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地図上では、サマルカンドからタジキスタンの最寄りの国境まで30km。
チャリでも3時間あれば行ける距離だ。
なので、オイラがゲットしたタジキスタンのビザが始まるの15日にサマルカンドを出発し、その日のうちにタジキスタンへ突入するつもりだったのだが・・・

宿で出会った他のチャリダーや
すでにタジキスタンを走ってきたというNGさんからの情報で、
その国境は閉まっていて、
そこからタジキスタンへは入れないということが判明。

なんてこったい。

タジキスタンに入るには、
もっと南の方にあるデナウっていう町近くの国境へいかねばならないとのことなのだ
サマルカンドからデナウまでは山を回避するためグルッと遠回りしていかねばならず、道のりにして300km以上ある。

・・・3日もかかるじゃん。

もう気分的に、タジキスタンって気分になっていたオイラ。
あと3日もウズベキスタンを走る気分にはなれなかった。

しかもさらに困ったことに、
しばらくパソコンいじりのために
宿にこもっていたため、
すっかり腰が重くなり、
走りどころか、宿をでる気すら失せてしまっている。
この先どうしようか、考えるのにかこつけて、
2~3日延泊でもするかなどと考えていたら・・・

ちょうど、その宿にやってきたマレーシア人チャリダー、ホワンくんから、今日の夜行の電車でワープしてその南の国境へ向かうという話を聞きまして。

おお、そうか、電車って手があったのか。

それに、このタイミングでホワンくんが現れたってのは、
やっぱり、ノンビリなんてしている暇はないわよ、先を急ぎなさい、
という旅の女神の差し金かも・・・

こういうのは流れに乗ったほうがいい。

ということで、
急遽予定変更。
ホワンくんと共に、ウズベキスタンを列車旅することに。

夜、NGさんに見送られ、
ホワンくんとサマルカンドの鉄道駅へと向かう。

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で、夜中の2:40発の列車に乗り込んだオイラたち。

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どうせ座り座席だろうから眠れないんだろうなぁと思っていたのだが・・・
なんと、この列車、寝台車だった。

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大人一人がゆったり横になれるスペースはあるし、
ふかふかのマットや枕、さらにシーツまで用意してある。
おかげで、意外とちゃんと眠ることができ、
昼の14時に到着した駅の町でダウンすることなく
そのまま国境へと走り始めたオイラたち。

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今度こそ、国境はもう目の前。
さぁ、次はタジキスタンだ。

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2014.09.16 Tue l ウズベキスタン l コメント (0) l top

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