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飯代も高い香港で、
なんとか食べれる値段で提供されているのは餃子。

ということで、香港では
今まで以上に、餃子を食べ歩きしてまして。

で、宿がある九龍地区にあるいろんな店の餃子を食べ歩いた結果・・・
オイラが今のところ香港で一番だと思うのが、
佐敦佐敦道26E地下D2舖にある<北方餃子源>という店の水餃子。

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モチモチの皮なのだが、つるんとして喉越しが最高。
中身の具はめっちゃジューシーで、ガッツリ味がついている。
醤油や酢なんてつけなくて、そのまま食べても十分美味い。

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店長おススメ<茴香餃子>。茴香【ウイキョウ)とはフェンネルのこと。フェンネルがガッツリ効いてて美味い。なるほど、インドで習ったスパイスをこういう風に餃子に応用していけばいいのか、とめっちゃ勉強になった。

ここの水餃子の味は、
オイラの理想としていた水餃子の味だった。

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小さな店内はいつもお客がいっぱい

で、他の店の餃子と食べ比べながら、
なぜ、この店の餃子がこんなにも美味いのか、
毎日探求しまくったんですよ。

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白菜餃子。一番安いが、もちろん美味い。

そこで、2つのポイントを発見しちゃいまして。

まず、その1。
中身の具はジューシーであるべし。

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荸薺餃子。荸薺とはWater Chestnutのこと。日本ではひしの実というらしい。レンコンに似てシャリシャリサクサクな食感。面白いし美味い味だった。これも、店長おススメの一品。

皮を破ると中から肉汁が溢れてきて、おっとっととなるくらいの餃子が美味い。
他の店の餃子で「味は美味いんだけど、イマイチなんだよなぁ」
って思わされる餃子は大抵、ジューシーさが足りなかったのだ。
その点、<北方餃子源>の水餃子は、小籠包も顔負けくらいのジューシーさがある。
これが、第一の秘訣だったのだ。

一時、餃子はタレが命、
と、中身の味付けよりも、タレの味付けに凝っちゃった時期があったのだが、
水餃子に関しては、中身の味付けをガッツリしたほうが美味しい、ということも再確認。

そして、その2。
一見無骨なワンタン的な包み方。

餃子って綺麗にヒダがついていると美味しそうに見えるじゃないですか。
だから、オイラも包み方には注目していたんですよ。
そういう意味で、
最初、北方餃子源で出された水餃子を見た時、う~ん、って思ってしまった。
ヒダなんてなく、ただ半分に折った皮をくっつけただけ。
美味しそうに見えない包み方だったのだ。

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が、食べてビックリ。
なんじゃこりゃ、っていうくらい美味い。
皮の食感が最高に素晴らしかったのだ。

で、他の店で、綺麗なヒダで包まれていて、味もまぁ美味しいのに
食べごこちイマイチだった水餃子を食べた時、気づいたんですよ。

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ネットでは絶賛されたいた某餃子店の水餃子。まぁ普通に美味しいといえば、美味しかったのだが・・・

「そうか、あれが美味しい餃子のカタチだったのか!?」と。

そういえば・・・
と思って、ウイグル自治区のウルムチでハマった水餃子の
写真を改めて見返してみた。
すると、やっぱり、ヒダなんてない。
北方餃子源の包み方と同じ系統の
一見無骨なワンタン的な包み方だったのだ。

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なるほど!!!

中国には綺麗な餃子の包み方がいくつもあるのに、
なんであえて、こんな美味しそうには見えない包み方をするのかなぁ・・・
って思っていたんだけど、
この包み方は、味的に(食感的に)大きな意味を持った包み方だったのだ。

ということで、
<北方餃子源>のおばちゃんに無骨な包み方を習う。

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いやぁ、皿に盛られてでてくるとブサイクに見えたけど、
おばちゃんが次々と早業で包んで綺麗に並べられていく餃子は、
芸術的な美しさを放っていた。

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あ~、なんか、
ある意味で辿り着いちゃった感があるぞ。
それくらいこの旅の餃子修行の中でのデッカイ発見だった。
水餃子はココを究極としていいんじゃないのか?
この餃子のカタチと味を目指せばいいんじゃないのか?

おそらく、中国ビザが受理されなかったのは、
この<北方餃子源>の餃子に巡り会わせるために
旅の女神が仕組んだことだったに違いない。

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この店は、揚げ餃子も美味い。これは韮餃子。絶品。

2016.04.19 Tue l 香港 l コメント (0) l top

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