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スリランカで最も重宝されているのはヤシの木だ

と、ガイドのマルズークさんに力説され、
案内された、マルズークさんの友人のヤシの木職人さんの家。

またココナッツミルク削りを見せられるんですか?
実はもう、飽きるくらい見てるんですケド・・・
なんて思ってたオイラの怠惰な心をブッ飛ばすほどの
スゴイものが、ここでは見れまして。

まず、生のヤシの実を割るところから始まった。

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実はヤシの実を割るのは簡単なことじゃない。
パナマで無人島を彷徨ってた時、
見つけたヤシの実をなんとか割ろうと試みたのだが、
結局割ることができなかった苦い思い出がある。
そんなヤシの実をいとも簡単に割るおじさんの手際にまず感動。

そして、割ったヤシの実の外側を、
手回しの巨大な擦り機にかけて、

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繊維質を取り出す。

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その繊維質を使って、ほうきが作れるとのこと。
ちなみに、削った時に出てくる屑は、堆肥に使われるらしい。
う~ん、無駄がないな。

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さて、繊維質は、こよりをかけることによって、紐になる。

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この紐を使って、玄関マットなどが作られるらしい。

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この紐をさらにこよりをかけることによって、

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ロープになる。

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非常に丈夫で、海での漁などに使われるらしい。

さて、次はココナッツの中身。
ココナッツを二つに割ると、中からはご存知ココナッツジュースが出てくる。
今回は飲ませてもらったんだけど・・・
スリランカの人たちは、意外と、このジュース、そのまま流しに捨てちゃっていることが多い。
これは唯一無駄にしちゃってますな。
美味しいのに、もったいない。

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で、割ったココナッツは、
おなじみとなったココナッツ削り機で、
ココナッツのパウダーを作る。

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そして、それを搾り、ココナッツミルクを得る。

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で、このココナッツミルクを煮出して、油分だけを抽出したのが、
ココナッツオイル。

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もちろん料理に使われるが、
普通に火をともす油としても使われるとのこと。

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そして、白い部分を削り取ってしまった
内側の殻の部分は、加工して柄杓になる。

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さて、ココナッツはお酒にもなるとのこと。
たぶん、リキュールだと思うけど。

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そして、最後に出してもらったのが、
ココナッツ蜜。

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ココナッツの花から取った蜜だそうなのだが、
これば、激ウマだった。
甘みがとにかく上品。
ココナッツの果肉につけて食べさせてもらったら、
もう、止まらなくなっちゃって、いつのまにか全部食べちゃってたほど。

いやぁ、ヤシがこんなにも大活躍だとは・・・

使いつくす、っていう感覚に心打たれたっていうか
想像を超えた使い方を見せつけられ、その叡智に尊敬の念を抱いたというか

なんかいろんな意味で衝撃だったヤシの木職人さんのお宅訪問でした、ハイ。

2015.07.14 Tue l スリランカ l コメント (0) l top

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