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今まで、世界各地で打楽器を習ってきた。
しかし、まぁ、どれもこれも、
暇つぶしをする程度には、叩けるようにはなったが、
誰かに聞かせたり、誰かと一緒に演奏したりできるほどの腕には到達していない。

これまでは修行といっても、基礎編を習うだけで終わらせてた。
どの楽器も、分かった気がした時点で止めていた。

旅中だからさ。
先に進まなきゃいけないんで。
基礎さえ習っておけば、
あとは旅しながら自分で自己流で練習して身につけるからさ。

と思っていたんです。
が、移動を始めたら、練習する時間なんて全然取れなくなった。
いや、実際には、旅時間なんてものは無限にあるのだから、
やってやれないことはなかった。
他にもやることが沢山あって忙しいんだよ
と、自分に言い訳をして、やらなかっただけだった。

結局ちゃんと身につけていないから、
答えはまだ先にあるような気がし、
オイラが求めるものは、次にあるのではないか、と、
常に新しい打楽器を求めて、次から次へとチャレンジしてきた。

でも、求めていた神髄は、最初にキューバで習った時点で転がっていたんですわ。
ブラジルでのカーニバル練習の中にもあった。
西アフリカでジャンベを叩きまくっていた時にもあった。
トルコでダラブッカを習った時にもあった。

いや、それより、旅以前、
実は、日本でドラムを叩いていた頃に、すでに目の前にぶら下がってはいたのだ。

それに気づけなかっただけ。

今、タブラーで習っていることは、打楽器に関して考えると、
なにも新しいことを教わっているワケじゃない。
やっていることは、打楽器に共通すること。

ただ、今回のタブラー修行では、今までとは決定的に違うことがある。
それは・・・

打楽器の<学び方>。

タブラーレッスンが
ネクストステップに突入し、
しかも、息子待遇で1日2時間以上みっちり教えてもらえるようになったら、
師匠の教え方が変わった。

延々1時間同じビートだけを師匠と合わせて叩くとか、
前に教わったフレーズを暗記して叩けるようになるまで次に進ませてくれないとか。

最初は、全然進まないので、イライラしていたのだが、
師匠のやり方でやっていくと、ある時点から急激に<できる>ようになる自分を実感できた。
しかも、それは今までの自分が体験したことがないレベルに到達できる、感じ。

ふおお、このやり方はスゴイ!

と思ったのだが、実はよくよく考えたら当たり前のこと。
習ったことは全て頭に叩き込んで、
血や肉と同じようになるまで体に叩き込めってだけのことなんですわ。

でも、この当たり前のことが大事とは分かっていても、
意外と、これをちゃんとやるのは、自己流では難しい。

旅に出る以前から、
オイラは、割となんでも器用にこなせちゃう人で、
さらに、なんでもやりたがりだったんで、
次から次へと、あれもこれも、って
ちょっとやっただけで、
分かった気になって止めていた。

一つのことを全部覚える、
覚えたことがスラスラと自然に出てくるまで体に染み込ませる
なんてことは、
小学生の時やった九九と百人一首くらいで、
それ以外のことは、
覚えもしなかったし、ましてや体に叩き込むなんてこともしなかった。

暗記が苦手だったし、
知りたいことができたら、その時調べればいいじゃん、って思ってた。
今や覚えなくても、
ネットで調べればなんでもすぐ出てくるし。

でも、これによって、出来上がるのは、
なんでも分かったようになっているだけで、
実はなんにもわかっていない人。

そう、オイラは、典型的な器用貧乏だった。

そんな自分にモヤモヤしてたから、
旅に出て修行すれば、何かに精通できる男になれるかも、って思って旅のテーマを決めた。

自分が得意になりたい、
打楽器と、カレーと餃子。

でも、前述したとおり、
結局、せっかく習っても、
旅中だからっていうことで、知って終わり。
録画させてもらったビデオを見返せば思い出せるけど、
今すぐ習ったことをやれ、と言われたら出来ない。

器用貧乏なまま。
やったという満足感だけで、達成感なんてない。

しかも、決めたテーマ以外のものに、
興味を散らされまくり。
あれやってこれやって・・・
旅前の自分となんにも変らなかった。

やっぱり、旅に出ても人間変わるもんじゃない。

って思って諦めかけていたんだけど・・・

旅終盤となり尻に火が付いたからなのか、
それとも旅の女神様の導きか、
最後の最後で<これは>と思える修行ができることになった。

まだ学びの術を知っただけで、
本質に辿り着くのはまだまだ先の話なんだけど、
少なくとも、今までみたいなモヤモヤはなくなった。
五里霧中の中を進むのではなく、
道しるべがある一本道が目の前に出てきた感じ。

毎日のレッスンの度に、
やっと辿り着けた感が溢れるように胸にこみ上げてくるタブラー修行。
単に楽器が叩けるようになる以上のことを
オイラに与えてくれる気がしてます


・・・と、極めて内省的な話を抽象的にしか書けなくて、
分かりづらいと思います、すんません。
とりあえず旅に出て一番充実感を感じている只今、
溢れてくる想いをメモっておこうと思いまして。
ああ、しかし、長文なのに、
思っていることの1/10も書ききれていない・・・

2015.04.04 Sat l インド l コメント (6) l top

コメント

納得いくまでやりきってください!タイで会えれば良いですね。6月後半までいると思います。
2015.04.05 Sun l ウガなか. URL l 編集
ウガなかさん、おお、6月後半までタイにいますか!今回のインドビザが切れた後は先にタイに飛ぶかもしれないので、会えるかも~!楽しみです。
2015.04.05 Sun l チャリヨシ. URL l 編集
懐かしいね、百人一首強かったね。確かに小学校のときから器用な人だったイメージがある。

ちなみにわしも半年前にインド出張で2泊してきた。ニューデリーのウェスティンホテルのバイキングがに旨かった。
2015.04.14 Tue l GO. URL l 編集
ごっちゃん、久しぶり!
いやぁ、僕の百人一首の腕前を知っている人がこのブログを読んでいるとは・・・うむむ、やっぱり、へたなことは書けないな(笑)
それにしても、ニューデリーの高そうなホテルの飯なんて、そりゃ美味いでしょ。いいなぁ。一度でいいから、インドでそんな食事をしてみたい。
2015.04.18 Sat l チャリヨシ. URL l 編集
打楽器と、カレーと餃子。。極めてくださいね!がんばれー。
2015.04.23 Thu l おりょう. URL l 編集
おりょうさん、ええ、太鼓とカレーと餃子を極めさえできれば、達成感と満足感に包まれて旅を終えることができるはず。旅終了間際に後ろ髪をひかれないためにも、この3つはなんとしてでも極めます、がんばります、ハイ。
2015.04.23 Thu l チャリヨシ. URL l 編集

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