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ちょうどお昼の時間に通りかかった豊橋では、
ブラジルのサルバドール以来、
これまた6年半ぶりとなるタダシさんと再会。

忙しい中、昼休みにわざわざ会いに出てきてくれまして。
ホント、オイラなんかのために、ありがとうございます。

そんなタダシさんに昼飯をご馳走になりながら、
ついこの間、ナオ宿でこんな話をしていたような旅話が展開。
まるで1週間前も会ってませんでしたっけ?って感覚に。

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6年半の歳月の流れが1週間に感じたり、
7年の歳月の流れが3日に感じたり。

旅友と会うたびに、時間間隔が変になる。

う~む、日本に戻ってきたというのに、
なかなか日本の時間流れに乗れないのは、
旅友ばかりに会っているからなのだろうか?

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2016.08.31 Wed l 日本 l コメント (0) l top
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野原夫婦に別れを告げ、走り始めたオイラ。
岐阜から41号線を南下して、名古屋を通過し、
国道一号線に出た瞬間、
突然、クラクラする感覚に襲われた。

あれっ、なんだこの見たことのある風景は・・・

ああ、確かにオイラはココに居たことがあるぞ、という
デジャヴを感じた。

日本に戻ってきて3週間くらい経ったが、
なんだかずっと異国にいる感覚がして、
ほとんど郷愁の想いに囚われることはなかったのに。

実は国道一号線は、
オイラが小さかった時、
買ってもらった自転車で品川まで走った時、とおった道。
なんだか、その時の感覚がかすかに戻ってきた気がした。
思えば、あれが、この旅に続いているのかもしれない、なんて思ったりもする。

当時、愛知県のこの道を走ったワケではないが、
国道一号線がもつ独特な雰囲気。
その雰囲気が、オイラの思い出の扉を開くキーとなり、
ちょっとだけ、扉を開いてくれたんだろうな、きっと。

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2016.08.30 Tue l 日本 l コメント (0) l top
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四日市を出発した後、
愛知県を通過して次に向かったのは岐阜。

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これまた
普通に横浜へ向かうルートを考えたら
岐阜に寄るのは遠回りなのだが・・・

帰り道にぜひ寄って下さい~、と
ありたがく誘ってくれる会いたい旅友が岐阜の関市に居まして。

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いい意味で田舎な町、関市

ということで、訪問したのが、
グァテマラのタカハウスでしばらく一緒だった
タカヒロさん、マチエさんの野原夫婦。
ベネズエラでもちらっと再会しているのだが、
7年ぶりの再会だ。
う~む、しかし、とても7年ぶりとは思えない。
ついこの間まで会っていた気がするくらい、違和感がない再会なんですけど・・・

さて、早速歓迎(?)してくれたのが、
お二人の息子の
キッペイくんとタイチくん。

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4歳と1歳半というワンパク盛りな年頃の二人。
ものおじしない二人のパワーに圧倒されまくり。

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4歳のキッペイくんは、もう幼稚園児。
う~む、旅友の子供がもうこんなに大きくなっているとは・・・
二人に会うだけだと、感じない歳月の流れだが、
子供を見ると、流れた歳月の長さを感じてしまう。

いやぁ、歳月の感覚って不思議だよ。

さて、
「ヨシさんとはぜひこれを一緒に食べたくて」
と、タカヒロさんが連れて行ってくれたのが、
ウナギ屋さん。

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名古屋のウナギ料理といえば、ひつまぶしが有名だが、
岐阜の関市は、うな丼が有名らしい。
ウナギ好きなオイラとしてはウハウハ。
さすが分かっていらっしゃる、タカヒロさん。

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鯉の活け造りと共に食べるのが関市流。
なるほど、まぁ、でも、うな丼自体は普通だな

・・・と思ったのだが、普通だったのは見かけだけだった。

食べてビックリ。
このうな丼のかば焼き、
外側がカリッカリ、そして中がほわほわという
絶妙な具合で焼かれていて、食感が絶品だったのだ。

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ふおお、なんだこの蒲焼!
蒲焼に上下なんてないと思っていたのだが・・・
世の中には上ランクの蒲焼ってもんが存在するんですな。

そんな絶品うな丼を食べながら、
タカヒロさんと旅トーク。
ああ、なんて幸せな時間なんだ。

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そして、家に戻ったら、
キッペイくんとタイチくんが大暴れ状態。
オイラたちがウナギをいただいている間も・・・
いやはや、マチエさん、なんだかすんません。
お母さんは、ホント、大変だ。

さて、翌日、
起きた時は台風の影響で雨が降っていたのだが
すぐに台風一過の青空が。
チャリの整備をして、
出発準備をしていたオイラにマチエさんが、
「ヨシさんって、名古屋流喫茶を、味わったことがあります?」、と。

西日本を走っていると
あちこちで見かけたコメダ珈琲。
あれが名古屋流喫茶だ。
気になっていたけどまだ入ったことがない。

「じゃぁ、行きましょう」
ということで連れて行ってくれたのが、
マチエさんの親戚がやっているという喫茶店。

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岐阜もこの手の喫茶文化がある場所で、
中に入ってコーヒーを頼むと、
噂で聞いていた<モーニング>が一緒に出てきた。

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マイセンのカップに入れられたコーヒーを飲みながら
小倉トーストをパクつく。
なんだか優雅なひと時です。

いやぁ、すっかり堪能させてもらいましたよ。
マチエさんのご両親も交えて、素敵な岐阜滞在をさせてもらいました~。

そうそう、最近、チャリ走りに目覚めたというタカヒロさん。
そんなタカヒロさんから、
なにげに車で2時間走れば、北アルプスに行けるので、
次回来る時には、一緒に峠走りをしましょう、とのお誘い。

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オイラはやむを得ず峠を走ってきたチャリダーであり、
決して峠走りが好きなワケではないのだが(笑)
でも、タカヒロさんと一緒に走れば、ツライ峠も楽しいハズ。

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キッペイくん、タイチくんが自転車に乗れるようになれば、マチエさんも一緒に、皆で苦しい想いを楽しめるぞ。

しかも、なにげに、餃子作りが趣味だということも判明。
早く言ってくれれば、一緒に餃子作りをしたのに~。
いやぁ、今回、急ぎ足のためゆっくりできないのが残念デス。

ま、それは次回のお楽しみってことで。
今度は、一緒に作った餃子で弁当を作り、
北アルプスの峠走りをすることにしましょ~。

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2016.08.30 Tue l 日本 l コメント (0) l top
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さて、和歌山の次の目的地は三重の四日市。
四日市では、バルト三国&ネパールで会ったアキコちゃんと会うことになっているのだ。

ということで、四日市へ向かう道を走っていたら・・・
前方に、オイラのことをじっと見つめる青年がいた。

何?ひょっとしてオイラのファン?

なんて思いながら(笑)
スピードを緩めてその青年に近づくと
その青年が「お久しぶりです、ヨシさん!」
なんて言うじゃないですか。

なんと、その青年は、6年前、
アルゼンチンのブエノスアイレスの日本人宿上野山荘別館で出会っていた、
ユウジくんだったのだ。

6年くらいじゃ雰囲気変わらない人が多い中、
ユウジくんは結構雰囲気が変わってた。
なんか大人になっていた。
だから、最初気づかなかったのだ。

それにしても・・・疑問が頭をグルグル巡る。

え~、なんでココに居るの?
オイラを待ってたってことだよね?
っていうか、なんでオイラがココを走るのを知ってるの?

ご存知の通り、
オイラの旅は風まかせ。
どの道をどのタイミングで進むかは、ホント気分次第。
このブログで滞在場所は載せているが、
それかて、最新情報ではないのだ。

そんな疑問をユウジくんが解説してくれた。

なんでも、オイラが奈良を経由して、三重に入り、
三重の名張市を走っていた時、ユウジくんの奥さんが僕の姿を偶然見かけたそうだ。
で、「眼鏡をかけて帽子をかぶった人が、デッカイ荷物をつけたちっちゃな自転車で走っている」という話をユウジくんにしたらしい。

「それはヨシさんだ!」とピンときたユウジくん。
おそらく165号線を走っているに違いないと予測し、
車で先回りして待っててくれたってワケだ。

いやぁ、にしても、
オイラを奥さんがたまたま見かけたのも偶然。
奥さんがユウジくんにすぐ話したのも偶然。
そして、そんなあやふやな情報をもとに、
わざわざ車を飛ばして、通るかどうかもわからないオイラを待ってくれるって。

ビックリした以上に、
なんか感激したよ。

なるほど、
プロポーズはサプライズでという女の人の気持ちが分かった気がする。
サプライズでこんなことが起こると、めっちゃ気持ちが盛り上がるもんなんだな。

さて、実は、オイラはせめて博多から横浜までの日本横断は
全部チャリで走りきろうと思っていた。

だから、
「飯でも食べに行きませんか?車にチャリ乗せられますよ」
と、ユウジくんに誘われた時、
正直ちょっと躊躇してしまった。

が、すぐに考えなおした。
轍をつなぐことなんて大したことじゃない。
それよりも、
こんな風にオイラのことを待ってくれていた
ユウジくんと過ごす時間の方が大事なことなんじゃないか、と。

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ということで、
ユウジくんの車にチャリと荷物を乗せてもらいワープ。
そのおかげで、たっぷりユウジくんと話す時間を取ることができた。
話は盛り上がり、
ひょっとしたらオイラの今後を左右するかもしれない企画の話にまで展開。

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そして、ワープのおかげで予定より半日早く到着できた四日市では、
アキコちゃんとジックリ会うこともできた。
おかげで、めっちゃ深い話が出来て、楽しい時を過ごすことができた。

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そうなのだ。
自転車で走りつなげることは、大事なことかもしれない。
ケド、それにこだわりすぎると、もっと大事なことを逃してしまうかもしれないのだ。
時にはこだわりを捨てる勇気を。
なにかに縛られることなく、心は常にフラットに。

2016.08.27 Sat l 日本 l コメント (2) l top
たっちゃん
ヨシさん、今頃は名古屋あたりかな。。。

日本編は、旅友のオンパレードですね。こんなにたくさんの方がいらっしゃるなんて、日本も捨てたもんじゃないなと、思いました。
もうあと少し、ご無事でね。


チャリヨシ
たっちゃんさん、今は、これまた旅友に会うために寄り道して、岐阜に居ます。いやぁ、ホント、行く先々でみなさんに温かく迎えてもらって、幸せもんですよ~。日本、道を走るのはちょっと退屈ですが、旅友と会えるので、最高に楽しいです!



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大阪の後向かったのは和歌山。
普通に横浜へ向かうルートを考えたら
和歌山へ寄るのは遠回りなのだが・・・

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どうしても会っておきたい旅友が和歌山にいまして。

それは、ブラジルの弓場農場で農作業の苦労を共にしたコンちゃん。
そんなコンちゃんと6年半ぶりに再会。

さてさてコンちゃんは、オイラのサイトのトップページにリンクが張ってある
ハンガリー食品雑貨の店をネットで展開してまして。
実はハンガリーと関係が深いコンちゃん。
奥さんのミサキちゃんともハンガリーで知り合ったらしい。

で、何を隠そう、オイラがルーマニアで沈没した後、
ハンガリーに行くことを決めたのは、
コンちゃんが勧めてくれたからだったのだ。

で、ハンガリー到着早々、チャリ盗難事件に巻き込まれることになって・・・
誰よりも責任を感じてくれちゃったのがコンちゃんだった。

いやぁ、ホント相棒チャリが見つかってよかったよ。
見つからなかったら、コンちゃんと笑顔の再会ができなかっただろうからな(笑)

で、コンちゃん宅では、
コンちゃん&ミサキちゃんによるめっちゃ美味い晩飯をいただきまして。

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こんな美味い飯に、
尽きない旅話があると、
お酒がすすみ過ぎてしまい困る(笑)

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コンちゃんは「焼酎もあるよ」と勧めてくれたのだが、
シゲル君宅での飲み過ぎ二日酔い事件を体験した後なだけに、
さすがに、焼酎は控えて、ビールをしこたまいただくだけで我慢我慢。

さてさて、二人の生活を垣間見せてもらって・・・
なんか幸せそうに生きているなぁ、と、羨ましく思った。
肩ひじ張らずに、ゆっくりと、
資本主義が幻惑してくるものから一歩距離を置いて、
人間らしく、ある意味豊かに暮らしている二人。

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まぁ、コンちゃんたちに限らず、
今回、オイラを招き入れてくれる旅友たちは、
皆そんな雰囲気を持った人達ばかりだ。

日本に戻ったら、目まぐるしい仕事社会、
という現実を突きつけられることを覚悟していたのだが、
今のところは、それを感じずにすんでいる。
でも、それは、今、旅友を巡っているからだろう。

大半の日本人は、
以前のオイラがそうであったように
ワーカホリックになりながら、
目まぐるしい仕事社会に翻弄されて生きているのだろう。

以前のオイラは、そんな生活を無自覚に受け入れていたんだよなぁ。

旅をして何が変わったかって、
そういうことに自覚的になれたってこと。

お金があればいい、
便利なほうがいい、
休みは何をしたらいいかワカラナイけど、お金を使えば楽しく過ごせる
一人だって寂しくない
自分がやりたい仕事をしていることが生き甲斐だ

お金はそんなになくてもいい
便利じゃなくても大丈夫
休みの時間は自分が好きなコトに没頭する
旅話で通じ合える友達とすぐに会える
誰かに求められることをできれば満足

どっちが幸せな生活なんだろうね。

「これチャリ走りの途中で食べて」と握ってもらった、
はちみつ漬け紀州梅干しの入っためちゃウマおにぎりをほおばりながら
そんなことを考えるオイラなのであった。

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2016.08.26 Fri l 日本 l コメント (0) l top
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旅を始めた頃のオイラは、
お世話になった人たちに何も返せないでいた。

ただ優しさをいただくだけだった。

何を返せばいいのか分からなかったし、
なによりも、返すだけの何かを持っていなかった。

そんなオイラも、返せるものを身につけた。
それはカレーと餃子だ。

今回は、細見家でお礼カレー作り。

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お礼カレー
お礼餃子
時間がない時にはお礼チャイ

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これらはただ食べてもらうだけではなく、
インド流、スリランカ流、ネパール流、中国流・・・
と、オイラが学んできた各国のレシピも披露することで、
より喜ばれる。

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これが出来るようになって、
それまでちょっと心苦しさを感じていた
<人にお世話になる>ってことが、楽になった。

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今回は初めて手羽先カレーに挑戦。しかし、チキンカレーはやはり骨付きモモ肉がいいかも。手羽先だとチキン出汁があまりでなくて、アッサリ味のカレーになってしまう。まぁ、このアッサリ感、これはこれでアリなのだが。

旅人っていうベールに身を包むと、
誰しもが優しくしてくれる。
でも、その優しさに甘えているだけではダメなのだ。

ちゃんと受け取った優しさは返さないと。
いや、返すだけではなく、
そろそろ、こちらから積極的に与えられるようになるべきなのだ。

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南米のパタゴニアで出会っていたチャリダーの山口くんが、細見夫婦宅の近くに住んでいて、細見夫婦と山友達だということが判明。ということで、山口くんも招いてのお礼カレーパーティ。

そう、優しさを享受するだけの旅人はもう卒業。
だいぶ遅くなったが、
そろそろ誰かに何かを与えられる側の人間になる時がきている。

2016.08.24 Wed l 日本 l コメント (0) l top
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大阪、関西に住んでいる
旅で知り合った旅友はめっちゃ多い。

「大阪に来たらぜひ会いましょ~」

と言ってくれる旅友からのメッセージが多すぎて、
誰にどうやって会ったらいいのか混乱するほど。

ただ、皆さんもう旅を終えて社会復帰されている人達ですから。
フリーのオイラに合わせられるほど、暇はないのですよ。

そんな中、
「梅田で働いているので、お昼に梅田でなら」と、
仕事中の大事な昼休みを使って会ってくれたのが
南米のアルゼンチンの上野山荘別館で出会って以来6年ぶりとなるいづみちゃんと、
トルコのイスタンブール、今はなき日本人宿Tree of Lifeで出会って以来
3年半ぶりとなる友裕くんだった。

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二人とも、忙しい中ありがと~。

そして、残念ながらタイミングが合わず
今回会えなかったみんな。
大阪、関西はまた来ますんで。
その時ぜひ会いましょ~。

2016.08.24 Wed l 日本 l コメント (0) l top
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大阪では、
南米のウシュアイア、
ケニアのナイロビ、
そしてウガンダのチルドレンセンター<ニュートピア>で一緒に過ごした
細見夫婦からありがたいウェルカムメッセージをいただいていたので、
お言葉に甘えて細見夫婦の家でお世話になることになってまして。

そんな細見家へ無事到着。
到着した晩は時間が遅かったので、
サトシさんアサミさんとだけの乾杯となったのだが・・・

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実は、細見家にはもう一人家族がいまして。
それは生まれて5カ月の息子リヒトくん。

で、次の日の朝、リヒトくんが登場したのですよ。
人見知りはしないようで、
泣かれはしなかったのだが、
なかなか笑顔を見せてくれないリヒトくん。

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ふふふ・・・そんな子供と打ち解けたい時、
オイラには強い武器があるのですよ。

それは打楽器。

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ジャンベ、アサラト、パンデイロ、スプーン、ムビラ・・・
大抵の子供はこれらを披露すると、落とせる。
太鼓の音ってやつは、根源的に人間の魂を揺さぶるようで、
小さな子でも、いや小さな子ほど、反応してくれる。
これらを披露すると、
キャッキャッと喜び、すぐにオイラになついてくれるのだ。

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が、リヒトくんは、ツワモノだった。
ジャンベ、アサラト、パンデイロ、スプーン、ムビラと披露するも、
反応がイマイチ。
む~ん、では最後の手段、と
タブラを叩き始めたところ・・・

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今までの態度から一転。
めっちゃいい反応をしてくれまして。

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次第にノリノリのダンスを踊り始めたリヒトくんとコラボ演奏。

ふ~、今回も大成功。
リヒトくんの心もなんとか掴めたぜ。

2016.08.24 Wed l 日本 l コメント (0) l top
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神戸でキッシュランチをした後、
そのまま大阪へ。

尼崎を通り抜け、見えてきたのは淀川の手前にある神崎川。
この橋のたもとで、とある人と待ち合わせ。

自転車に乗り現れたのは、bangmaoさん。
大阪在住の自転車好きの方で、
オイラのブログ、そしてYoutubeをずっと見ていてくれたという人だ。

オイラが日本に戻ったのをブログで知り、
「大阪に来られるようであれば、ぜひお会いしたいです」
とのメールを送っていただきまして。

普段、投稿してもあまり反応がないオイラのブログ。
実はオイラのブログは隠れファンが多かったようで(笑)
広島のたっちゃんさんをはじめ、
帰国を決めたタイミングで、
「今までずっと読んでましたよ」
という嬉しいメッセージを多々いただいた。

オイラの旅の8年間と
自分の人生の8年間を照らし合わせて
メッセージをくれた方もいて。
オイラの旅より、むしろその方の人生の方がドラマチックで、
オイラの方が感涙させられてしまったり(笑)

いやぁ、こういう連絡をいただけるのはホント嬉しい。

めげずにずっと書き続けてよかったよ。

さて、初対面のbangmaoさんなのだが、
オイラのことはブログを通じて何から何まで知ってもらっているので、
なんだか、とっても気が楽。

そんなbangmaoさんと、
そのまま、大阪の街を一緒にペアランすることに。

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一人で走っていたら、超絶走りづらい大阪の道だったが、
抜け道を知り尽くしているbangmaoさんの案内のおかげで、すいすい走れる。

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あちこちを巡った後、
大阪城まで案内してもらっちゃいまして。
ありがとうございました。
いやぁ、ホント、お会いできてよかったです。

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旅を通じて、いろんな人との出会いがある。
こんな繋がり方もまた、旅ならではの素敵な出会いなのだ。

2016.08.23 Tue l 日本 l コメント (4) l top
bangmao
締めの旅の途中のリアルなヨシさんにお目にかかれたばかりか、地元をペアランできて私もテンション上がりました。
ヨシさんと出会えたのを契機に、不精者ながら私もブログを始めさせて頂くことにしました。
どうぞ、これからもいい旅を続けて下さい。
また、機会がありましたら相棒(BD-1)を連れて大阪へ遊びに来て下さい。


チャリヨシ
bangmaoさん、いや、こちらこそ、僕のブログをずっと読んでくれてた人に直接会えて、ホント、めっちゃテンション上がりましたよ~。そして、ついにブログをはじめられたとは!後でこっそりアクセス先を教えてくださいね。また、大阪を案内していただきたいので、相棒を連れてそのうち再度遊びに行きますよ~。


のぶゆき
初めまして。のぶゆきといいます。
世界一周、無事到着、おめでとうございます^ ^
ご両親・お友達の方々と再会してる記事を見て、本当に無事に帰って来れたんだなぁ、、と実感しました。
5年前にヨシさんの世界一周動画に魅せられてシクロクロスを買ってあちこち旅をしているのですが、やはり旅は無事であることが一番大切だと感じます。本当におめでとうございます。

しばらくブログが追えてなかったのですが日本に戻られているとは思わず、お祝いのタイミングを逃してしまいました。
ちょうど8.23に大阪城の近くに居たのに—ー悔しいなぁ ><


チャリヨシ
のぶゆきさん、はじめまして!

いやぁ、なんとか無事に戻ってきましたよ。まぁ、無事に戻って来ての旅ですからね。ありがとうございます。それにしても、僕の動画を見て、自転車旅をするようになったなんて、めっちゃ嬉しいですよ。

そんなのぶゆきさんと会いたかったなぁ。8/23に、大阪城近くに居たとは。ホントにニアミスじゃないですか。っていうか、ひょっとしたらすれ違っていたかも!?デッカイ荷物を積んだチャリ、見かけませんでした?あ、見かけたら、さすがに気づくか(笑)


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かつさん、シゲル君宅で合わせて二泊もお世話になり、
すっかり満喫させてもらった明石を出発。

海岸通りを走って辿り着いたのは・・・神戸。

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そんな神戸で訪れたのは、とあるチーズ屋さん。
ナチュラルチーズ専門店<フロマージュ・ミュー>だ。

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走りの途中にチーズを買いに?
いやいや、実はここにも旅友がいまして。

フランスのパリに滞在していた時出会った、
ちょうどフランスにチーズの買い付けに来ていた
チーズ屋のユキさん。

彼女から神戸のチーズ屋で働いている話を聞いていて、
「神戸に来ることがあったら、ぜひ立ち寄って。
チーズたっぷりのキッシュを用意して待っているわ」
と言われていたオイラ。
キッシュの誘惑に惹かれて、訪問することにしたんですわ(笑)

そんなチーズ屋で、4年ぶりにユキさんと再会。
約束通り、焼きたてのキッシュをご馳走になりまして。

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「チャリダー向けに特別に巨大なのを焼いておいたわ。
もちろん、チーズいつもよりかなり多めよ」
という特製キッシュは、激ウマ。
ああ、このキッシュを食べにきたんです・・・

って、いや、まぁ、キッシュは、あくまでおまけ。
もちろん、ユキさんと話がしたかったんです。
チーズ専門店ってどんな感じなんだろうって興味もあったし。

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しかし、改めて、日本で買うとフランスのチーズって高いですな。
店に並べられているチーズの値札を見てビックリ。
フランスでスーパーに並んでいるチーズの値段を知っているので、
余計に高く感じちゃう。

「このチーズがおススメよ。これと食べ比べてみて」
と、高いチーズをちょっとカットして試食させてくれたユキさん。

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上がマンステルという強烈な匂いのフランスのチーズ。下はあっさり味のバスク地方のチーズ。

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大好きなモッツァレラチーズ。もちろん、出してくれたのは、そんじょそこいらのモッツァレラではなく、水牛の乳で作った厳選激ウマモッツァレラ。モチモチして超美味い。ちなみに、ユキさんは、正月には、モッツァレラで雑煮を作るらしい。なんたる贅沢!

ああ、パリを思い出しますわ~。
チーズの味とかいうことじゃなく、
パリの宿でユキさんに試食させてもらった
あの時の光景がフラッシュバック。

2016.08.23 Tue l 日本 l コメント (0) l top
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かつさんと別れて向かったのは・・・明石。
え?明石は出発するんじゃないの?

実は、もう一人、
南米で知り合った、めっちゃ会いたい旅友が明石にいるんですよ。

それは、ライダーのシゲルくん。
オイラが50日間ウシュアイアに滞在している時に
出会った、めっちゃ濃い旅人メンバーの一人だ。

明石の街を10分ほどチャリで走って
辿り着いたシゲルくん宅。
今日の移動は非常に楽だった。
いつもこれくらいの走りで終えられるのならいいのに(笑)

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シゲル君に迎えてもらい、
奥さんのユミコさんとまだ9カ月の息子のたまき君と、初対面のご挨拶。

早速泣かれてしまった、たまき君との遭遇だったが、
打楽器を駆使してすぐに仲良しに。

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さてさて、シゲル君宅でも、明石らしい歓迎をしていただきまして。
最高に美味い、奥さんのユミコさんが作るおつまみ料理は、まさに明石の味。

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昼網の魚をさばいたお刺身やら、
タコ飯やら、
くぎ煮やら。
くぎ煮とは、小さなイカナゴを醤油や水あめなどで煮込んだ明石の名産らしい。
シゲルくん宅で出してくれたくぎ煮は、
自分たちのところで作った自家製とのこと。
レモン汁を入れたり、唐辛子を入れたり、
いくつかの味のバリエーションがあり、
これがそれぞれ、激ウマ。

いやぁ、これさえあれば、
ご飯がいくらでも食える。
写真撮りを欠かさないオイラが、
写真を撮り忘れてしまうくらいの美味さだった。

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この写真は、翌日出発する時、お弁当に、と握ってもらったくぎ煮のおにぎり。おにぎりの具材としても、くぎ煮は最高だ。

そんな最高のおつまみと、
尽きない旅話があるので、
お酒がすすまないワケがない。

気付いた時には
相当飲んでしまっていた。

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当然、次の日は二日酔い(笑)
しかし、くぎ煮があまりにも美味しいため、
二日酔いなのに、飯がめっちゃすすむ。

あまりのオイラの食べっぷりに、
オイラが二日酔いだったってことは、
シゲルくんもユミコさんも気づかなかったという。

いやぁ、走り出す時、結構フラフラだったんだけれども(笑)

とにかく、
シゲルくん宅でも、濃い旅話が出来て
めっちゃ楽しかった。

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ああ、旅話が通じる相手と過ごすひと時って、ホントいいな。

四国をしばらく一人で走った後の、
分かり合える旅友との再会続きだったので、
余計にそのありがたみを感じたよ。

2016.08.23 Tue l 日本 l コメント (0) l top
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かつさんの部屋に案内され、
ズラリとCDが並べられたケースの中に
オイラが神様バンドと崇める
カナダの3ピースバンド<RUSH>のCDを発見。
しかも、ほぼほぼ揃っている。

「おお、RUSHのCD、こんなに持っている人、
バンドのメンバー以外で、初めてみた」

って思わず言ったら、
「僕もRUSH好きって言ったじゃないですか。
ヨシさんがチリで見に行ったRUSHのライブ、
あれ、教えたの僕ですよ」
と、かつさん。

そうだ、そうでした。
かつさんが教えてくれたから
神様バンドをこの目で見るという念願が叶えられたんだった。

そんなかつさんとは
どうやら音楽だけでなく、
マンガや映画の趣味も合うっぽい。
本棚に並べられたマンガやDVDもオイラが読んできた観てきたものばかり。

盛りだくさんの旅話もあるのに、
さらにサブカル話題までも弾むことが判明してしまい、
いやぁ、一晩じゃとても語りきれないよ~。
と言いながら、夜更かし語り。

さて、次の日、
家の周りを散策しながら、語りの続きをするオイラたち。

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かつさんの家の周りには海が広がっている。
海水浴場、そして漁港、海鮮市場・・・

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そう、明石は海の街なのだ。

日中、昼近くになると外ではめっちゃ暑いので、
立ち飲み屋に入って涼むことに。

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かつさんが
「ここがおススメなんですよ」
と、連れて行ってくれた立ち飲み屋は、
ザッツ・関西な雰囲気が漂う素敵な飲み屋だった。
グルリと周囲を取り囲むように作られたカウンター席の真ん中で、
おばちゃんがきりもりしている。
常連と思われるおじちゃんたちが、
おばちゃんと談笑しながらも、
時々、オイラたちに話題を振ってくる。

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笑いが絶えず、アットホームでめっちゃいい感じ。

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しかも、料理も美味いのだ。
朝とれたその日の魚を出す昼網の刺身がめっちゃ新鮮。

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で、立ち飲み屋を出た後、
「明石に来たら、これを食べ忘れちゃいけない」
と、最後に連れて行ってくれたのが、明石焼きの店。

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学生の頃、最初に明石焼きを食べた時、
ソースじゃなく、出汁で食べることに違和感を覚え、
あまり美味しくいただけなかった明石焼きだったのだが・・・

今日食べた明石焼きはめっちゃ美味かった。
出汁で食べるからこそ、美味しいと思える味だった。

明石を堪能したからこそ、
明石焼きの味が分かるようになったのかな?

いやぁ、昨日のインドとは一転、
今日は明石をガッツリ体験させてもらいましたわ。
ありがと~、かつさん!

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名残惜しいながら、かつさんとのお別れの時がやってきた。音楽やマンガや映画の話もガッツリしたかったのに、結局今回は、ほぼほぼ旅話だけで終わってしまったよ。まぁ、これからは会おうと思えばいつでも会えますから。次回もタップリ語り合いましょ~。

2016.08.22 Mon l 日本 l コメント (0) l top
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オイラのことをよくご存じのかつさん、
「ヨシさんと一緒に行きたい店があるんですよ」
と、早速連れて行ってくれたのは、カレー屋。
もちろんCoCo壱番とかではなく、
ネパール人の夫婦がやっている<インド・ネパール料理屋>だ。

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日本でどれくらいのレベルのカレーが食べれるのか、
改めて知りたかったし、
まぁ、単純に、人が作ったカレーが食べたい気分でもあったので、
ナイスチョイス。
さすが、かつさん。

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タンドリー味のシシケバブやチキン、
マトンカレーにホウレンソウカレー、
そしてガーリックナンと、
定番のインド料理を食べる。

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調理法は、基本的にはデリーで習ったムガール料理と一緒だ。
どれも美味い。
が、まぁ、想像していた通りの味。
なるほど、この味ならオイラも出せるかも。
そして、こういう料理なら習ってきた通りに作れば、作れるぞ、と
さしたる驚きはなく、単純に美味しいカレーを
かつさんとの思い出話の肴にしながら、淡々と食べていた。

で、ガーリックナンを食べ終えてしまったオイラたち。
「ナンを追加しましょうか。次はチーズナンを食べてみます?」
ということで、チーズナンを頼んだところ・・・

ビックリするものが出てきた。

ガーリックナンがガーリック風味に仕上げられているように、
チーズナンもチーズ風味に仕上げられていると思っていたら、
全然違ったのだ。

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ナンの間にとろけるチーズがガッツリ挟まっているじゃないですか。
これは、まるでピザであり、タップリチーズトーストでもある。
インド旅経験者のオイラたちにとって、想定外のチーズナン。
ふおお、しかし、これ、めっちゃ美味い。

で、そんなチーズナンがめっちゃ気になったので
後で、ネットでチーズナンで画像検索したところ、
なんと、このピザタイプのタップリチーズトーストばかりが出てくるじゃないですか。

おお・・・
日本でチーズナンっていうと、このタイプが普通なんですな。
勉強になりましたわ。
インドでチーズナンを頼んでもこんなんじゃなかったような・・・
っていうか、インドではチーズナンを食べたことなかったかも。

こりゃ、次インドに戻った時には、チーズナンを食べてこなくてはいかんぞ・・・

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マンゴーラッシーや、プレーンラッシーもめっちゃ美味かった。どれも、予想通りの味とはいえ、レベルはかなり高い。

2016.08.21 Sun l 日本 l コメント (0) l top
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姫路から海岸通りを走って辿り着いたのが明石。

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ここでは、7年前の南米のボリビア、ウユニ塩湖上で出会ったかつさんと再会。
このブログへのコメント書き込みもいろいろしてくれているし、
実際、旅で出会った旅友の中では、相当分かり合える人の一人であるかつさん。
そんなかつさんとは、
実は、ウユニ塩湖上では、すれ違いざまに出会っただけで、
その時は5分間も話していなかった。

出会いは、そんな超短時間だったのに、
ブログを介して、
気が合い、いい関係をずっと続けてくれているかつさん。

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そんなかつさんとの待望の再会。
果たして、かつさんとの明石滞在生活はどうだったのか?
次回へ続きます、はい。

2016.08.21 Sun l 日本 l コメント (0) l top
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香川県の高松からフェリーに乗り、
小豆島へ。
小豆島を走った後、
再びフェリーに乗り、兵庫県の姫路へ。

経由地として訪れた小豆島は、
思っていた以上に素晴らしいところだった。

あ~、ココはもっとゆっくりしていきたかったよ。

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道の駅で野宿

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夜、雨が降り始めたので、軒下のある場所へテントを移動

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ちょうど芸術祭が開催されていた

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2016.08.21 Sun l 日本 l コメント (0) l top
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実は、小学校に入る前まで香川県に住んでいたオイラ。
なので、香川を走っていたら、
幼き日々が思い出されるかも・・・
なんて想いがちょっとあったんですわ。

が、実際走ってみても、
なかなか感傷にひっかかるポイントがない。

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う~む、
香川の風景が変わってしまったからなのか、
はたまた、オイラの方が変わってしまったからなのか。

40年後のノスタルジーはいずこへ。

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2016.08.20 Sat l 日本 l コメント (0) l top
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今治を出発し、香川県に突入。
香川と言えば・・・うどん。
しこしこでぷりっぷりの讃岐うどんの本場ですわ。

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うどん県というだけあって、
そこらじゅうにうどん屋がある。

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冷たいぶっかけうどん、
熱いつゆうどん、
肉の乗った肉うどん
釜揚げうどん・・・

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おなじうどんなのに、
種類によって味(食感)が違う。
別の店に入ると、さらに味(食感)が変わる。

う~む、うどんもこんなにバリエーションが出せるのか。
奥深い・・・

ん!?

肉うどんを食べながら、ふと思った。

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これって、使われている食材は
小麦粉と豚のバラ肉とネギだよな、と。
それは、まんま餃子の材料そのものじゃないか。
しかも、茹でて食べる食べ方は、水餃子と同じ。

つまり、肉うどんとは、餃子の別バリエーションとも言えるのだ。

なんて思ったりしてみたのだけれども、
実際食べてみると、やはり餃子とは別もの。

うどんはうどん。
同じ食材を使っているのに、こうも違った味(食感)になるというのが、
今更ながら、いや、餃子修行を終えた今だからこそ、猛烈に興味深い。

2016.08.20 Sat l 日本 l コメント (0) l top
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広島の呉まで走った後、本州を離れることになった。
どこへ向かうかって?
四国です。

実は、呉からは瀬戸内海の島々を橋渡ししている道がありまして。
その道を走っていくと、愛媛の今治まで
チャリで行けちゃうのですよ。

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この道は、
その名も<とびしま海道>そして<しまなみ海道>という。

呉から岡村島というところまで走っているのが<とびしま海道>。
広島の尾道から愛媛の今治まで走っているのが<しまなみ海道>。

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呉から岡村島までとびしま海道を走った後、
岡村島からフェリーで大三島というところへ行くと、
そこからしまなみ海道に合流できて、
そのまま今治まで行くことができるのだ。

本日、見事な快晴。
テンションあげあげで、
青空の中、とびしま海道を走り始めた。

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橋を走って海を感じ、
坂を登って山を感じ、
そしてそこに暮らす人々の生活を垣間見る。

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走っている途中で、大学生サイクリストあがりおくんに声をかけられた。徳島から走ってきているという。彼も速い。あっという間に置いていかれた。

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ここには<島国日本>がギュッと詰まっていた。

なんて素晴らしい道なんだろう!

風景もさることながら、
特筆すべきは、この道の走りやすさ。
正直、日本の道は、自転車では、めっちゃ走りづらいのが現状。
九州から広島まで、イライラしながら走ってきたのだが・・・
とびしま&しまなみ海道は、そのイライラ感が全くない。
あるのは、ただ、爽快感のみ。

さてさて、
そんな爽快さが噂を呼び、
今や、日本における自転車走りの聖地とも言われるようになった、
この海道だが・・・

オイラが日本を出発した8年前にはこんなのなかった。

実は地方活性策の一環として、
自転車を使ってこの地を盛り上げようというムーブメントが起こったのは
つい最近とのこと。
そんなしまなみムーブメントを牽引してきた宇都宮さんは、
世界一周チャリダーの大先輩。
1997年から2007年まで
10年かけて、しかも、奥さんとタンデムチャリで世界を周ったツワモノなのだ。

海道を走り終え、四国上陸。
到着した今治は、
日が暮れてすっかり真っ暗になってしまっていたが、
宇都宮さんに会うべく、
宇都宮さんが運営する宿<シクロの家>へ。

と、シクロの家に入ってビックリ。
しまなみ海道を走っている途中で出会った
大学生サイクリストあがりおくんがココに。
道の途中で別れたあがりおくんと、まさかの再会。

そんなあがりおくんとともに、宇都宮さんに
<しまなみ海道>をここまでにした苦労話をいろいろ伺いまして。

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「日本の道に世界に誇れるサイクリングロードを」という夢物語を実現したのは、
強い想いとタイミングと志を共にする仲間だ、
という宇都宮さんの言葉に胸熱。

宇都宮さんやあがりおくん、
そして、宿に泊まっている若者たちと話していたら、
時間があっという間に過ぎてしまい、
気付いたら22時をまわっていた。

実は、本日、シクロの家は満室でして。
予約していないオイラは泊まれないのですよ。
まぁ、それはネットで確認していたから
最初から分かっていたこと。
宇都宮さんに会いたかったから、遊びにきただけなのだ。

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泊まりもしない、ただの訪問客だったのに、皆さんにお見送りしてもらっちゃって・・・恐縮です

さてと、じゃぁ、これから宿さがししますんで、
と、立ち去ろうとしたら、
宇都宮さんからこんな言葉が。

「いいところがある。今治港の駐車場。
あそこは、テントはって寝ても大丈夫だから」

さすが、元チャリダー。
適切なアドバイス(笑)、ありがとうございます。

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日本に戻っての初野宿は今治港にて。こういうところにテントを張っても、意外と誰も咎めてこないもんなんだな。

2016.08.18 Thu l 日本 l コメント (0) l top
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昨日到着した岩国から、広島までは40km。
そう、本日、広島に到着する。

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さて、広島と言えば、
先日、このブログのコメント欄に
たっちゃんさんから、
「もし、広島を通過されるようなら、是非お出迎えに行きたいです」
との書き込みをいただいてまして。

ということで、
そんなたっちゃんさんと広島で会うことになっているのですよ。

が、実は広島には、もう一人知り合いがいまして。
それは、大学時代のサークルの後輩岡田くん。
彼からも「広島を通過するのであれば、立ち寄ってください」
という連絡をいただいているんです。

こんなお声をかけていただけるなんて、
ありがたい話です、ホント。

で、宮島を横目で見ながら海岸通りをひた走り・・・

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ちょうどお昼に広島に到着。

まずは、岡田くんと会うことに。
ところで、今日は平日。
普通に会社員として働いている中、
貴重な昼休みを使って会ってくれた岡田くん。

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「ちょっとしか時間が取れずにすいません」
なんて言われちゃったけど、
いやぁ、申し訳ねぇのは、こっちの方。
ちょっとでも会ってくれた、っていう気持ちがめっちゃ嬉しい。

そして、その後、たっちゃんさんと広島駅の北口で待ち合わせ。
「どうも、はじめまして!」
オイラのブログの南米編からずっと読んでくれていたという、たっちゃんさん。
「ブログの存在だった人が、目の前にいるって、なんか不思議な感じです、光栄です」
なんて言ってもらえまして。
いやいや、オイラの方こそ、
つたないオイラのブログをずっと読んでいただいて光栄です、ハイ。

そんなたっちゃんさんと、
広島のお好み焼きを食べにいくことに。

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そういえば、
石田ゆうすけさんの本<洗面器でヤギごはん>の最後の章は
広島のお好み焼きで締められていた。
広島でお好み焼きを食べて「帰ってきたのだ」と実感したという。

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しかし、オイラはこのお好み焼きを食べても、
郷愁にはそそられなかった。
そりゃそうだ。
旅に出る前、広島で働いていたゆうすけさんだからこそ
このお好み焼きで帰国を実感できたのだ。

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う~む、では、オイラにとっての
「帰ってきたのだ」と実感する味とはなんなんでしょう?

自転車好きで、石田ゆうすけさんの本にオイラと同じく感激したという
たっちゃんさんとは、こういう話でも盛り上がれた。

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オイラの旅を知ってくれている人がいる。
そして、そんな人達と会って話が盛り上がれる。

今、オイラは最高に幸せだ

原爆ドームを30年ぶりに目の前にし、
たっちゃんさんから広島のいろんな話を聞き、
複雑な気持ちになったけれども、
そして、ここで、こんな気持ちになっちゃって
不謹慎じゃなかろうか、なんて思ったりもしたのだけれども、
でも、こんな素敵な想いを抱かせてもらえた、
広島での長い一日だったのでした。

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2016.08.17 Wed l 日本 l コメント (2) l top
たっちゃん
おはようございます。
もう記事がアップされてて、昨日お会いしたのがウソみたいです。ずっしり重い自転車を持たしてもらって、長い旅の厳しさを感じましたよ。
いろいろ引きずり回して、すいませんでした。無事横浜までお帰りになるよう、祈念しております。


チャリヨシ
たっちゃんさん、いやぁ、ウソではなくちゃんと会いましたよ(笑)広島ではホント、お世話になりました!お店探しでウロウロしちゃいましたけど、結果的に、歩き回っている時にいろいろお話ができたので、いい散策となり、よかったですよ。お腹が減りすぎて、お好み焼きをめっちゃ美味しく食べれましたし(笑)
そして、僕のチャリは無駄に重いので。普通の長旅であれば、あんなに重い必要はないですから。もっと身軽に旅できますので、ぜひぜひ、いつの日か、チャリ旅、チャレンジしてみてください~。


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本州走り二日目。
山口県の宇部から岩国へ続く道が
山だらけでめっちゃ大変だった。

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いつもなら、
このレベルの山道に挑む時、
大量の水と大量の食べ物をカバンに詰めて挑んでいたのだが・・・

日本ではその必要がない。

どんな山の中でも
それなりの幹線道路ならば、
<コンビニエンスストア>があるからだ。

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いやぁ、チャリで走って改めて自覚しましたわ。
日本はホント、コンビニに支配されちゃってます。

便利過ぎて、つい入っちゃう。
入ったら、待っているのは、並べられているモノからの誘惑。

なければ、欲しいって気持ちは起こらないものなんです。
しかし、あるから欲しいって気持ちが起こっちゃうんです。

今日は、
朝飯がローソンのおすすめ幕の内、
昼飯がセブンのかしわおむすび&おかずセット

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晩飯はこれまたローソンの麻婆丼。

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全部、コンビニ飯だった。

そして、さらに、もはや何本食べたかわからないアイスクリーム。
これらも、全部コンビニで買ってしまっている。

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う~む、いかん、これは抗わないといけない気がする。
便利過ぎるものからは、あえて距離を取る作戦を発動させねば・・・

2016.08.16 Tue l 日本 l コメント (0) l top
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本州道を走っていたら
「どこまで走るんですか?」
と後ろから声をかけられた。

振り向くと、
ロードレーサーにまたがり、バックパックを背負った
若者が並走しながら、話しかけてきていた。

「横浜までだよ」
と答えると、
「マジっすか。俺、横浜から走ってきたんすよ」
という返事が返ってきた。



ならば、なぜ、
キミは、横浜に向かっているオイラと並走しているのだ?

詳しく聞くと、
横浜から大阪まで走ったのだが、
途中で転んで自転車の右ハンドルが歪んでしまったとのこと。
なので、走りを断念して大阪から門司へフェリーで移動し、
門司から地元の防府(ほふ)に戻るところだという。

「それは大変だったね。ところで、門司はいつ出たの?」
と聞くと
「今朝の6時っす」
という返事が返ってきた。

オイラが門司を出たのは、昨日の昼。
昨日の昼から1日かけて走ってきた道を、
彼は半日で走っちゃったワケだ。

そして、彼はあっという間に走り去ってしまった。

いやぁ、速ぇ。
若さってスゴイな。

・・・っていうか、そんなスピードで走るから、転ぶし、
さらに、転んだ時に、自転車が大破するんだよ。

ノロノロ安全運転。
これが、事故を起こさない旅をするための、最強のコツですよ。

2016.08.16 Tue l 日本 l コメント (0) l top
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ショウさん宅にお邪魔していた時
「カレー好きのヨシさんなら、門司の焼きカレーは外せませんね」
とショウさんに言われた。

焼きカレー?

正直オイラは知らなかった。
慌てて調べると、
ドリアのようなもので、
ホワイトソースの代わりにカレーがかかっているモノらしい。

九州側の関門海峡のある町、門司。
確かに、門司の街に着くと、
<焼きカレー>の文字を掲げたレストランだらけだった。

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朝飯は、出発する前にたらふく食べさせてもらった上、
さらに、ミホちゃんに「九州でる前に食べていってくださいね」
と言われていた資さんうどんを食べた後だったので、
あまり腹は減っていなかったのだが、
まぁ、せっかくショウさんに教えてもらったことだし、
という軽い気持ちで、
関門海峡を越える前に、
適当なレストランに入り、焼きカレーをオーダー。

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で、出てきた焼きカレーを食べてみたところ・・・

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めちゃウマじゃないですか!!!

チーズと生卵が乗っているためか、
はたまた、オーブンでの焼きの効果のためなのか、
普通のカレーライスよりも味がめっちゃ濃厚なのですよ。

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ふおお、
日本のカレーは、やはり、あなどり難し。
こりゃ、インド以上に気合を入れて、カレー旅をせねば・・・かも。

2016.08.15 Mon l 日本 l コメント (4) l top
名前忘れちゃった
近所が写ってて驚きましたw
もう過ぎてしまったかもなんですが、小倉駅8番ホームの立ち食いうどん(のかしわうどん)や小倉北区にある薬膳ラーメンの蘭州もおすすめです(ここはラーメンだけじゃなくチャーハンがうまい!)
それではー


チャリヨシ
名前忘れちゃったさん、おお、門司に住んでるんですか!?
言ってくれれば寄ったのに。
おすすめのうどんとラーメン&チャーハン、食べたかったなぁ・・・
もう山口、明日には広島に入っちゃいますよ(涙)
それにしても、福岡は、意外と、うどん屋が多いっすね。
ラーメンのイメージだったから、ちょっと驚きました。



名前忘れちゃった
もう広島!?ハイペースだなぁ流石w
今広島には昔ネットで知り合った旅行者(自転車旅行)が行ってるらしく、タイムラインで飯テロに遭ってきたばかりですw
自分も広島に行ったことあるけどその時はケイズハウスってゲストハウスに泊ってました(日本の各地でゲストハウスやってるみたいです)
伊東、京都でもお世話になったけど海外の人が多いゲストハウスでした
尾道辺りも調べたら空き家再生の一環で作られたゲストハウスがあるみたいです
あとはしまなみ海道とか四国の方も面白そうで良いですね


チャリヨシ
名前忘れちゃったさん、おお、では、僕もすぐに、広島焼きで飯テロしますよ(笑)広島では、今日、一気に呉に向かって、そこからとびしま海道に入るつもりなんすよ。とびしま海道からしまなみ海道に接続して、四国インしま~す。宿情報ありがとうございます。ケイズハウス、今回、広島では泊まれなさそうだけど、日本の各地で展開しているなら、どこかで泊まることになりそうです。


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北九州を出発。
門司港へ到着すると、海をまたいで向こう側に陸が見えてきた。
目の前の海は関門海峡、
そして、向こう側に見える陸は、本州だ。

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関門海峡は、
思っていたより、ずっと狭かった。
海というより、ちょっと大きめな川って感じ。
中国で見てきた川は、まさにこんな感じだったぞ。

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さて、関門海峡は、
自転車で渡れてしまうのですよ。
関門大橋は車専用なのだが、
関門トンネルなるトンネルがありまして。
そこを通れば、自転車でそのまま本州上陸が出来てしまう。

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なにげに、めっちゃ楽しみにしていた
チャリでの関門海峡越え。
実際にやってみたら、思っていた以上にテンション上がりまくり。

門司側の<関門トンネル人道入り口>から
エレベーターを使って地下トンネルへ。

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そこから全長780mのトンネルを通っていく。
真上は海だ。
途中、福岡と山口の県境を越える瞬間がたまらない。

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もっともっとこの興奮を味わいたかったのに、
あっという間に下関側に到着してしまった。
やはり関門海峡は狭いよ。

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関門海峡を出たところで、
おばちゃんに作ってもらったおにぎり弁当を食べながら、
海峡越えの興奮を噛みしめる。

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さぁて、いよいよ本州上陸だ!

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2016.08.15 Mon l 日本 l コメント (0) l top
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サカタさん宅で迎えた朝。
今日はちょっとだけノンビリ。
というのも、今日も一応チャリ移動するのだが、
移動先が同じ北九州内だからだ。

ということで、お礼の意味を込めて、カレー作り。

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スパイスを使ったカレー作りに興味シンシンな
サカタ夫婦に、インド式チキンカレーの作り方を伝授。

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で、その後、息子のマーくんと戯れる。

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まったく人見知りすることなくオイラに近づいてきたマーくん。
うむむ、楽器を使わずに抱っこさせてくれたのは、キミが初めてだよ。

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そんなサカタさん宅を夕刻前に出発。
いやぁ、せっかくの再会なのに、またすぐ別れなきゃいけないのが、ツライ。
せっかくマーくんとも仲良くなれたのに。
まぁ、でも、また会いたいと思うくらいで別れるのがちょうどいいのだ。

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で、向かったのは・・・母方の実家。
実は、母の田舎が北九州でして。
オイラ、小学生の頃までは、夏休みによくこっちに来ていたんですわ。

が、大きくなってからは足が遠のいてしまいまして。
今回北九州に来たのは、じいちゃんの葬式以来、20年ぶりくらいとなる。
そのためか、北九州の町を走っていても記憶がよみがえってこない。

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ということで、全く懐かしい感じがしなかったのだが・・・
母の実家がある脇道に入った瞬間、神社が見えた。

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おお!?

突然、懐かしさが襲ってきた。
そう、この神社は覚えている。
そして、この神社から先、母の実家につながる通りの風景も。

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この一角だけが、オイラの記憶に残っていたのか、
それとも、それ以外は20年経って変わってしまったからなのか・・・
とにかく、懐かしさは突然襲ってきた。

そして、
オイラが旅から戻ってきたということで、
母の実家に、続々と、親戚のみんなが集まってきてくれた。
おいちゃん、おばちゃんたちとはあまりに久々となるので、
いろんな意味で、いろいろ緊張していたのだが、杞憂だった。
醸し出す雰囲気は、みんな昔のまま。

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今までの旅で感じたことのない、不思議な感覚に包まれた。

戻ってきたというより、
20年前の北九州にタイムスリップしてしまったかのような、
20数年ぶりの母方の実家訪問だった。

2016.08.13 Sat l 日本 l コメント (0) l top
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日本に戻ってきて最初に食べたものは、
ショウさん宅で早速振る舞ったインド式チキンカレー。
そして、前のブログでは、
戻ってきた日本で、早速、福岡の餃子を食べ歩きした、
なんて書いていたオイラ。

もちろん、カレーと餃子をまず食べまくったのは
カレー&餃子研究家としては正しい行為なのだが、
実は、ホントは、
日本に戻って来たらコレを食べたい!
と熱望していたものがありまして。

それは、<ウナギのかば焼き>だったのですよ。

実は、日本で食べ慣れた大抵のものは、
海外で食べようと思えば食べれるんです。
日本料理屋は、結構至る所にある。
アフリカでも、蕎麦や味噌汁を味わうことができるのだ。

が、ウナギ料理だけは、食べれないんですわ。
いや、一応、ウナギ料理らしきものを出してくれる店は
あることにはあった。
でも、総じて美味しくない。

美味しいウナギ料理は、日本でしか食べれない、
ってのがオイラの結論。

なので、日本に戻ったら、美味しいウナギ料理を食べたい、と
熱望していたんです。

で、ミホさんと別れて向かったサカタさん宅。

「じゃぁ、美味しい魚料理を食べに行きましょう!」

と、到着早々馴染の小料理屋へ連れていってもらいまして。

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で、そこにあったんですよ。
めっちゃ美味しそうなウナギのかば焼きが!

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「なんでも好きなものを頼んでください」
というサカタさん。

おお、アナタはカミサマデスカ?

ありがたく、いただきました、ウナギのかば焼き。
そして、ウナギの次に食べたかった、アナゴの天ぷらまで。

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ああ、8年間ずっと恋焦がれていたウナギとアナゴ料理。
その二つが同時にオイラの口の中に!

日本に戻ってきて、ホントよかった。
確実に、そう思えた、最高に幸せな瞬間でした、ハイ。

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2016.08.12 Fri l 日本 l コメント (0) l top
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さて、大分滞在は一泊だけ。
アキさん&ミカさんと名残惜しく別れ、
次に向かうは、北九州。

一回目のトルコ訪問時、
イスタンブールで宿が一緒だった
サカタさんが、北九州に住んでいるというので、
会いに行くことになったのだ。

で、ルートを考えていた時、
「ヨシさん、小倉を通るのであれば寄ってください~」
と、ブルキナファソを訪れた時、
JICAの青年海外協力隊として活動していた
ミホさんから、嬉しいお誘いが。

ということで、
相変わらず草木が走りを邪魔する側道を必死に走り、
まずは、小倉へ。

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今日の弁当は、ミカさんが作ってくれたおにぎり。めっちゃ美味かったです~。

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そして、到着した小倉で、ミホさんとランチ。

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「日本に戻ってから、<日本人>に戻るまで2年かかりましたよ」
というミホさん。
ブルキナで協力隊として1年9カ月活動していたミホさんが、
日本に戻った違和感が消えたのが、2年後!?

ってことは、オイラは
これから8年違和感を抱えながら日本で生活をしなきゃいけないってこと?(笑)

「日本に戻って来たらすぐまた日本に馴染むって思ってたんですケド、全然そんなことなかったんですよねぇ・・・逆に、むしろ、この間夏休みを利用して、ブルキナに戻ったら3日でブルキナ人になれました(笑)」

おお、めっちゃ分かるぞ、その感覚。
オイラも、今、日本に異国感を感じているケド、
セネガルやインドに戻ったら、すぐに馴染む自信がある。

2016.08.12 Fri l 日本 l コメント (2) l top
HILO
チャリヨシさんおつかれさまでした!

BD-1で8年間も走り続ける変態っぷりに
心踊らされたHILOともうします。

北海道出身の私のソウルフードを紹介したくコメントさせてもらいました。
札幌で創業42年のみよしのという餃子とカレーのお店です。
http://miyoshino-sapporo.jp/
もし北海道へ行くことがありましたら
ここの餃子とカレーを是非食べてみてください。
早い!安い!美味い!
特に餃子はここでしか食べられない独特な味です。

突然のコメント失礼いたしました。
まずはゆっくりと体を休めてください。



チャリヨシ
HILOさん、コメントありがとうございます!
ええ、変態な旅を8年間も続けてしまいました(笑)
そんな旅もついに完了デス。
これまでずっと心踊らせてくれて、ありがとうございました。

で、北海道の<みよしの>は噂に聞いてますよ~。
カレーと餃子のお店ということで、めっちゃ気になっています。
それにしても餃子はそこでしか味わえない味とは・・・
もっと気になってきちゃったじゃないですか(笑)

こりゃ、食べに行くしかないですね。
北海道行きの計画を立てねば(笑)


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長旅をした後、
日本に戻った旅人は、
次の人生を一体どんな風に過ごしているのだろうか?

その答えの一つを
大分県宇佐市に住む、アキさん&ミカさんが教えてくれた。

地方の過疎化が進む日本。
今、行政が主導で、人を誘致しているというのだ。
その一つの例が、宇佐市の地域おこし協力隊員。
隊員になれば、
仕事、そして、住む家、車、パソコン、電話等々、必要なモノは用意してくれるとのこと。

実際、宇佐市の地域おこし協力隊員として働くアキさんから、
具体的な話をいろいろ聞くことができた。

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宇佐市は来てみると、
ビックリするくらいの田舎。
ただ、唐揚げ専門店の発祥の地ということで、
美味しい唐揚げ店はたくさんある。

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なので、唐揚げ大好きな人ならウハウハだろうが、
そうでない人にはキビシイのでは、という場所。

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しかし、アキさん&ミカさんは満足だという。

「何もなくても楽しめるようになりましたから」

「何より一番なのは、息子と一緒にいられる時間がたくさんとれることですよ」

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何もないからこそ、豊かな時間がココにはある。

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オイラが取り出す楽器に興味シンシンの、カズキくん。警戒する子供を手なずけるには、楽器が一番なのだ。

アキさん&ミカさんの生活スタイル、
以前のオイラなら・・・きっと躊躇していた生活スタイルなのだが、
今は、なんだかとっても羨ましい。

2016.08.12 Fri l 日本 l コメント (0) l top
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いよいよ98か国目の日本を走り始めた。

福岡から、まず向かうのは、大分県宇佐市。
南米のウシュアイア、そしてアフリカのエチオピアで出会っていた
アキさん&ミカさんカップルが宇佐に住んでいるというので、
会いに行くことにしたのだ。

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距離的には110kmちょい。
今までのペースから考えれば、
朝8時に出れば、日が暮れる前には到着できるだろうと思っていたのだが・・・

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日本走りは甘くはなかった。

まさかの峠越え3連チャン。
日本が山国であることを初日から痛感させられまして。

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しかも、めっちゃ蒸し暑い。

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そして極め付けが道路事情。
歩行者&自転車レーンなるものがあって、
自転車はそこを走らねばならない。
で、この道、
普段は誰も通ってなんかいないようで、
草木がぼうぼうと生い茂っていて、走りの邪魔をしてくれちゃっているのだ。

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とてもじゃないが、今までのペースなんかでは走れないのですよ。

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気付いたら、日暮れが迫っていた。
そして、日が暮れたところで、やっと大分へ。

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宇佐市に辿り着いた頃には、もう真っ暗になっていた。

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ふ~・・・
意外と、日本走りが一番大変かも・・・

しかし、まぁ、大変なことばかりじゃない。
炎天下の中走っていたら、知らないおじちゃんが声をかけてくれまして。

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そして、渡してくれたのが、キンキンに冷えたポカリスエット。

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ぷはー、生き返る!
こういう出会いは、大変さの全てを吹っ飛ばしてくれるよ。

ああ、やっぱり、日本も素敵な国だなぁ。

8年前のオイラは、日本のこんな側面を知らなかった。
そして、8年前、旅に出なければ、
日本のこんな側面を知らないままだったんだよなぁ・・・

今だからこそ気付ける日本のよさ。
旅してよかった、と心の底から思う。
そして、今、そんなことを想いながら日本を走れることが、幸せだ。

2016.08.11 Thu l 日本 l コメント (0) l top
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さぁて、戻ってきた日本で、
何を食べたいか、というと・・・
もちろん、オイラとしては、餃子とカレーなワケですよ。

博多、北九州は一口餃子が有名。
小ぶりな一口で食べれる餃子が美味しいとされている。

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そんな一口餃子が食べてみたい、と、
ショウさんに連れて行ってもらった
一口餃子の名店<馬上荘>、

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一口餃子を小型の鉄鍋で蒸し焼き揚げた餃子がウリの<鉄なべ>。

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どちらも、めっちゃ美味かった。

<馬上荘>は飲み屋なので、
酒のおつまみにちょうどいい、軽くて口当たりがいい餃子。

<鉄なべ>はファミリー層で賑わうレストラン的店なので、
夕食として食べれる、ガッツリした味の餃子。

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同じ一口餃子ではあるのだが、
ちょっとした味の違いが、
店に来る人達の違いとなっている。
う~む、めっちゃ興味深い。

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2016.08.10 Wed l 日本 l コメント (0) l top
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8年ぶりに戻ってきた日本は、
なんだか、異様に言葉が通じる異国って感じだった。

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馴染があるはずの日本の町並みなのに、妙な違和感がある。
使いこなしていたはずの日本のお金が、オモチャにお金みたいに感じる

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まぁ、しかし、そんな帰国直後の違和感を感じる暇は、実は一瞬だった。

昨晩夜、釜山港を出航したフェリー、ニューカメリア号が
早朝に、博多港に到着。
パスポートを新しくしたからか、
なにも怪しまれることなく
あっという間に通過できた入国審査。

そして、ゲートを出たら、
中南米で何度も再会を繰り返していたショウさんが
迎えにきてくれていたのだ。

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そのまま、ショウさん宅へ。
募る話は留まることなく、
あっという間に時間は流れ、夕刻に。

本日の夕刻は、
旅で知り合ったみんなとの再会の時間。

バタバタ過ぎて、
8年ぶりに日本に戻ってきた感傷にふけっている暇なんか・・・なかったのだ。

福岡での帰国再会第一弾の席には、
ショウさんをはじめ、
ブラジルの弓場農場以来6年ぶりとなるレンくん、
南米最南端のウシュアイア以来5年半ぶりとなるチャリダーのケンちゃん、
南米を走っている時噂は聞いていたものの、
ニアミスで会えずじまいだったチャリダーの心さん&あずみさん、
そして、インド以来1年ぶりとなるチャリダーのタクヤくん
が、集まってくれた。

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日本という空間には違和感を感じるのだが、
この席でオイラを囲んでくれている日本人の仲間たちには全く違和感がない。

皆、久しぶりなはずなのに、ついこの間まで会っていたような、不思議な感覚。
心さんとあずみさんに関しては、会ってもいなかったのにも関わらず、
すぐに打ち解けられるこの親近感。

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世界旅という共通の体験は、
魔法のように、僕らの関係をずっと優しく包み込んでくれているようだ。

なんか、その魔法を実感できるのが、たまらなく、嬉しい。

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2016.08.09 Tue l 日本 l コメント (9) l top
名前忘れちゃった(who!?とかだったかな)
長年海外で一人旅ってのは自分だと不安だから一生できない事だろうし、やり方も良く分かってないからほんと凄いなーと。
日本に居るだけじゃ経験できない事を体験してきたってのも羨ましいです。
とにかく無事で何より。
しかしまさかこのブログで博多の街並みを見ることになるとは思わなかったですw


かつ
おかえりなさい。無事でなによりです。お会いできるのを楽しみにしてます!


チャリヨシ
名前忘れちゃったさん、海外一人旅、やってみたら、なんとかなるもんですよ。っていうか、やらざるを得なくなるから、自然と出来るようになってきちゃいます。僕だって、アラスカに降り立った時は、なんにも出来ない人だったし、不安で不安でしょうがなかったですから。さて、これから、博多だけにとどまらず、日本のあちこちの街並みを掲載していきますよ~。楽しみにしていてください!



チャリヨシ
かつさん、ただいまです!今のところ、兵庫は、8月中~下旬頃到着できるのではないか、って感じで考えてますよ。近くなったら、日付が確定できると思うので、近づいたらまた連絡しま~す!



ウガなか
お疲れ様です!
いやー俺も先月福岡いたんですよ。黒霧島、白霧島飲みましたよー。博多ラーメン、鯖の刺身、もつなべ、Etc Etc...とりあえず郷土料理みたいなのを、ざっと。ヨシさんしまなみ街道もいくんですね。おれもちょうど先月レンタカーでしまなみ」街道渡りました!高速料金高いのなんのって(笑)。チャリダーの聖地のひとつに数えられるらしく、チャリダーもたくさんいました。日本走行楽しんでください!!!


ウガなか
飲み会俺も参加したかったなあー。俺次に日本行くのは来年の5月か6月かと思います。すでにヨシさん日本にいなかったりしてね。


フーさんとノボです
チャリヨシさん
8年ぶりですか〜
無事帰国
良かったデス
YouTube からブログまで
フーさんと2人
ずっと見てました〜
これからも楽しみにしています


チャリヨシ
ウガなかさん、そうなんですよねぇ。僕の戻りがもうちょっと早かったら、福岡で会えたのに・・・ウガなかさんも交えて福岡で乾杯したかったなぁ。さて、これから、横浜まで走るにあたって、しまなみ海道も走るつもりです。気持ちいいらしいですね。楽しみです。で、横浜で、ウガなかさんの次の来日を待っていたいところですが・・・1年後となると、横浜にいるかな?果たしてどこにいることやら(笑)でも、とにかく、また会いたいです。再会楽しみにしてますんで!



チャリヨシ
フーさんとノボさん、とりあえず、無事、帰国しました!後は、最後まで気を抜くことなく、横浜に向かって走っていくつもりです。旅終わるまで、もうちょっと。最後まで楽しんでもらえると、僕も嬉しいです~!