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もともと宮廷料理だったレシピは、
やがて官吏の家庭に伝わり、
後に庶民層へ広まったと言われている。
こうして発展していったフエ庶民料理、
代表的なものには
麺料理であるブン・ボー・フエや
包み料理であるバイン・ベオ、バイン・ボ・ロックなどがある。

―地球の歩き方より抜粋


ということで、
フエ料理はなにも高級なレストランに行かなきゃ食べれないってワケじゃない。
そこらへんの食堂でも、美味しいフエ料理が食えてしまうのだ。

まず食べたのが
麺料理である<ブン・ボー・フエ>。

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激辛麺という触れ込みだったが、
そんなに、というか全然辛くなかった。
インド生活で辛さ感覚が麻痺してしまったのだろうか?
味は、まぁ普通。
麺は太めで柔らかい米麺。

次に食べたのが
町の至る所で食べれる<コム・ヘン>。

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とにかく具だくさんの混ぜご飯。
お椀の下にタレがあるので、
山盛りに盛られて運ばれたご飯をよく混ぜてから食べる。
朝ごはんに最適。
普通に美味い。

そして、フエ庶民料理の代表格ともいえるのが<バイン・ベオ>。

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小皿一枚一枚に米粉生地が入れられており、
蒸されたその米粉に、海老でんぶとカリカリに揚げた豚皮が乗せられて運ばれてくる。
ベトナムの魚醤であるニュクマムベースの甘酸っぱいタレをつけて
小皿からスプーンですくってツルっと食べる。
かなり美味い。
わんこ蕎麦のような感覚で、何皿でも食べれちゃう。

ただ、オイラ的には
バナナの葉で包まれた米粉とタピオカをペースト状にしたものを蒸した
<バイン・ナム>の方が好み。

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味付けとして海老のでんぶが乗せられており、
味的には、ほぼバイン・ベオと同じ。

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これも、ニュクマムベースの甘酸っぱいタレをつけて、ツルっと食べる。
ただ、食感が微妙に違う。
オイラ的には微妙に柔らかいこの食感が、激ウマ。

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さらに、<バイン・ナム>に似た料理に<バイン・ロック>というのがある。

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こちらは、海老の身そのものが入ったタピオカ餅。
<バイン・ナム>と同じくバナナの葉に包まれている。
こちらも美味いが、
タピオカだけだとつるりとしすぎてて、個人的には食感がちょっと物足りない。

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さて、最後に紹介するのが、
オイラが最も気に入ったフエ料理である<バイン・クオン>。

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甘辛味の豚肉と野菜をライスペッパーで包んだフエ風春巻き。
なのだが、ライスペッパーがほどよく柔らかくて
まるで、米粉皮で包んだ蒸し餃子のような絶妙の口当たりなのだ。

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生春巻きだとこの絶妙の柔らかさは出せない。
餃子好きな人は、
ベトナムのどの春巻きよりも
絶対この<バイン・クオン>が気に入るはず。

ちなみに、ベトナムは生春巻きが有名だが、
実はあまり店では生春巻きを見かけない。
それが、実際にベトナムに来ての驚きだった。
揚げ春巻きである<チャー・ゾー>はどこでも食べれるのだが。

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ただ、公園でライスペッパーを片手にクルクル巻きながら
タッパー弁当を食べている女の子を見かけたりするので、
生春巻き、店ではあまり出ないが、庶民的な料理であることは間違いない。
日本で手巻き寿司を出している店があまりないのと同じ感覚なのかも。

2016.03.20 Sun l ベトナム l コメント (0) l top

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