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第二回タブラ修行は、早くも9日目。
今日もいきなりまた叩き方を直された。
いまだに叩き方を直される。
まだまだ基礎すら出来ていないってことだ。
直されたのは、またもや<ナ>の音。

師匠の言っていることは最初から変わらない。
<ナ>の音を叩く時は、
薬指と小指の位置をココに置いて、
手の角度はこうで、
手首はちょっと下げて、
叩く時は指だけ、人差し指と中指をふり、
人差し指だけタブラーの端のこの位置にぶつけて音を出す、
と正しいやり方をずっと言ってくれていたんですよ。
今回も同じことを言われているだけ。

何度も何度も言われているのに、オイラは出来てこなかった。
言われた時には直すのだが、
自分だけで叩き始めると、叩きやすいやり方に崩れてしまっていた。
師匠が目の前で実践してくれ、さらにオイラの手の上で叩いてくれたりして、
事細かく教えてくれて「分かった?」と言ってくれる度に「わかった」と答えていたのだが・・・
わかってなんていなかったんですよねぇ。
アドバイスを聞いているようで、聞いてなんていなかったんですよねぇ。
だから、勝手に型を崩しちゃってた。

師匠の言う型の意味を理解するまで踏み込めず、
ただ、師匠のやる正しい型を真似ようとしていただけだったんです。
ホントの意味で分かってなんていなかった。
分からないから、型が崩れてた。

だから、いつまでたっても、上手く叩けるようにならなかった。
そして、それを悩んでいた。

が、今度こそようやく<分かった>。
何故いつまでたっても上手く叩けるようにならないのか、
前回からひたすら時間をかけて悩んだ結果、
今回師匠の言う正しい型が、なぜ正しいのかってのを、ようやくちゃんと理解したんですわ。

理解、そう、やっと真似ではなく、正しさを理解できたんですよ。
なぜ薬指と小指をここに置くのか、
手の角度、手首の角度はなぜこうなのか、
それらが<いい音>を出すためには、そうでなきゃいけないってことが分かったんです。

ケシャヴ師匠がいいのは、分かるまで根気よく教えてくれること。
同じことでも正しいことは何度でも言ってくれること。

分かっていない人間にアドバイスをしても、聞き入れないもの。
先人達が散々転んできた道があり「それをしたら転ぶよ!」と教えられても、
敢えてまたそこで転ぶ。
虚しいけど、それが人間のサガ。
そして、何度も転んで<やっと>気付けるようになるのだ。
アドバイスの意味を。

2015.11.04 Wed l インド l コメント (0) l top

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