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トルクメニスタンを抜けてウズベキスタンに入ったオイラ。
ウズベキスタンも旧ソ連領。
トルクメニスタンほどではないにしろ、
いろいろ面倒な旧ソ連時代からのしきたり(?)が残っていたりする。
その中で一番旅人の頭を悩ますのが<レギ>と言われる外国人登録制度。
滞在する全ての場所で外国人登録をしなければならないというルールがあるのだ。
一応、泊まる宿が代行してくれるらしいので、宿に泊まりながらの旅ならば、全く問題ないのだが・・・
オイラは、野宿や民泊などが当たり前なチャリ旅ですから。
レギが出来ない、やってくれない、もしくは自分でやらねばならないというメンドクサイ状況に陥ることになる。

メンドクサイ状況が嫌いなオイラなので、
しょうがない、ウズベキスタンは、全部ちゃんと宿に泊まって抜けるとするか、と考えていたのに・・・

ウズベキスタン入国初日の夜、早速、宿が見つからない、という状況に。

さて、困った。
最悪宿が見つからなかったら、野宿をしなければならないのだが、
宿を見つけるべく、町に入ってきちゃったもんだから、
今度は人目につかないテント場所を見つけるのが困難になってしまった。

ん~、どうしよう・・・

と、キョロキョロしながら走っていたら、
目の前のバス停でバスを待っているご家族が見えた。

「この辺に宿はないですよね?」

と、そのご家族に聞いたところ、

「うちに来るか?」

と、ありがたいお誘い。

しかし、民泊だと、レギがもらえないだろうから、困ることになるな・・・
と、一瞬思ったのだが、
次の瞬間には、いつもの癖で

「いいんですか!?ぜひ」

と答えてしまっていた。

レギのシステムは一応ルールとしてあるものの、
実際は形骸化していて、
国境でレギ提出を要求されることはほとんどないという話も聞いている。

まぁ、なくてもなんとかなるさ。
最近のトラブル続きで、
もはや、怖いものがなくなりつつあるオイラ。

ここは、形骸化しているルールを守って無理するより、
ルールは無視して、<うるるん旅>を満喫するほうが、よっぽどいい、
と判断しまして。

バス停で出会ったご家族の家にお邪魔することに。

ちょうど、そのご家族宅には、
カタコトながら英語が喋れる女の子、ショヒダちゃんがいて、助かった。
彼女を介して、コミュニケーションはなんとかできる。

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バケツ水浴びをさせてもらった後、
中庭に設置されているリビングテーブルに案内され、
そこで、夕食をご馳走に。

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そして、夕食後、片づけられたリビングテーブルに布団がひかれ、眠る場所を提供してもらった。

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トルクメではずっとテント野宿だったから
ほぼ一週間ぶりの布団睡眠が、ホント嬉しい。
いやぁ、ぐっすり眠れましたよ、
ありがたいありがたい。

さて、次の日、
オイラが起きたら、さっそく布団が片づけられ、
また食卓へと変貌をとげたリビングテーブル。

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そこに家族みんなが集って朝食。
めっちゃ豪華な朝食が並べられた。

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大勢でワイワイいいながらの幸せな朝食。
あまりの居心地のよさに、
この空間を今日離れてしまうのはもったいない気がしてきちゃったオイラは、
「あの~、もう一日お世話になっちゃっていいですか?」
と聞いてみた。

そしたら、
「もちろんよ。だったら昼飯ちゃんと用意しないとね。
プロフ(中央アジア流ピラフ)好き?
我が家特製のウズベキスタンプロフをご馳走するわ」
とおばちゃんが言ってくれまして。

お言葉に甘えてもう一泊させてもらうことに。

さて、延泊を決めたのは、
居心地のよさってのがもちろん第一にあったのですが、
実は、ここの息子夫婦の旦那さんであるウミジョンさんが
中央アジアの打楽器<ドイラ>の達人。

昨日、オイラが到着した時、
チャリの荷台に積んでいたダラブッカを見て
「お?キミも打楽器奏者なのか?」
とツッコんできてくれ、その後見事なドイラの演奏を披露してもらってたんですよ。

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そんなウミジョンさんから、ぜひともドイラを習いたくて。

ドイラとはフレームドラムと言われる打楽器の一種。
タンバリンのような円形の形状の枠に動物の皮を張り、
その皮を打面にして打ち鳴らす楽器なのだ。

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で、習ってみたドイラ。
奏法は、イスタンブールでナイル師匠から習った
トルコ(アラブ)の打楽器<デフ>に似ていた。

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しかし、オイラと違って、あまりにもいい音を鳴らすウミジョンさん。
なにか秘密があるのかと、レッスン中にウミジョンさんの手を見せてもらったところ・・・
見事な太鼓奏者の手だった。

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楽器を握るところ、そして打面を叩くところが、豆になり固くなっている。
この固くなっていることにより、いい音が鳴らせるようになるのだ。

さて、オイラたちの楽しげなレッスン風景を見て、
ウミジョンさんの息子の弟であるアゼルベックが
「オレも叩けるぞ」
と割り込んできて、ドイラを叩き始めた。

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ふふふ、キミはまだまだだな。
まだオイラの方が上手く叩けるぞ、なんてやりあっていたら、
それを見ていた兄貴のアミュルベックが
「ボクなんて、ピアノが弾けるんだよ」
と、部屋に案内してくれ、見事なピアノ演奏を披露してくれた。

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ああ、楽しい。
そうそう、こういう風に、音楽をモチーフにして
出会ったみんなと触れ合える旅がオイラの理想の旅スタイル。

ここでは、その後、音楽を介して仲良くなった
アミュルベック、アゼルベックが、
「これ、ヨシにプレゼント」と言って、
描いた絵を渡してくれて、思わず、うるるん。

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描いてくれた日本の東京の絵が実際とは違いすぎるケド・・・こういうイメージを抱いているのかってのが見えてくるのが絵の面白いところ。

ああ、このご家庭での居候は、まさに、理想の居候スタイルだよ。

さてさて、楽器披露会が一息ついたところで、野外リビングテーブルで、勉強を始めるアミュルベック。

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ふむむ、この野外リビングテーブルは面白い。
食卓になったり、寝室になったり、はては勉強机になったりするなんて、ね。

そんな野外リビングテーブルで、
オイラはノートを広げて日記書き。

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最近パソコンの調子が悪いので、
手書きで書くようになった最近の日記。
手で書くと、キーボードを叩いて入力するのとはまた違った思いが綴れたりして、面白い。

そうこうしていたら、あっという間にお昼になり、
「昼ご飯よ~。中に入って」
という声がかかった。

昼間は屋外だと暑いため、
部屋の中に食事を用意するらしい。

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ということで、部屋に通され、いただいたウズベキスタン・プロフ。
めっちゃ、美味~!

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昼食後は、洗濯。

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そして、ただだらだらと居候させてもらうのもなんだからってことで、
庭の掃除とか水撒きのお手伝いをさせていただき、
一応、ご恩返しの気分にひたる。

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そして、夜、
近所のおばさんの誕生日パーティーがあるということで、
一緒に連れて行ってもらい、
パーティー飯をご馳走になることに。

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しかし、ここには、唯一の通訳者、ショヒダちゃんがいないから、
まったく言葉が通じず。
ウォッカを飲んで盛り上がる皆さんのノリにイマイチついていけないのが、非常に残念だった・・・

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やっぱり言葉が大事だよなぁと思ったオイラは、
家に戻って、ショヒダちゃんから、ウズベキスタン語とロシア語を習うことに。
代わりにショヒダちゃんには、日本語を教えてあげました、ハイ。

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そんなこんなで、楽しく過ごさせてもらったフダイナザウラご一家宅での居候。
もっともっと居たかったのだが・・・
刻々と近づいてくる秋冬の気配を感じるようになった朝晩の冷え込みに、先を急がねばという想いを後押しされ、
次の日の朝、後ろ髪をひかれながら、出発。

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ショヒダちゃん、
ウミジョンさん、
ウミジョンさんの奥さんシャフノーザさん、
オイグッレさん、
アミュルベック、アゼルベック、
家長のトリックさん
トリックさんの奥さんヤッシグルさん
ズムラッツさん
名前を聞き忘れたおじいちゃん。
そして、ここで出会ったすべての皆さん

オイラが理想としていた居候滞在を体験させていただき、
ラフマット(ウズベキスタン語で、ありがとう)!!!

また一つ、戻ってくるべき家が、世界にできました。

2014.09.06 Sat l ウズベキスタン l コメント (0) l top

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