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西安の名物に肉夹馍(ロージアモー)というのがある。
煮込んだ豚肉を細かく刻み、焼いた小麦粉生地に挟んだものだ。
西安を歩いていると、「肉夹馍」と書かれた看板だらけで、
どこでも食べることができるほど、西安では超メジャーな食べもの。
一個5元くらいで食べれる庶民の軽食。
中国風ハンバーガーなんて言われたりしている。

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なので、西安滞在中、
オイラも何度か、この肉夹馍を食べてみたのだが・・・

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まぁ、イマイチだったんですよ。

肉はともかく、外側のパンがダメだった。
モサモサしてて、肉の旨みを殺してしまっている。

名物に美味いモノなしだな
なんて、思いながら西安を後にして、
やってきた洛陽。

昨日は、雨のため宿に到着するのが遅れてしまったので、
めっちゃお腹が減っていた。
なので、すぐに食べれるところで、
ということで、夕食は宿の近くにあった食堂へ。

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西安に近い洛陽でも肉夹馍はよく食べられているようで、あちこちの店に肉夹馍の看板が掲げられている。

とりあえず、すぐに出てきて腹の足しになるものということで、
肉夹馍を頼んでみたところ・・・

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これがめっちゃ美味かったんですわ。

いや、ひょっとしたら
腹が減っていたため、美味しく錯覚しただけかも、
と思って、今朝、また食べてみたのだが、
やっぱり美味い。

ここの肉夹馍は、外側のパンが絶品。
南インドのパロッタのように渦巻き状にした小麦粉を
外側がパリパリになるように焼いている。

肉夹馍はどれも同じかとおもっていたのに、
どうやら、いろんな流派があるらしい。

この店の肉夹馍は、
<潼关肉夹馍>という数ある肉夹馍の中の一つの流派とのこと。

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作っているところを見せてもらったのだが、
トロトロになるまで煮込んだ豚肉(日本で言えば豚の角煮のようなもの)を
まな板に乗せ、包丁でほどよい細かさにチョップする。
そして、青唐辛子を混ぜる

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・・・ん?デジャブ。
この光景どこかで見たことがあるような・・・

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そうだ、メヒコのタコスだ。
メヒコのタコスはまさにこの手順で調理した具を
トルティーア(トウモロコシ粉で作った薄パン)に挟む。

肉夹馍はトルティーアの代わりに小麦粉で作ったパロッタパンに挟んでいるが
違いはそれくらい。
これにサルサをかければ、タコスになるであろう。

タコス好きなら間違いなくハマる味。

う~む、潼关肉夹馍が美味すぎて、
今日は、昼も、これを食べてしまった。
この味を知ってしまうと、他の肉夹馍はもはや食えない。

いやぁ、しかし、一度ダメだと思った料理に
こんなにハマるとは。

中国は、店によって全然味が違ったりするから、
一度食べて微妙だったからと言って、
その料理自体を敬遠しちゃいけないな、うんうん。

2016.06.06 Mon l 中国 l コメント (0) l top

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