぐちゃぐちゃなのは、ギリシャ神話と同じ。

しかし、まぁ、こうしたところに、
昔の征服者と被征服者の関係が垣間見れる。
やっぱり、遺跡や寺院は、
バックボーンを知ってみると、更に面白くなるな、うん。

ヨーロッパ中東アジアで
遺跡に興味が沸かなくなっちゃったのは、
この辺の歴史に疎いからなんだろうな。
う~む、今更ながらだが、改めて歴史の勉強しはじめてみるかぁ。

2015.08.05 Wed l インド l コメント (0) l top
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気後れするくらい豪華なレストラン。
ここは、チェンナイにあるサザンスパイスという
ハイグレードな南インド料理を出すめっちゃ高級レストラン。

南インドは、町の食堂でも十分味を楽しむことはできるのだが・・・
一応、とびきり高級なインド料理ってのがどれ程の味なのかってことは、
インド料理研究家としては知っておきたいことろ。
お金が相当ぶっとぶことを覚悟して、
昼飯はサザンスパイスへ食べに行くことにしたんですわ。

そんなサザンスパイス。
この店は、来て大正解だった。

前菜で出してくれたクリスピーとチャトニーに
のっけから驚かされた。
単なる揚げ菓子でこんなに味の違いがだせるのか、
と驚くほどの洗練された味だったのだ。

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さらに、メインディッシュのフィッシュカレーにこれまたビックリ。
いや、もう、文句のつけようがないくらい美味いのだ。
研ぎ澄まされた味っていうか、
美味いところだけを抽出した味っていうか。

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なるほどなぁ、ホントの高級店って、こういう味を出す店のことを言うのか。
これならランチで2500円ってのも、まぁ、納得の味だ。
(ちなみに、町の食堂のミールスなら150円くらいで食える)

普通、料理って、たとえ全体的には美味しかったとしても、
そうじゃない雑味って含まれているもんじゃないですか。
ここの料理は、その雑味が、全部綺麗に取り払われて、
ホントに美味い部分だけを食べさせてくれるものだった。

魚の生臭さを消し、スープをまろやかブレンドする。
これをやるのがどれだけ大変なことか。
そして、そういうことに手を抜かないことが、
料理をこれだけ高みに感じさせてくれるものか、
ってことを実感させてくれる味だった。

これは、料理の芸術。
感動させられる味、だ。

ただ美味しいカレーなら、
たぶん、今のオイラなら作れる。
が、こんな風に感動するカレーは・・・まだ作れない。

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もちろん、オイラは只今、カレー修行中ですから。
ただ食べて、美味しかった、で終わらせるワケにはいかない。

「これはどうやって作ってるんですか!?」
と、シェフに聞いてみましたよ。

すると、親切なシェフは
丁寧にレシピを教えてくれまして。
ありがたい。
が、使っている材料は、よくあるのものばかり。
手順もいたって普通。

よくあるものを使って、特別なことをやっていないのに、
ここのレストランのカレーは、他の町の食堂とは全然味が違う。
その秘密が知りたいのだが、
レシピだけでは、見えてこない。

さすがに、部外者をキッチンに入れるわけにはいかないようで、
作り方をこの目で見るのは無理とのこと。
まぁ、高級レストランですから、当然だ。

「でも、レシピ通り。簡単だよ」
と、シェフはいう。
いやいや、簡単にあんな味は出せないっしょ~。

2015.08.03 Mon l インド l コメント (0) l top
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朝、食堂へ行って、イドリーを頼む。
イドリーとは、南インドでよく食べられている発酵蒸しパン。
実はこのイドリー、バラナシでも食べたことがあったのだが、
現地で食べるイドリーは、バラナシで食べたのより数倍美味い。

いや、イドリー自体の味は大差ないんです。
じゃぁ、何が違うのかというと・・・
付け合わせの充実具合が全然違うのだ。

チャトニーというナメものが3種類
ポディーというインド流ふりかけも3種類。
本場には、こんなにも味付けにバリエーションがある。

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これらがそれぞれ、味が違って、しかも美味い。
それをつけて食うイドリーは、そりゃ美味いってワケなのですよ。

ちなみに、
ゴマっぽい黒いポディー、
これにギーという乳油を垂らすと、さらに美味くなるよって、

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店のお兄ちゃんが教えてくれたので、やってみたら、
これがもう、めちゃウマで。

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いやぁ、ただの蒸しパンを、
ココまで豊富な味付けで楽しませてくれる料理って
世界中探してもなかなかないですよ。

さすが、インド料理。
美味しさに底がない。
知れば知るほど面白くなってくる。
なるほど、インドは、ハマりますよ、ハイ。

2015.08.02 Sun l インド l コメント (0) l top
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南インドの料理は、
スリランカ料理と味が非常によく似ていた。
南インドの定食ミールスを食べてそう思った。
スリランカ料理の決め手だと思っていたカラピンチャが、
南インド料理ではカレーリーブスという名で使われているためだ。

なので、
南インドでは、特に新しく学ぶことはないかな、
なんて思っていたのだが・・・

チェンナイの食堂で、
いや、そうじゃない、
南インドとスリランカは違う料理なんだ、
ってことを実感する料理に出くわしまして。

スリランカで食べる料理はどれも美味しくて、
これを越える味はない、ってものばかりだったんですが、
一点、チキンカレーだけは、
もっと美味しいチキンカレーがあるような気がしてたんですよ。
何かが足りない気がしてて。

で、その何かってのが、
ここで、チキンマサラって料理を食べて明らかになったんですわ。

このチキンマサラってやつが、
足りないものがないくらい完璧に美味かったのだ。

その違いは、玉ねぎの調理法だった。
チキンマサラは、玉ねぎをちゃんと炒めて甘みを出していたんです。

それに対して、スリランカ料理のチキンカレーの玉ねぎは、
さっと炒めるだけだった。
この違いがクッキリと味の違いとしてでていたのだ。

そうそう、チキンカレーは、この味、この味。
チキン料理に関していえば、
オイラの理想は、このチキンマサラの味に近い。

いやぁ、なるほど・・・
南インドのチキンマサラの味はこの味なのか。
世界一のチキンカレーの味がココにあるとは。
やっぱり現地に来て食べてみないとワカランもんだな。

ただ、逆にいうと、
スリランカでガッツリ調理法から全てを学んできたからか、
今は食べるだけで、その違いが分かるようになってきた。

マレー半島でカレー食べ歩きをしていた頃は、
使っている香辛料の分析とかは、ぼやっとしたものしかできなかったんだけど、
今や、結構クッキリ何をどうやって使っているか
判別することができるようになってきているのが嬉しい。

早くも、修行の成果を実感中。

2015.08.01 Sat l インド l コメント (0) l top
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