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本日、エスファハンからテヘランへ戻ってきたところ、
宿はドミもシングルも満室だった。
うむむ、前に旅行者が少ないイランだなんて書いたけど、
そんなことはなかった。
特に夏休みシーズンの今、日本人旅行者でいっぱいだ。

さて、エスファハンを出発する前の昨日、
エスファハンのエマーム広場で、
久々に絵でも描こうかと、
ノートを広げ、鉛筆を取り出したんですが・・・

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なんてったって、ココはイランですから。
通りがかる人、ほぼ全員が話しかけてきて、
絵なんて描かしちゃくれない(笑)

で、その中の一人の青年がこんなことを問いかけてきた。

「日本のメディアでは、僕らの国イランは悪者のイメージで伝えられているって聞いたんだけど、ホント?」

イランは政治的には反米を掲げている。
シーア派が国家権力を握るというイラン革命を成功させたイランに対して、
イスラム宗教国家が拡散するのを嫌ったアメリカが、
イラクをけしかけて起こしたのが、あのイラン・イラク戦争。
そんなイランがアメリカを嫌うのはごもっとも。

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イランのコーラはアメリカ製のコカコーラではなく、イラン製のザムザムコーラ

で、親米な日本では、反米国のイランをいいイメージで扱ってはないでしょ、というワケだ。

確かに、オイラは日本に居る時には、イランについてあまりいい印象は持っていなかった。
中東=ムスリム=危険
みたいな図式で、危ういというイメージが刷り込まれていた。

これが、メディアによって刷り込まれたのかどうかは定かではないけど、
実際、オイラだけではなく、
多くの日本人がこういうイメージを持っているような気がする。

「残念だけど、そういう傾向はあるかも。でも、僕はこの目でイランを見て、そうじゃないって知ったよ。逆に大好きな国になった。それはきっと僕だけじゃない。この国を自分の足で訪れた日本人は、皆、イメージが書き換えられ、イランのことが大好きになると思う。だから、僕としては、より多くの旅人がイランに来るよう、勧めていくことにするよ」

と、答えるしかなかった。

実際に訪れてみたら、
日本で知りえる情報から推測していたイメージと
全然違っていた国は多々ある。

メキシコ、コロンビア、ベネズエラ、南アフリカ、ナイジェリア・・・

その中でもイランは最もイメージと異なっていた国かもしれない。
こんなにも人々がフレンドリーで、優しい国だなんて、
日本に居たときには、想像だにできなかった。

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誰かがある意図を持って歪めた情報で、踊らされちゃうのは間抜けなコトだ。
こんなことは絶対起こらないと思うけど、
集団的自衛権を行使して、
アメリカの敵としてイランを日本が・・・
なんてことになったら、オイラは断固として反対する。

だって、もうイランにも、友達がいるんだもん。

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国家という曖昧模糊としたモノの流れに翻弄されるより、
<顔を知った仲間を大事にする>ことのほうが、
オイラがこの世で生きていく上で、ずっとずっと重要なことになってきている。

日本という国家の所属から長らく離れた生活をしているからかもしれないが、
そもそも、国家なんてものはピンとくるものではない、と
著書<いま私たちが考えるべきこと>で橋本治さんも言っているし。

言い逃れだけが上手い風見鶏な政治家が言う「イランが・・・」なんていう言葉より、
オイラは、イランのタブリーズに居るラミンさんの言葉を信じるだろう。

そう、つまり、
踊らされずに、自分で判断することが出来るようになるためには、
<顔を知った仲間>を多く持つことが必要なんだと思う。

友や仲間や愛しい人のために。
近代という個々人が自分の頭で考えて生きていかねばならない時代を生き抜く上で、
これ以上、確実な判断材料はない。

そのためには、世界中に友達を。

2014.08.18 Mon l イラン l コメント (0) l top

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