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カラパタールへ3度半登ったおかげで
それまで持っていなかった能力が一つ開眼した。

その能力とは・・・山の位置を把握する能力。

え?山なんて普通に分かるんじゃないの?
だって見えているんでしょ?
とお思いの方々。

ええ、山は歩いていりゃ見えてくるんです。
でも、ただ歩いているだけでは、それがどの山なのかが分からんのですよ。

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地図みりゃいいじゃんとおっしゃるでしょうが、
6000m以上の山がいくつも連なるこの辺の地形、
まぁ、どれがどの山なんだかさっぱり分からん。
6000mもの巨大な山となると、
地図上で遠くにあるように記されていても、
実際には目の前にあるように現れたりして、
距離感が狂わされるんです、ハイ。

そんな状態だったんですが、
カラパタールへ登って
上から見下ろすように山の展望をこの目に焼き付けることによって、
ようやく、地図と実際の山の位置関係を一致させることができたんですわ。

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ヌプチェ、ローチェ

いやぁ、この能力が開眼すると、見る世界が一変する。

ゴラクシェフからの戻り道は
行きと基本的に同じ道を通っているはずなのに、
見えてくる風景がまるで違っていた。

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前方にタブチェピーク。その奥にタムシェルク&カンテガ。

行きも、同じ山を見ていたはずなのに、
見ていたはずの山の印象がまるで心に残っていない。
山を見ていたようで、まるで山なんて見ていなかったのだ。
心に残っていたのは、一目惚れした名峰アマダブラムくらいだった。

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左手がロブチェ。その奥がプモーリ。

それにくらべて、帰りはすべての山が心に残っていく。

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タブチェピーク

全体像を掴むってことって
一つ一つの事象を理解する上でとても大事なことなんですわ。
木を見ているだけではいつまでたっても木は見えてこない。
森を見ることで、ようやく木が見えてくるってこと。

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これまた、回り込んでからのタブチェピーク

世界一周しているのも・・・
世界全体を知ることでしか見えてこないそれぞれのお国事情ってものを見てみたいからなのかも。

2014.12.23 Tue l ネパール l コメント (0) l top

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