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ムンバイから寝台列車で9時間。
西インド、グジャラート州のアーメダバードにやってきたのですが、
電車を降りた瞬間、朝だというのに、ムワッとした空気が体を包んだ。

あ、暑い・・・
インドに来て一番暑い・・・

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もう9月になり、
インドも涼しくなりかけていて、
デカン高原のハイデラバードではめっちゃ過ごしやすかったのに・・・
インドの砂漠地帯、灼熱の地、グジャラートは、まだまだ真夏日。
北に上っているので、どんどん涼しくなるかと思いきや、そうは問屋が卸してくれなかった。
インドで一番暑いのは、実はこのあたりなのだ。

あ~、倒れそうなくらい暑いですわ・・・

ところで、砂糖って体を冷やす効果があるのをご存知でしたか?
だから、アフリカとかインドとか東南アジアとか、
暑いところの人たちは甘いもの大量に摂取する。
これらの国々で飲むコーヒーやチャイはめっちゃ甘い。

おそらくそれと同じ理由で、
暑いグジャラートのカレーは・・・なんと、甘かった。
星の王子さまカレーも驚くほど甘口カレーだったのだ。

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グジャラート・ターリー(カレー定食)。品数がビックリするくらい多い。野菜や豆のカレー、ご飯、チャパティーにパパド、たくさんのチャトニー。バターミルクに、さらに甘~いデザートまでと、盛りだくさん。しかも、デザート以外は全部がお代わり自由ってんだから、喜びの涙が止まらない。

甘いカレー?
と最初は戸惑ったのだが、
炎天下の中、歩いた後食べる甘口カレーは、なんだか体にスッと入る。

美味いじゃないか!?

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南インドを抜け、西インドに突入したら、北インド料理っぽいコッテリ味のカレーが増えたのだが、グジャラートのカレーは南インド風のあっさり味。カレーリーブス(カラピンチャ)も使われている。甘い以外は南インド風の味付けだった。南インドカレーが好きな人なら、絶対ハマれる。

食べ物の味付けは、
その地の環境に大きく依存するもの。
グジャラートの甘口カレーは、この灼熱の地ならではの絶妙な味付けだった。

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クラクラするような太陽が照り付ける中、甘口カレーを食べると
それを実感できる。

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グジャラート州の牛・水牛は質が良く、牛乳の濃度が濃いらしい。そのせいか、バターミルク(バターを作る際に牛乳を撹拌して分離された水分、乳精というものに塩などで味付けをされたもの)が超絶美味い。イタリア、ナポリのピザが美味いのと同じ理由だ。やはり、産地のモノはその場で食うのが一番。

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インドでも、例えばバラナシであれば、
各地方の料理を出してくれるレストランがあるので、
バラナシに行くだけで、インド全土のそれぞれの地方の料理の味を食べることは、確かにできる。

でも・・・それだと、地方の料理の味を堪能したことにはならないんですわ。
前回バラナシに滞在中、インド各地のカレーを食べてはみたけど、
やっぱり現地に来て食べる味は全然違った。
この場所だから、この味、
それをちゃんと実感してこそ、味が分かるってもんなんですわ。

わざわざ毎回8時間~12時間も時間をかけながらの大移動。
実際、大変ですわ。
でも、その地に着いて、その地ならではの極上の美味しさに出会えたら、
そんな移動の大変さなんて吹っ飛んでしまう。
インド全土、カレー食べ歩き旅。
今が一番、旅が楽しいかも。

2015.09.11 Fri l インド l コメント (2) l top

コメント

どうもです!最近のチャリヨシさんブログって自転車の話題が無いんですが、、、自転車乗ってるんですか?食研究にフォーカス中?
2015.09.14 Mon l ウガなか. URL l 編集
ウガなかさん、どうもどうも。あれっ!?言ってなかったでしたっけ。東南アジア&スリランカ&インドは食と音楽に専念するために、相棒チャリはバンコクに置いてきていて、今はバックパッカースタイルで旅しているんですよ。なので、チャリにはところどころでレンタルサイクルに乗るくらいです。本格的なチャリ旅はまたバンコクに戻ってから展開するつもりなんで、チャリ話はしばしお待ちを~。
2015.09.14 Mon l チャリヨシ. URL l 編集

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