
大阪の後向かったのは和歌山。
普通に横浜へ向かうルートを考えたら
和歌山へ寄るのは遠回りなのだが・・・






どうしても会っておきたい旅友が和歌山にいまして。
それは、ブラジルの弓場農場で農作業の苦労を共にしたコンちゃん。
そんなコンちゃんと6年半ぶりに再会。
さてさてコンちゃんは、オイラのサイトのトップページにリンクが張ってある
ハンガリー食品雑貨の店をネットで展開してまして。
実はハンガリーと関係が深いコンちゃん。
奥さんのミサキちゃんともハンガリーで知り合ったらしい。
で、何を隠そう、オイラがルーマニアで沈没した後、
ハンガリーに行くことを決めたのは、
コンちゃんが勧めてくれたからだったのだ。
で、ハンガリー到着早々、チャリ盗難事件に巻き込まれることになって・・・
誰よりも責任を感じてくれちゃったのがコンちゃんだった。
いやぁ、ホント相棒チャリが見つかってよかったよ。
見つからなかったら、コンちゃんと笑顔の再会ができなかっただろうからな(笑)
で、コンちゃん宅では、
コンちゃん&ミサキちゃんによるめっちゃ美味い晩飯をいただきまして。

こんな美味い飯に、
尽きない旅話があると、
お酒がすすみ過ぎてしまい困る(笑)


コンちゃんは「焼酎もあるよ」と勧めてくれたのだが、
シゲル君宅での飲み過ぎ二日酔い事件を体験した後なだけに、
さすがに、焼酎は控えて、ビールをしこたまいただくだけで我慢我慢。
さてさて、二人の生活を垣間見せてもらって・・・
なんか幸せそうに生きているなぁ、と、羨ましく思った。
肩ひじ張らずに、ゆっくりと、
資本主義が幻惑してくるものから一歩距離を置いて、
人間らしく、ある意味豊かに暮らしている二人。

まぁ、コンちゃんたちに限らず、
今回、オイラを招き入れてくれる旅友たちは、
皆そんな雰囲気を持った人達ばかりだ。
日本に戻ったら、目まぐるしい仕事社会、
という現実を突きつけられることを覚悟していたのだが、
今のところは、それを感じずにすんでいる。
でも、それは、今、旅友を巡っているからだろう。
大半の日本人は、
以前のオイラがそうであったように
ワーカホリックになりながら、
目まぐるしい仕事社会に翻弄されて生きているのだろう。
以前のオイラは、そんな生活を無自覚に受け入れていたんだよなぁ。
旅をして何が変わったかって、
そういうことに自覚的になれたってこと。
お金があればいい、
便利なほうがいい、
休みは何をしたらいいかワカラナイけど、お金を使えば楽しく過ごせる
一人だって寂しくない
自分がやりたい仕事をしていることが生き甲斐だ
お金はそんなになくてもいい
便利じゃなくても大丈夫
休みの時間は自分が好きなコトに没頭する
旅話で通じ合える友達とすぐに会える
誰かに求められることをできれば満足
どっちが幸せな生活なんだろうね。
「これチャリ走りの途中で食べて」と握ってもらった、
はちみつ漬け紀州梅干しの入っためちゃウマおにぎりをほおばりながら
そんなことを考えるオイラなのであった。