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日本にいる時から、ヨガなるものの存在は知っていたのだが、
「ただの健康法の一つでしょ」
的な思い込みでしか捉えていなかった。
なので、オイラにとって、そんなに興味があるものではなかった。

が、世界を旅していると、
「世界一周旅の途中、インドでヨガを習ってきました」
といって、ヨガをやっている人たちに出会う機会があったりする。
最初に出会ったのは、ブラジルのサルバドールで
カーニバル参加のためにしばらく一緒に生活を共にしていたコウくんだったかな。
で、そういう人たちから話を聞いたり、実際にやっているところを見たりすると、
ヨガが、単なる健康法とは思えなくなってきたんですわ。

何か妙なパワーというか正体不明なオーラみたいなものが、ヨガに見え隠れするのだ。
いわゆる<スピリチュアル>的なものってやつか。

バリバリの理論派であるオイラ、
日本にいた頃は、
霊的なものとか、スピリチュアル的なものは
全く信じない、
というか、むしろ毛嫌いするくらいの傾向にあったのだが・・・

実際にそれを感じさせられるものを見せつけられては、
信じざるをえなくなってしまいまして。

逆に、気になってしょうがなくなってきていたんですわ。

このヨガにおけるスピリチュアル的なものの正体は一体なんなのか?って。

ということで、前回のバラナシ滞在中に
まずは自ら体験してみるべし、と
数日ヨガ教室に通って、ヨガをやってみたのは、
以前のブログに書いた通り。

ヨガって、何も知らずに体験すると、
ただの柔軟運動じゃん、って思うと思う。
日本のラジオ体操をちょっと複雑にしたものじゃん、
中国の太極拳をやるのと何が違うの?
って思うと思う。

でも、ヨガについてちょっと深く知ると、
ヨガはその先に<瞑想>につながる、
ってのが独自であり、面白いところなんだってことが分かる。


なんてことを書いていた。

バラナシでのヨガ体験は短期間だったにもかかわらず、
瞑想につながるところまで体験させてくれたおかげで、
そんなことを<理屈として>理解することはできたのだ。

が、あの時点では、
スピリチュアルなものを実感として感じとることは出来なかった。

理屈として
スピリチュアルな瞑想世界なるものがあるらしいということは分かった。
ヨガはそこに入り込むための方法ということも分かった。

しかし、瞑想世界なるものが一体どういう状態なのかは実感として掴めなかった。
瞑想世界は、入ってみないと分からない、という。
短期間のヨガ体験だけでは、瞑想状態に入ることはできなかったため、結局分からずじまい。

短期間すぎて、瞑想に入り込むだけのヨガ体を作りこむのに不十分だったのだ。

そこで、バラナシでのヨガ体験の後、
ヨガ体を作るための自己修練をはじめた。

ヨガのアーサナと呼ばれている
いわゆる柔軟運動のようなポージング。
バラナシで習ったいくつかのアーサナをやり続ければ、
ヨガ体になっていくだろうと、
毎朝、ビデオに撮らせてもらった先生のやるアーサナを見直しながら、
独りでポージングを取ることにしたのだが・・・

早速壁にぶち当たった。

毎朝、アーサナを真似てやっていても、
ヨガ体になっていくという実感が持てないのだ。

ポージングの何がどう作用して、
瞑想につながるヨガ体になれるのかが分からないため、
やっていることの効果が全然ピンとこない。

実はヨガのポージングは
ただそれっぽく真似ればいいというものではなく、
ちゃんとした<正しい型>なるものがある。
骨格、筋肉を正しい型で整えることで、
初めてヨガ体になれるのだ。
ヨガに先生が必要なのは、その<正しい型>を教えてもらうため。
ポージングをしている時、正しい型になっていないなら、
アジャストと言われる調整をしてくれるのが、ヨガの先生なのだ。

う~む、体験入学&独学では限界があるな。
やっぱり、ヨガの聖地と言われているリシケシに行って、
ガッツリヨガ修行しなくちゃいかん、か。

ということで、
二度目のインド訪問では、
ヨガ修行のために1か月くらいリシケシ沈没して、
ちゃんとした先生について正しいポージングをしっかり習い直そう
と考えていたんですよ。

・・・が、
一度目のインド訪問の後、訪れたタイで
お世話になっていたジュンちゃんが出張で日本に戻った際、
頼んで買ってきてもらった<体感して学ぶヨガの解剖学>という本。

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ヨガを学びたい人必読!名著です。

この本が独学の壁を見事に粉砕してくれたんですわ。

「筋肉と骨格でわかるアーサナのポイント&ウィークポイント」
と、副題に書かれている通り、
この本は、骨格と筋肉を正しい型で整える方法を解説した本。
しかも、解説がめっちゃ具体的で分かりやすい。
まさに、求めていたことが書かれている本だった。

この本と出会ったおかげで、
その後、東南アジア&スリランカ&南インドを旅している間、
自己流でもそれなりにヨガ修行することができまして。

リシケシに到着した頃には、
それなりのヨガ体を作り上げることができてたんですよ。

さて、
リシケシにはヨガ修行を行うためのヨガ道場であるアシュラムという施設がたくさんある。
そこには宿泊施設も併設されていて、
朝から晩までヨガ漬け生活を送れるようになっている。
ヨガ修行に没頭したい人にはうってつけの施設だ。

始めはオイラも
リシケシに行ったら
アシュラムに泊まって
朝から晩までヨガ生活をするぞ、と意気込んでいたのだが・・・

アシュラムは軍隊みたいな生活で、
ヨガのやりすぎで逆に体が壊れることがある、といった話を聞いたり、
リシケシに到着した時には病み上がりだったってのもあり、
アシュラムに泊まるのは止め、
とりあえず、ゲストハウスに泊まり、
アシュラム以外にもヨガ教室がたくさんあるので、
その中で評判のよさげなヨガ教室に通ってみることにしたんですわ。

で、訪れたヨガ教室が
「Rajendra Yoga&Wellness Center(ラジェンドラ・ヨーガ&ウェルネスセンター)」

ラジェンドラ先生が運営する小さなヨガ教室だった。

こういうのは、
生徒がいっぱい集まっているところがよさそうに見えたりもするのだが・・・
実はそうじゃない。

生徒数が多いと、先生の教え方は大雑把になりがち。
逆に生徒数が少ない小さいヨガ教室の方が、
先生が細かくアジャストしてくれるので、よかったりする。

で、アジャストの上手さが素晴らしいという評判も聞いたので
ラジェンドラ先生のところに来てみたのだが・・・
聞いていた以上に面倒見のいい先生で、
丁寧に細かいところをアジャストしてくれ、
ヨガレッスンとしては、大満足のものだった。

いい本に巡り会え、一応自分なりにヨガ体を作り上げてきたつもりだったのだが、
そこはやっぱり独学の限界ってものがありまして。
実際にラジェンドラ先生からアジャストされて、
「おお、なるほど、こうやったほうが体が気持ちいい」
ってことを実感できるポイントがいくつもあり、
目から鱗が落ちまくり。

朝2時間、夕刻2時間のレッスンに
一日二回通うこと、5日間。
独学でやっていた下積みがあったからこそなのだが、
思っていたより短期間で、
オイラ的には、満足のいくヨガ体になれた気になってしまったんですよ。

満足のいくヨガ体になれたっていうのは、どういうことかというと・・・
瞑想状態に入りやすい体になってきたということ。

実際、締めのポーズとして行う
全身の力を抜く<屍のポーズ>を3日目の夕刻にやった時、
フッ、と意識が飛んで体が地面と一体化するような感覚に陥りまして。

あ、なるほど、これが<ヨガ的に瞑想に陥る>ってことなのかな、
と実感することが出来たんですわ。

正体不明だったヨガのスピリチュアルの謎が、
断片的ながらも、実感として掴めたってことで、
リシケシでのヨガ体験は5日間で終了。

・・・え?それでいいの?
1カ月ヨガやるつもりじゃなかったの?
やり続けたらもっと深い世界に辿り着くんじゃないの?

ええ、そのとおり。
ヨガはやり続けると果てしなく深い。

が、逆に、深さが見えてしまったが故に、
今オイラが深掘りしたいのはココじゃないってのも分かっちゃいまして。

今オイラが深堀りしなくちゃいけないのは、太鼓の世界なんだよ、
ヨガを深堀りしている場合じゃない、ってことを強烈に自覚してしまったんです。

そうだ、早くバラナシに戻って、タブラー修行を再開しなきゃ、と。

ヨガをやればやるほど、
その想いを強く感じるようになってしまい、
5日間ヨガをやったら、もう気分がヨガどころではなくなってきてしまいまして。

いや、ヨガが面白くなかったワケではない。
むしろやればやるほど、楽しくはなってきていた。
それなのに、ヨガをやればやるほど
ヨガを終えたくなる。

そういえば、ヨガをやることで
断捨離の感覚が身につくともいう。
余分なものを捨て、本当に必要なものが見えてくる感覚だ。

オイラにとって今本当に必要なものは太鼓ってことが浮き彫りになってきたってことか。

う~む、なるほど、
この一見矛盾しているように思える境地は
ヨガのスピリチュアル効果ってやつの一つなのかも。

ヨガをやって辿り着いたのは、
ヨガをやればやるほど
ヨガが分かれば分かるほど、
ヨガが楽しくなればなるほど、
逆にヨガを終えたくなるっていう、
不思議な境地でした、ハイ。

2015.10.23 Fri l インド l コメント (0) l top

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