
シーズン中の中央アジアはチャリダー率がめっちゃ高い。
そんなチャリダーが集まるこの宿。
今日も、朝起きたら、中庭に、
ちっちゃな自転車をいじっている一人のチャリダーがいた。
ん・・・ちっちゃな自転車?
そう、折りたたみチャリだった。
オイラの相棒とは違った型の小径車、
20インチタイヤの折りたたみチャリ、
<アメリカ製のバイクフライデー>。
細見夫婦のブログに南米で出会ったとか書かれてたのを読んだりしていて、
そのチャリに乗って旅をしている日本人チャリダーがいるという噂は以前から聞いていた。
で、中庭でちっちゃな自転車をいじっていた人は、
その噂の日本人折りたたみチャリダー、NGさんだったのだ。

偶然にも、こんなところで遭遇。
NGさんは、冬の間半年日本で働いて、
その稼いだお金で夏の間世界を走るという旅スタイル。
そんなスタイルをずっと前から続けている。
で、この夏はまだ走っていない中央アジアを激走。
オイラと逆ルート、東から走ってきたところを
ちょうど、ココで鉢合ったってワケなのだ。
いやぁ、なんかね、
他のチャリダーと出会うのとは、
テンションの上がりかたが違った。
折りたたみチャリならではの苦労を
実感として共有しているからさ。
話をしてても、通じることばかり。
そりゃ、盛り上がるわけでして。
さらに、NGさんとはなんと、同い年だったし。

ちなみに、NGさんのチャリは、
スーツケースを貨物車のように後ろにつけて
ひっぱっていくスタイルなのだが・・・
輪行する際、なんと、チャリをたたむと、
チャリがこのスーツケースに入っちゃうとのこと。
おかげで、飛行機で預け荷物をしても、
チャリを壊される心配を全くしなくてすむんだと。
走る時にはアディショナルな荷物入れ、
輪行時には自転車入れとなる
スーツケース付。
これ、バイクフライデーの仕様。
うむむ、よく考えられているなぁ、さすがアメリカ製。
相棒チャリへ余分な負担をかけないようにできている。
それに比べて、オイラは・・・
相棒に負担かけすぎてるんだよねぇ。
そんな負担のせいで、またもやトラブル。
なんと、
最近また増えつつある後ろ荷物の重さに耐え兼ね
折りたたみ機構部の留め具であるネジが折れてしまいまして(涙)

このネジ折れがどれだけ深刻なものなのかは、
BD-1ユーザーにしかわからないでしょうけど、
これ、かなり涙モノのトラブル(涙)
とりあえず、ブルガリアで責自さんに会ったときにもらった
荷物止めロープで応急処置しましたケド・・・
ああ、中央アジアでは、どれだけトラブルが続出するんだよぉ(涙)
やっぱり会える運命ですね笑
最近、つくづく思うんですよ。チャリダー同士の遭遇率って本当に高いなって。